東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

ブログを更新することは

2024-07-28 23:40:26 | 日記

 なかなかに難しいことです。書きたいことがそういつもいつもあるわけではありません。日常のちょっとしたことを発信すればいいのでしょうが、たかだた数行から十数行(しかも改行だらけ)の中身がスカスカなブログを書こうとは思いません。

 ブログという発信手段は、こちら(書き手)の想いをできるだけ正確に読み手に伝えることができる手段だと思います。私は職業柄、同業者のブログをよく拝見するのですが、読んでいるとひきこまれるブログを書く方がおられる一方で、方針や考えがコロコロと変わる方もいます。

 もちろん子供達を指導する中で、どうしても今のままでは難しいと感じることがあるのは事実です。私もこのままではいけないと何度も感じています。たとえば、私は塾指導において「小テスト」というものをほとんどしません(英単語テストはします)。それは「小テストをクリアすることが目的になる勉強は良くないから」という私自身の考えに依るところが大きいものです。

 しかし、学校での授業が「知識授与型」の授業から「能動的な学び」を提供するものへと変化しています。これによって、本来「身につけさせられる」べき様々な基本的知識が欠落している生徒が激増しています。

 たとえば「英単語」や「漢字の読み書き」はもちろんのこと「言葉の定義」や「人名・地名などの固有名詞」「語彙とその意味」など、「新しい事柄を思考していくための基礎的な知識」を時には「強制されてでも」身につけていく。私はこれが義務教育課程であり、子供時代にどれだけ豊かな基礎知識をつけたかでその後の人生が左右されるとも考えています。だから「小テストを導入した方がいいのか」と悩んでいる日々です。

 どうやら教育現場はこの考え方を「知識偏重」として避けようとしています。だからこそ基礎的知識をきちんと身につけるという「泥臭い勉強」をするべきなのです。そろばんはこうした「泥臭い勉強」の入り口に最適なんです。努力が結果に正直であること。完全にアナログで自分で操作しない限り答えが出ないこと。などあげればキリがありませんが、そろばんで育った「泥臭い努力」が「泥臭い勉強」の支えになるのです。自分の普段(不断)の努力がそのまま結果に現れるんだということを、「小テスト」という手段を使わずに伝えるには?ともう少し悩もうと考えています。

 というわけで、ブログを更新するときは、これくらいの想いがでてこないと難しいというお話でした。

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秋から石切教場が変わります

2024-07-17 14:43:27 | そろばんに関する中身

 ただいま「夏のそろばんトライアル教室」、お申し込み受付中です。

 

 このたび「夏のそろばんトライアル教室」を実施するにあたり、お問い合わせをいただいたり保護者の皆様からお声をいただいたりしたことがあります。それが

「週3回って多すぎませんか?(多すぎて通わせにくい)」というものでした。

 瓢箪山教場との兼ね合いで「火曜日と木曜日」に授業を行うことが難しいので、週2回コースの開設を躊躇しておりました。しかしながら、今回の募集を機にたくさんのお声を頂戴しましたので、正式に週2回コースを新設することといたしました。

 夏のそろばんトライアル教室も週2回コースでの受付をさせていただきます。ただし「月・水」と「月・金」と「水・金」の各選択ごとに人数制限を設けておりますので、ご希望の方がおられましたらお早めのお問い合わせをお願い申し上げます。

 そして

 7月21日(日) 9:30~12:40  14:00~17:00

の時間帯で、最後の「夏のそろばんトライアル教室」説明会を実施いたします。

 詳しくは下記チラシをご参照ください。

 また、このブログのカテゴリ「石切教場」からはさらに詳細をご確認いただけます。さらにホームページの「石切教場」も更新しておりますので、そちらもご参照ください。⇒ホームページはこちら(クリックで別ウインドウが開きます)

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夏休み中は「体験授業」「入学受付」を停止します

2024-07-17 14:30:01 | そろばんに関する中身

 関西珠算瓢箪山・石切教場では、夏休み期間中に「サマータイム」として、授業時間を約2時間繰り上げております。

 このため、他の習い事(特に夏休み短期教室)などと重なる生徒さんは、通常のクラス指定の変更を承っております。

 夏休み期間中はクラス編成が変則的になってしまうので、体験授業を余裕をもって行うことが難しくなります。

 以上の理由から、夏休み期間中は「体験授業」「入学受付」を停止させていただきます。

 再開は9月を予定しております。

 両教場ともに「夏のそろばんトライアル教室」参加のお申し込みは21日(日9まで行っております。まだ間に合いますので、お早めの入学をご希望の方はこちらをご利用ください。

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関西珠算石切教場のご案内(令和6年9月現在)

2024-07-16 19:21:00 | 石切教場

 関西珠算石切教場

教室所在地    東大阪市東山町18-5
電話番号     090-8756-7452(森本)
授業曜日・時間  月・水・金 15:20~19:50(能力別クラス指定制)

        ※夏休み期間中は「サマータイム」を実施します。通常授業時間帯が約2時間繰り上がります。
         他の習い事と重なってしまう場合は、サマータイム期間中のみクラスの変更を先着順でお受けしています。
         詳しくは直接お問い合わせください。
         
