東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

関西珠算瓢箪山教場のご案内

2018-05-05 00:03:37 | 瓢箪山教場

 関西珠算瓢箪山教場


教室所在地    東大阪市昭和町18-9
電話番号     090-8937-6458(森本)


授業曜日・時間

★月・水・金コース (能力別クラス指定制)
         15:20~16:20(1年生以下の専用クラスです)
         16:20~17:30(初歩~7級程度)
         17:30~18:40(7級~4級程度)
         18:40~19:50(4級程度以上)
         入学資格:幼稚園年中相当児以上で、1人でおトイレに行けること、
              10までの数字が分かること、自分のお名前を読めることが必要です。
入学金・授業料  入学金¥6000+消費税
         入学時諸費用¥5000+消費税(通学かばん・教材一式・生徒団体保険登録料含む・そろばんは含みません)
※令和6年3月改定                    


授業料:月額¥6900+消費税(教材費・検定試験受験料・各種大会参加費などは都度徴収します)
                             (令和6年3月より税込¥7590)

 

★火・木コース
 入学資格:原則として2年生からお受けします
 ※1年生以下は体験授業で
  A)ひらがな・カタカナの読み書きがほぼ完全にできる(拗音・促音・撥音も含みます)
  B)10までのたしひきが2分間で40問題程度指を使わずにできる
  C)自分のお名前が漢字で書ける(帰国子女・外国籍の場合は日本語で書けて、日本語が通じれば結構です)
  D)こちらの指示に問題なく従うことができる
  E)1人でおトイレにいくことができる
 を完全にできることが確認できればお受けできます。ひとつでもできない場合は、入学をお待ちいただきます(月・水・金コースではお受けできます)

①(能力別クラス指定制)
         16:20~17:30
         17:30~18:40
         18:40~19:50
入学金・授業料  入学金¥6000+消費税
         入学時諸費用¥5000+消費税(通学かばん・教材一式・生徒団体保険登録料含む・そろばんは含みません)
※令和6年3月改定

授業料:月額¥5800+消費税(教材費・検定試験受験料・各種大会参加費などは都度徴収します)
                             (令和6年3月より税込¥6380)

 ※夏休み期間中は「サマータイム」を実施します。通常授業時間帯が約2時間繰り上がります。
         他の習い事と重なってしまう場合は、サマータイム期間中のみクラスの変更を先着順でお受けしています。
         詳しくは直接お問い合わせください。

 
授業内容     珠算・珠算式暗算・フラッシュ暗算・算数基礎計算
         ※月・水・金コースのみ漢字指導を実施 ※28年4月より、火・木コースも漢字指導をスタートしました。
         ※学習イベントとして都道府県・県庁所在地の学習や、古文・銘文の暗誦など能力開発も実施しています。

         ○私立小学校へ通学中の生徒さんは入学をお受けしておりません
          小学校未就学のときからご入学いただき、私立小学校へ進学された場合こちらの指定時間に通学する場合のみそのま
          ま学習していただけます。
          小学校への通学時間による、クラスの変更は一切お受けいたしません。その旨ご了承ください
        
               




特色       ○上写真のとおり、パソコンを各席に1台完備しており、席に着いたままパソコントレーニングが可能です。
         ○1クラスの定員を16名に設定しており、目の届くきめ細かな指導が可能です。
         ○教室には待合室を完備しております。図書を多数準備しており、読書をすすめています。
         ○教室・待合室にはそれぞれ花粉症などアレルギー対策に空気清浄器を完備しています。


         ○毎月希望される方には個人懇談をおこなっております。そろばんのこと以外に学校でのお勉強をはじめ、
         お子様に関わる全般の事柄についてお話しさせていただいております。(中・高理科専修免許状を所持しております)
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指導方針~瓢箪山教場~⑤

2016-02-25 00:26:45 | 瓢箪山教場
 ⑤ 指導者の想い

 私は、学校週休2日制がスタートした年に大学に入学しました。したがって「ゆとり」と呼ばれる世代の先輩になります。

 大学では理科教員を目指し、大学院に進みました。大学院時代は後進の指導をする指導助手も経験し、修了後も野外実習のお手伝いを5年間続けました。年々後輩の学力がおちていることを感じていました。

 振り返って考えてみると、物事を考える基礎となる「読み・書き・そろばん(計算)」能力の低下、特に語彙力の低下を感じたように思います。

 また、大学院修了後奈良の公立中学校に1年間非常勤として勤めましたが、やはりそこでも痛感したのは「基礎基本の未徹底」でした。さらに、詳細は書けませんが、子供たちの指導にあたって、先輩の先生と大きく衝突しました。それは簡単に言えば「お前は、生徒に対して肩入れをしすぎや」というものでした。

 こうした経験を通して私が出した結論は

 では、必要と思う知識を子供たちに伝えること。子供たちにできるだけ寄り添うこと。ダメなものはダメ!と言える指導者になること。そして子供たちに基礎基本の能力をしっかりとつけることができるうるさくてうっとうしい先生になること。

 でした。最初は試行錯誤どころの騒ぎではありませんでしたが、ご理解いただいた保護者の皆様と、私を信じてついてきてくれる生徒たちのおかげで、5年後にはそろばん1級合格者が誕生ました。、お勉強面でも1級合格者を筆頭に、天王寺・高津・清水谷・夕陽丘・布施・天王寺商業(現OBF)など、自分の生きたい高校を選んだうえでの名門公立高校への進学者も多数でました。

 私がそろばんを通して子供たちに伝えたいこと。それは努力は結果にウソをつかないということ。努力を積み上げることは恰好悪いことではないこと。悔しいというためには、悔しいと思えるだけの頑張りが必要であるということ。なんですね。

 毎年、数名の生徒が進路の報告に来てくれます。そんな卒業生が口をそろえて言ってくれること。それは「今やったら先生の言うてたこと分かりますわ」。

 この言葉に、毎年「指導していることは間違いではない」という自信をもらいます。

 これまでも、今現在も、これからも、卒業生にも、今私のもとにいる生徒にも、保護者の皆様にも、いつでも胸を張れる先生でいようと思っています。
 
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指導方針~瓢箪山教場~④

2016-02-11 17:32:02 | 瓢箪山教場
④ わりざんマスター

 あまりのある割り算の導入が終わると、学習イベント「わりざんマスター」がスタートします。

 わりざんの計算は
 A 九九の反対の形(割り切れる)
 B あまりの計算をするときに繰り下がりのでないもの(33÷8のような形)
 C あまりの計算をするときに繰り下がりのでるもの (33÷7のような形)
に分類されます。B,Cのタイプはちょうど100問ずつあります。これらをそれぞれ4分以内に満点でクリアするまで練習するのがわりざんマスターです。

 教室ではこのあとD(1桁で割って、商が2桁になるもの:余りは1桁です。)
         E(2桁で割って、商が1桁になるもの:余りは1桁~2桁です)
         F(3桁で割って、商が1桁になるもの:余りは1桁~3桁です)

とレベルがあがっていきますDタイプからは60問で4分以内を目指します。ちなみにFタイプは暗算1級より難しいと思います。それでも4分以内にクリアする生徒もちらほら出ています。

 このチャレンジは、日曜・祝日・学校休業日を除いて毎日一枚することを課題にしています。メンドクサイでしょ? このチャレンジの目的は表向きはわりざんを上達させることがもちろんです。しかしながらこの課題には大きな裏テーマがあります(むしろこちらが真のテーマと考えています)
 それは、

毎日の学習習慣をつけること

 これにつきます。真日プリントは4分計ります。○つけを入れても10分とかかりません。でも毎日は本当にメンドクサイんですよ。さぼりたくなるもんなんです。で、ばれてないと思いながら子供たちは上手にサボります。たとえば
 ・やってもいないのに、適当なタイムと点数を記入する
 ・やりっぱなしで○つけをせずに適当な点数を記入する
 ・一日に4・5枚一度にやって、毎日したことにする(やらないよりはましですが)

