大阪府の順位です。(47都道府県中)
小学校 国語A 41位 国語B45位 算数A35位 算数B40位
中学校 国語A 46位 国語B46位 数学A42位 数学B40位 (各新聞発表から引用)
これだけを見ると大阪府の成績はかなり厳しいのですが、次にこちらのデータをご覧ください。
全国学力テスト参加学校数の割合
国立・公立の小・中学校 参加率100%
私立小学校 102/218=46.8% 私立中学校 457/973=47.0% (データは文部科学省ホームページより引用)
という参加率です。常識的に考えて、私立中学校の方が教育にはより力を入れています。そして大都市圏ほど私立学校は数が多くなります。つまり、大阪府でこのテストの対象となる生徒のうち、成績上位の生徒はこのテストに参加していない可能性が高いと言えます。
上位の生徒を除いた生徒でテストを行い、そのデータを集計したのであれば、大阪府の順位が低めに出ることは納得のいくことです。私が読んだ限りではこの点に言及した記事はなかったように思います。
本来「全体調査」(「全数調査」という意味合いにしたいのでしょうが)なのであれば、全小中学校での実施をすべきです。国家としての調査であり、私立の小中学校であっても(教育権の独立を考慮しても)国から補助金を受けている以上は、こうした調査に参加する義務はあるのではないでしょうか?
今回の結果を持ってして大阪府の結果が最低に近いと断言することは難しいと思います。ただ、公教育に少なからぬ問題点(学力を伸ばすという観点)があるということは拭えない事実ではあると思います。
さて、今回本当にお伝えしたいことは、このことではありません。本当に大事なことはテストと同時に実施されたアンケート結果にあります。携帯電話・スマートフォンの一日当たりの使用時間が長ければ長いほど、学力は低くなるという事実がみごとに浮かび上がりました。
まあここまできれいにでるか!。というくらいきれいにあらわれました。以前のエントリーで「携帯電話とのお付き合い」という文章を書きましたが、その中身を強力に裏打ちするデータに驚きました。
1日あたり1時間以上携帯電話・スマートフォンにお付き合いするとろくなことにはなりません。できれば与えないようにしてほしいものです。当教室では毎日しなければいけない宿題をほんの少しだけ出しています(時間にして1日当たり10分程度です)。この小さな学習習慣の積み重ねが先々の学習習慣を下支えします。
学力調査から見えたことは、やはり当たり前のことでしたが、データが裏付けすると説得力があるもんですね。
小学校 国語A 41位 国語B45位 算数A35位 算数B40位
中学校 国語A 46位 国語B46位 数学A42位 数学B40位 (各新聞発表から引用)
これだけを見ると大阪府の成績はかなり厳しいのですが、次にこちらのデータをご覧ください。
全国学力テスト参加学校数の割合
国立・公立の小・中学校 参加率100%
私立小学校 102/218=46.8% 私立中学校 457/973=47.0% (データは文部科学省ホームページより引用)
という参加率です。常識的に考えて、私立中学校の方が教育にはより力を入れています。そして大都市圏ほど私立学校は数が多くなります。つまり、大阪府でこのテストの対象となる生徒のうち、成績上位の生徒はこのテストに参加していない可能性が高いと言えます。
上位の生徒を除いた生徒でテストを行い、そのデータを集計したのであれば、大阪府の順位が低めに出ることは納得のいくことです。私が読んだ限りではこの点に言及した記事はなかったように思います。
本来「全体調査」(「全数調査」という意味合いにしたいのでしょうが)なのであれば、全小中学校での実施をすべきです。国家としての調査であり、私立の小中学校であっても(教育権の独立を考慮しても)国から補助金を受けている以上は、こうした調査に参加する義務はあるのではないでしょうか?
今回の結果を持ってして大阪府の結果が最低に近いと断言することは難しいと思います。ただ、公教育に少なからぬ問題点(学力を伸ばすという観点)があるということは拭えない事実ではあると思います。
さて、今回本当にお伝えしたいことは、このことではありません。本当に大事なことはテストと同時に実施されたアンケート結果にあります。携帯電話・スマートフォンの一日当たりの使用時間が長ければ長いほど、学力は低くなるという事実がみごとに浮かび上がりました。
まあここまできれいにでるか!。というくらいきれいにあらわれました。以前のエントリーで「携帯電話とのお付き合い」という文章を書きましたが、その中身を強力に裏打ちするデータに驚きました。
1日あたり1時間以上携帯電話・スマートフォンにお付き合いするとろくなことにはなりません。できれば与えないようにしてほしいものです。当教室では毎日しなければいけない宿題をほんの少しだけ出しています(時間にして1日当たり10分程度です)。この小さな学習習慣の積み重ねが先々の学習習慣を下支えします。
学力調査から見えたことは、やはり当たり前のことでしたが、データが裏付けすると説得力があるもんですね。