東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

今年度の入試がすべて終わりました

2023-03-25 09:53:44 | 日記
 今年度の入試結果がすべて揃いました。

 高校入試は当教室の生徒、そろばん教室卒業後も入学まで関わった生徒の全員が第一志望に合格しました。

 大学入試は悪くとも第二志望合格となり、全員が現役での進学を決めました。

 今年度受験の生徒は、中学校・高校の3年間を禍の中で過ごしたわけです。そんな中でも、腐ることなく自分にむき合い頑張ってくれました。

 この全員が口を揃えて言ってくれることが1つあります。それは「今やったら兄せん(←私のことです)の言ってることが分かる。全部ちゃんと繋がってんねんな〜」ということですね。

 そろばんを習っていた頃に「やらせて」いた漢字学習・夏休みチャレンジ(暗誦課題)、都道府県、県庁所在地を全部漢字で覚える、毎日やらなきゃいけない課題を出す…。ひたすらに「学年に応じためんどくさいこと」をやらせました。

 これが嫌で教室を去っでしまう生徒がいないわけではありません。やらないほうが明らかに指導は楽です。しかしながら「積み上げることの大切さ」を「積み上げるべき期間」が終わってから理解したのでは遅いのです。やらされてでも積み上げるべきは積み上げることが必要です。後から振り返ってその意味がわかったときに、それまで積み上げた量がものを言うのです。

 何かの節目に見せてくれる「輝かしい笑顔」は、それまでの積み上げに比例する。私はこう考えています。

 時代に合わせてその「やらせる」方法や声かけは変わっていて当たり前です。というか、変わらなければいけません。それは「甘やかす」ということではなく、また「自分でやらないとダメだ」と口で言うだけでもありません。

 子どもたちと真正面から取組み、その課題を見つけて、なってほしい姿を伝え続ける。そろばん→塾→高校生活まで関わるという、なんともまあ変則的なやり方だからこそできる部分は大きいのかもしれません。

 10年以上関係が続いている教え子が教室にはたくさんいます。こうして長い間お子様をお預けいただくことには感謝しかありません。
 辞めたあとも折に触れて報告に来てくれる、そして「行っておいで」と送り出していただける。こうした保護者の皆様の想いにも感謝しかありません。

 生徒のみなさんに、保護者の皆様に、支えていただいて23年目の春を迎えることができました。

 社会も元へ戻ろうとし始めました。子どもたちもこの3年間を取り戻していかなければなりません。

 これからもたくさんの笑顔があふれ、桜が咲きほこる教室にしていきたいと思います❗
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公立高校の合格発表

2023-03-20 10:51:35 | 学習・塾に関する中身

 本日、大阪府公立高校一般入学者選抜の結果発表が行われました。

 当教室の生徒、そろばん教室卒業後も入試まで関わった生徒。全員が第一志望に合格となりました。なかなか最後まで火が付かなかった生徒も、年末くらいからの追い込みは素晴らしいモノがありました。毎年毎年、生徒たちの内なるポテンシャルのすごさには驚かされることしかありません。

 

 ~私の教室で最後まで頑張ってくれた皆さんへ~

 第一志望への合格、おめでとう。最後までよくついてきてくれました。君たちは3年間、禍に苦しめられました。それでも腐ること無く、最後までやり抜きました。ずっと伝え続けてきたこと、入試が近づくにつれて結果につながっていく様子は見ていて頼もしいものでした。そろばんの先生であるがために、テスト期間に早い時間から塾で授業することもできず、変則的な時間割の中よく努力してくれました。君たちは先生の自慢の教え子です。ありがとう。

 ただ、君たちはまだまだ発展途上です。手を抜くこと無く、でも高校生活を存分に楽しんでください。

 そして、最後までお子様をお預けいただいた保護者の皆様にも改めて感謝申し上げます。至らぬところばかりだったかとは思いますが、大切なことを伝えることはできたと思っております。

 さて、毎年この日に書いていることがあります。今日、残念ながら結果が伴わなかった皆さんは、何ら恥じることはありません。悔しい思いはどれだけもっていてもかまいませんし、後悔が無いと言えば嘘になるでしょう。しかしその努力には何の偽りもありません。あなたたちの値打ち(魅力)は

今までの人生+これからの人生

で決まります。そして、その大きさ(長さ)は「これからの人生」の方が圧倒的に長いのです。どうぞ前を向いて進んでください。

 そして、2次募集に挑む皆さんは最後の最後まで足掻ききってください。その先には、未だ見えない何かが必ず待っています!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする