東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

夏休み終わる

2024-08-25 23:08:16 | 日記

 さて、怒濤の夏休みが終わりを迎えようとしています。

 

 そろばんでは実に4年ぶりに「通常通りに」夏祭りを実施しました。禍以前との一番の変更点は「アイスクリーム」ですね。以前は箱のアイスを買ってきてサーティワンさんのように「すくってカップに入れる」形式で提供していました。しかしながら、握力が持たないことや衛生面を考えると個包装のほうがいいだろうということで、これからも個包装のアイスを提供することにしました。

 また、ミルクせんべいやうまい棒といった定番お菓子が7月中旬には品薄で手に入りにくい状態となっていましたので、思い切ってお菓子は少なめにして「パンケーキ」にしてみました。これは意外に好評でした。夏の定番になりそうですね。

 

 塾では夏期講習をしていました。毎回毎回授業の開始時に「自分で考えて行動しなさい」と言い続けましたが、行動変容できたのは半数というところでしょうか。まだまだ伝え続けねばなりません。これはまだまだ私の課題ですね。「やらされる勉強」ではなく「自らする勉強」になれば、何事に関しても強いですから。

 そうそう、夏休み前に「学習塾の募集はしていますか?」と複数のお問い合わせを頂戴しました。非常にありがたいことなんですが、原則として私の学習塾は「そろばんを習っている生徒」に限定しております。また小学生の間にそろばんを辞めてしまった生徒も原則として対象外にしております(これは通っている塾が閉鎖されたなど、特殊なご事情の場合はご相談をお受けすることがあります)。

 塾で学習指導をするというのはとても大変なことです。そろばん以上に人生の選択を左右することが大きくなるからです(もちろん、そろばん指導でも同じですが、学習指導は進路指導に直結しますから)。だからこそ、長年お預かりして築いてきた「信頼関係」を大切にしたいと考えているのです。というわけで、もし当学習塾をご検討されているようでしたら、遅くとも「4年生の終わり」までにそろばん学習を始めることをご検討ください。

 

 ようやく夏休み期間が終わり、通常授業へと戻ります。さて、私の体力は戻るのでしょうか?…

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お盆休みは何してるの②

2024-08-13 15:00:02 | 日記
さて、夏祭りが終われば(カレンダー的には土曜日からですが)月曜日からお盆休みです。

まずはホームセンターでお買い物をしてからいよいよ開始です。コロナ禍で換気扇設置とともに掃除をよりしやすくするために、じゅうたんからフロアカーペットに敷き替えたのですが、4年も経つと汚れが目立ってきたので思い切って総取り替えしました。


まず片付けをはじめて

机をよける場所がなくなるので1部屋ずつ敷き替えていくのです。

カーペットを撤去した方から見るとこんな感じ

まずは1部屋終了

そして2部屋目へ

カーペット撤去前(撤去後は撮り忘れ…)

敷き替え完了

あとは、現状復帰して終わりと。これだけで丸3日かかりました。なぜか?教場が古いので、タイルカーペットを撤去した後、床をきれいに拭き掃除して、乾燥させるのに1日空けるからなんですね。湿ったままでカーペットを敷くとカビが生えるので…。

てなわけでお盆休みはこんなことをしております。(DIYが趣味なもんで、お仕事を兼ねているだけです)






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お盆休みは何してるの?

2024-08-13 14:48:42 | 日記
当教場は8月12日〜16日までの1週間がお盆休みです。

お盆休み前の8月7日〜9日は当教場恒例の「夏祭り」を行いました



スーパーボールすくいをしたり

アイスを食べたり

お菓子を食べたり

パンケーキを食べたり

いろんな商品が当たる(かもしれない)くじ引きをしたり、写真を忘れましたが「手作りうちわ」を作ったりと、楽しんでもらえるようにあの手この手で頑張りました。

で、お盆休みは何してるの②に続きます。





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ブログを更新することは

2024-07-28 23:40:26 | 日記

 なかなかに難しいことです。書きたいことがそういつもいつもあるわけではありません。日常のちょっとしたことを発信すればいいのでしょうが、たかだた数行から十数行(しかも改行だらけ)の中身がスカスカなブログを書こうとは思いません。

 ブログという発信手段は、こちら(書き手)の想いをできるだけ正確に読み手に伝えることができる手段だと思います。私は職業柄、同業者のブログをよく拝見するのですが、読んでいるとひきこまれるブログを書く方がおられる一方で、方針や考えがコロコロと変わる方もいます。

 もちろん子供達を指導する中で、どうしても今のままでは難しいと感じることがあるのは事実です。私もこのままではいけないと何度も感じています。たとえば、私は塾指導において「小テスト」というものをほとんどしません(英単語テストはします)。それは「小テストをクリアすることが目的になる勉強は良くないから」という私自身の考えに依るところが大きいものです。