 などなど、そんなことにエネルギーを使うなら、まじめにやった方が早いのにと思う時もありますよ。そしてこんな嘘はことあるごとに徹底的に見抜いてやるんです。そして、サボらなくなると、きちんとタイムも早くなり間違いも少なくなります。伸びる自分を目の当たりにして、努力の大切さ、積み上げていくことの価値を知っていくことになります。こんな単純なことで、学習において本当に大事なことに気付いてほしいからこそ、この学習イベントがあるのです。
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指導方針~瓢箪山教場~③

2016-02-01 23:48:26 | 瓢箪山教場
③ 都道府県名・都道府県庁所在地名チャレンジ

 3年生の1月から、都道府県名・都道府県庁所在地名をすべて漢字で書くチャレンジを課題としています。これは結構な難題です。
 まず47個の 「都道府県名・都道府県庁所在地名」を覚えなければいけません。
 次に、47か所の「都道府県名・都道府県庁所在地名」を地図上で一致させなければいけません。
 最後に、これを「満点」で合格しなければいけません。

 おそらく9年間生きてきて今までで一番の努力を強いられます。メンドクサイことから逃げ続けてきた子供の場合は、相当に高い壁になってしまいます。それでもこのチャレンジを行う理由。それはただひとつ「努力は報われる。そしてその先にある達成感を自分で経験してほしい」からです。

 自作のドリルがあります(自慢の品です)。これを渡してチャレンジの中身を説明した瞬間にこどもから出る言葉は「ゼッタイニムリ!」

 でも今までほぼ全員が合格してきました。ほぼと書いたのはこのチャレンジが嫌で、教室を辞めてしまった生徒が過去に2名いるからです。つまりそろばんを続けた生徒は全員合格しています。そしてその合格時のドヤ顔は皆様に見てほしいくらいです。

 週に2回も3回も顔を会わすわけですから、逃げ出すことは難しいわけです。逃げる自分と決別して頑張る自分を手に入れる。こうなってほしいがために、今日も明日も子供たちとがっぷり四つで向き合います。
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指導方針~瓢箪山教場~②

2016-01-29 11:20:36 | 瓢箪山教場
② 漢字指導(どちらのコースも実施中)

 昔から「読み・書き・そろばん(計算)」は生きていくうえで最低限必要な脳力であると考えられてきました。江戸時代の私的教育機関である「寺子屋」は、古くから庶民の基礎能力の育成を支えてきました。

 この能力は「リテラシー」ともいわれ、基礎学力を支える根幹を成すものとして、最近は教育関係者の間でもその重要性は再認識され始めてきています。「ゆとり教育」といわれる一世代前の学習指導要領では、この根幹を支える基礎基本の指導が軽視されてしまいました。ドリルで繰り返し行う練習は個性を潰す「悪い指導」であるという論調がまかり通っていた時期もありました。
 このゆとり教育の弊害は、今20~30台にじわじわとあらわれています。はんぷぅ練習を「めんどくさい」「恰好悪い」としていた世代には、努力を軽視する風潮が、他の世代よりもより見られるとも指摘されています。

 反復練習の大切さは、そろばんを通して子供たちにぜひとも伝えたいことのひとつです。このため、当教室では「現代の寺子屋」を目指して、基礎能力の育成に力を注いでいます。

 漢字ドリルは自作しています(現在改定中です)。書き順は省略せずにすべてを示しています。音読み・訓読みはもちろん、部首も3年生配当漢字からすべて示しています。さらに漢字を練習する全てのマス目に十字線を入れて、バランスを考えて書けるようにしています。練習ますの横にはすべてお手本の漢字を同じように配置しています。さらに、巻末のテストはその本の新出漢字だけではなく、すべての漢字を書かなければいけないものにしています。
 私が漢字指導において必要と感じることを全て詰め込んだ教材にしています。

 とはいえ、今までの本はパソコンで作ったものを切り貼りして作成していたため(ソフトのグレードが低かったので…)どうしても画像が粗くなっていましたが、現在はIllustratorを使用して全て作り直したものを使用しております。体験の際に実物をお見せいたしますので、ご遠慮なくどうぞ。
コメント (2)
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