授業内容     珠算・珠算式暗算・フラッシュ暗算・算数基礎計算・漢字指導など
         ※学習イベントとして都道府県・県庁所在地の学習や、古文・銘文の暗誦など能力開発も実施しています。

入学金・授業料  入学金    ¥6000+消費税(税込¥6600)
         入学時諸費用 ¥5000+消費税(税込¥5500)

         ※通学かばん・教材一式・生徒団体保険登録料含む・そろばんは含みません)

※令和6年9月改定
         授業料月額  週3回コース:¥6900+消費税(税込¥7590)
      (令和6年9月開始)週2回コース:¥5800+消費税(税込¥6380)
      ★「月・水」「水・金」「月・金」の3選択からお選びください
      ★生徒が同じ選択に偏ることを防ぐため「月・水」「水・金」「月・金」の各選択ごとに5名を定員としております
      ★選択を変更される場合、1ヶ月単位でお受けしますが、変更先の選択が定員の場合はお受けできない場合があります
               ※教材費・検定試験受験料・各種大会参加費などは都度徴収します
               ※7~9月は冷房費を、12月~2月は暖房費を別途¥300(税込)頂戴します

特色       ○教室には待合室を完備しております。図書を多数準備しており、読書をすすめています。
         ○毎月希望される方には個人懇談をおこなっております。そろばんのこと以外に学校でのお勉強をはじめ、
         お子様に関わる全般の事柄についてお話しさせていただいております。


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○生徒一人ごとにパソコン一台を用意しています。フラッシュ暗算などを順番を待つことなく自由に練習できます。

○花粉症などアレルギー対策に空気清浄器を設置しています。
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懇談から

2024-07-14 12:00:00 | 日記

 私が得ることがでいるコト・モノはとても大きいんです。当教場では希望される方と懇談会を行っています。基本的には2者懇談ですが、これまでの最大は6者:母・父・祖母・祖父・本人・そして私というのがありました。

 「そろばん教室」として懇談会を日常的に開催している。これは私の教室の特徴の1つです。「子供たちをも守る大人の目は多いほどいい」というのが、私の持論です。様々な価値観を、様々な大人と触れ合うことで知って吸収する。これは子供たちが多様性を拡大し続ける社会を生き抜くために、子供時代に経験しておくべき必須事項だとすら思います。

 さて、懇談をさせていく中でよく頂戴する感想が「こどものことを良く見ていただいていますね」というものなんです。

 このテーマで書くたびに考えます。「よく見ることは当たり前じゃないの?」と。

 ただし、「よく見ること」ができていても、子供たちにとって「良い先生であること」とイコールになるわけではありません。こちらの想いがうまく伝わらない場合もありますし、そもそも子供にとって私の想いが迷惑でしかない場合もあります。

 私にとって目指すべき先が、子供たちにとって(もちろん保護者の皆様にとっても)同じ方向であれば、それほど問題は起こらないわけです。

 私自身は、そろばん学習で「基礎的リテラシー(読み書きそろばん)」が身につけばいいと思っていますし、その過程で努力は結果に正直であることを身をもって経験してくれればいいと考えています。

 教室に来ることで、ご挨拶をすることも身につけて欲しいし、鉛筆の持ち方や座る時の姿勢、下敷きの使い方や鉛筆を削ることなど基本的な学習習慣もまた身につけて欲しいのです。

 すぐにデジタルデバイスに頼るのではなく、そろばんはもちろん、紙と鉛筆というアナログの極みで学習することもまた大切にしてほしいのです。

 そして学習塾でお預かりすれば、学力向上についての私の考えをお話しすることになります。塾としては「学習時間を確保してください」というお話になることが普通だと思いますが、私はそう考えていません。もちろん「てっぺん」を目指すのであれば学習時間を確保しなければばりませんし、その時間をいかにして最大化するか、そしてその時間をどう有効的に使うかということに対して戦略も考えねばなりません。

 でもそれ以上に「子供にとって学力(≒偏差値)を向上することが常に最適解なのか?」ということを考える必要があると思うのです。

 私は、そろばんで小さいころからお子さまをお預かりしているところに大きな強みがあります。子供たちが「そろばん教室」で、「私とのかかわりの中」で、どういう成長を見せてくれているのかをきちんと説明できるのです。もちろん子供たちの成長においてはたった1つの側面でしかありません。でもその1つの側面を数年、生徒によっては10数年見ているわけですから「よく見ていて」当たり前なんですよね。

 こんなことを懇談でよくお話させていただいています。ここ最近も懇談をさせていただきまして、いかにその生徒が(私の目から見ての独り善がりですが)いかに成長してきたかを、そしてその頑張りを、さらに今悩みにぶち当たっているけどとことんまで走らせてあげてほしいという私の想いをお伝えしたところです。私が恐縮してしまうほどのご賛同をいただきまして、方針の確認をさせていただいたところです。

 こうして子供たちの成長を保護者の皆様と一緒にさせていただけること。この仕事をしていて本当にうれしく感じる瞬間です。

 子供たちを見守る大人の目は多いほどいい。懇談を重ねるたびにこの想いはゆるぎないものになっていく。そんなお話でした。

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