 しかし、学校での授業が「知識授与型」の授業から「能動的な学び」を提供するものへと変化しています。これによって、本来「身につけさせられる」べき様々な基本的知識が欠落している生徒が激増しています。

 たとえば「英単語」や「漢字の読み書き」はもちろんのこと「言葉の定義」や「人名・地名などの固有名詞」「語彙とその意味」など、「新しい事柄を思考していくための基礎的な知識」を時には「強制されてでも」身につけていく。私はこれが義務教育課程であり、子供時代にどれだけ豊かな基礎知識をつけたかでその後の人生が左右されるとも考えています。だから「小テストを導入した方がいいのか」と悩んでいる日々です。

 どうやら教育現場はこの考え方を「知識偏重」として避けようとしています。だからこそ基礎的知識をきちんと身につけるという「泥臭い勉強」をするべきなのです。そろばんはこうした「泥臭い勉強」の入り口に最適なんです。努力が結果に正直であること。完全にアナログで自分で操作しない限り答えが出ないこと。などあげればキリがありませんが、そろばんで育った「泥臭い努力」が「泥臭い勉強」の支えになるのです。自分の普段(不断)の努力がそのまま結果に現れるんだということを、「小テスト」という手段を使わずに伝えるには?ともう少し悩もうと考えています。

 というわけで、ブログを更新するときは、これくらいの想いがでてこないと難しいというお話でした。

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懇談から

2024-07-14 12:00:00 | 日記

 私が得ることがでいるコト・モノはとても大きいんです。当教場では希望される方と懇談会を行っています。基本的には2者懇談ですが、これまでの最大は6者:母・父・祖母・祖父・本人・そして私というのがありました。

 「そろばん教室」として懇談会を日常的に開催している。これは私の教室の特徴の1つです。「子供たちをも守る大人の目は多いほどいい」というのが、私の持論です。様々な価値観を、様々な大人と触れ合うことで知って吸収する。これは子供たちが多様性を拡大し続ける社会を生き抜くために、子供時代に経験しておくべき必須事項だとすら思います。

 さて、懇談をさせていく中でよく頂戴する感想が「こどものことを良く見ていただいていますね」というものなんです。

 このテーマで書くたびに考えます。「よく見ることは当たり前じゃないの?」と。

 ただし、「よく見ること」ができていても、子供たちにとって「良い先生であること」とイコールになるわけではありません。こちらの想いがうまく伝わらない場合もありますし、そもそも子供にとって私の想いが迷惑でしかない場合もあります。

 私にとって目指すべき先が、子供たちにとって(もちろん保護者の皆様にとっても)同じ方向であれば、それほど問題は起こらないわけです。

 私自身は、そろばん学習で「基礎的リテラシー(読み書きそろばん)」が身につけばいいと思っていますし、その過程で努力は結果に正直であることを身をもって経験してくれればいいと考えています。

 教室に来ることで、ご挨拶をすることも身につけて欲しいし、鉛筆の持ち方や座る時の姿勢、下敷きの使い方や鉛筆を削ることなど基本的な学習習慣もまた身につけて欲しいのです。

 すぐにデジタルデバイスに頼るのではなく、そろばんはもちろん、紙と鉛筆というアナログの極みで学習することもまた大切にしてほしいのです。

 そして学習塾でお預かりすれば、学力向上についての私の考えをお話しすることになります。塾としては「学習時間を確保してください」というお話になることが普通だと思いますが、私はそう考えていません。もちろん「てっぺん」を目指すのであれば学習時間を確保しなければばりませんし、その時間をいかにして最大化するか、そしてその時間をどう有効的に使うかということに対して戦略も考えねばなりません。

 でもそれ以上に「子供にとって学力(≒偏差値)を向上することが常に最適解なのか?」ということを考える必要があると思うのです。

 私は、そろばんで小さいころからお子さまをお預かりしているところに大きな強みがあります。子供たちが「そろばん教室」で、「私とのかかわりの中」で、どういう成長を見せてくれているのかをきちんと説明できるのです。もちろん子供たちの成長においてはたった1つの側面でしかありません。でもその1つの側面を数年、生徒によっては10数年見ているわけですから「よく見ていて」当たり前なんですよね。

 こんなことを懇談でよくお話させていただいています。ここ最近も懇談をさせていただきまして、いかにその生徒が(私の目から見ての独り善がりですが)いかに成長してきたかを、そしてその頑張りを、さらに今悩みにぶち当たっているけどとことんまで走らせてあげてほしいという私の想いをお伝えしたところです。私が恐縮してしまうほどのご賛同をいただきまして、方針の確認をさせていただいたところです。

 こうして子供たちの成長を保護者の皆様と一緒にさせていただけること。この仕事をしていて本当にうれしく感じる瞬間です。

 子供たちを見守る大人の目は多いほどいい。懇談を重ねるたびにこの想いはゆるぎないものになっていく。そんなお話でした。

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