東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

クリスマスパーティー終了しました

2013-12-24 01:32:42 | 日記
 本日、中学生のパーティーが終わりました。(中学生以上はどんなことをするのかは中学生になってからのお楽しみ)

 小学生はたこ焼きパーティーでした。毎年ほかの習い事のパーティーと重なる生徒がいたので、今年は早めにしかも授業日を使って行いました。それでも欠席がでたのは不思議で仕方ないのですが…。

 ちなみにたこ焼きに使った総量をお伝えしましょう!

 たこ焼き用ミックス粉:12kg たこ:約2.5kg  チーズ:約2.5kg  コーン缶:約3kg  天かす:3kg
 キャベツ:12玉   カツオの粉:約1kg   ソース:2kg   マヨネーズ:2kg  水:50ℓ

 1日4時間、3日間焼き続けてこの量がなくなりました。(ちなみに去年の約1.5倍) 終わった感想は「怪獣かっ!!!!!」。気持ちいいほど食べてくれました。

 中学生が何をしたのかは内緒です。

 そして保護者の方々にお聞きした質問に答えておこうと思います。(聞かれたご本人にはもちろん直接答えていますよ)

Q:参加費はどうして無料なんですか? ともう一つ Q:授業日に行って授業の振り替えはないんですか?  この質問は答えが同じです。

A:子供たちが、異なる学年の子供たちと仲良くすること。たこ焼きが焼けるまで順番に待つこと。遊ぶ時でも羽目を外しすぎてはいけないこと。上の学年の生徒は、下の学年の生徒の面倒を見ること(たいそうなレベルのことではなく、椅子を譲るとか、お茶を入れてあげるとか、マヨネーズやソースをかけてあげるとか。そんなレベルです)。こうしたことを学ぶ場にもしてあげることができればと考えているからこそ、このような企画を実施しています。だから、当教場のお楽しみ会は授業の一環です。だから、お休みではありません。

 というわけで、振り替え授業もありませんし、授業の一環ですから参加費も必要ありません。

Q:アレルギーの生徒はどうしているんですか?

A:できるだけみんなと同じようにしてほしいので、たとえば卵アレルギーなら、生地から卵を抜いて、ホットプレートも別にして、あとは一緒にしています。甲殻類アレルギーなら、コーン・チーズを用意しています。過去には小麦粉アレルギーの生徒がいました。その場合は、ご飯を丸く焼いてチースで固めて、「チーズボール」として提供しました。この時はほかの生徒も興味津々で、食べたがりました。こうしてアレルギーのことを、子供たちが深く理解するきっかけになってもいいと思っています 。

 さて、子供たちは割と笑顔で帰ってくれたので、それなりには楽しんでくれたのでは?と思いますがこればっかりは直接聞いたわけではないので、自信はありません。

 そして、特に学習塾では「小学生の間はクリスマス会があったけど、中学に入ってからはそんなんなかったで」。との意見を耳にしました。ふ~ん。じゃあ、それは完全に「釣り」ですね。中学生になったって、大人になったって、イベントはワクワクするもんですよね。中学生であっても、普段一生懸命頑張っているからこそ、たまには先生がピエロになって子供たちが主役のイベントを行う。そして、少しでも子供たちと信頼関係を築きたい。そう願うからこそ、このような「大人にとってはしんどい」イベントをやるわけです。

 あ~。授業料と結果のみを求め続けるドライな関係は、私の考え方には全然合わないです。もちろん、楽しいだけではだめですが…。
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検定試験報告書

2013-12-15 21:06:29 | 日記
 今年度から、検定試験の結果とその練習過程で指導者として感じたこと、お伝えしたいことを書いて「検定試験結果報告書」として、受験者全員にお渡ししています。

 これを作るようになって、今回が5回目の検定試験でした。瓢箪山教場は珠算・暗算のべ47名の受験で全員合格。石切教場は2名の不合格者が出ました。そのうちの1名は「挑戦者」だったので仕方ないかな?。もう1名は「甘く見ていた」感じでした。

 報告書を書きながら思ったのは、「練習量」の違いでした。特に暗算1・2級を受験したそれぞれの生徒は、練習のたびに点数がグングン伸びていく印象を受けました。さらに、5級を受験した3年生は、競技大会の練習と同時進行ながら、申込時は手も足も出ない点数だったのに、受験時には満点近い点数をはじきだしました。

 こうした生徒たちの努力は大人の私から見ても脱帽ものです。そのほかにも、普段は見せない努力をした生徒が多数いました。

 こうして結果を見てみると、結果を出す生徒と出さない生徒の違いは明白です。それは「努力をしないこと」

 みんなどうすれば上手になるのか・結果が出るのかは知っていいるんです。努力すればいいんです。でも結果を出さない(いや、出せない)生徒が共通して言う言葉があります
 「どうしたらいいのかわからんねんもん」

 違いますよね、「努力しなくても結果が出せる(楽して上手になれる)」やり方が分からないだけなんですよね。

 結果は努力に正直です。ずっと自分に自信を持てなかった生徒が、連続して合格の結果が出せるようになってきて変わり始めています。そして自信がつくと伸びるスピードの速いこと。

 今は3年生がたくさん伸び盛りを迎えています。次はあなたの番ですよ。ぜひ「コツコツ努力」してみませんか?。保護者の皆様、是非机に座りあって、大人は読書なりパソコン仕事なりをする。お子さんは勉強なり、そろばんなり努力をする。そんな時間を作ってみてはいかがでしょうか?
 「勉強しなさい!」。私も生徒たちだけでなく、自分にも向かって言うことにします。いつまでも子供たちに胸を張って「先生だって毎日努力してるんやぞ!」と言えるように
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