さて、昨日の吉祥寺のメグでのオーディオイベントの話。
今回はスピーカーとスピーカーケーブル以外は全部、オーディオコアさんの持ち込みによるセッティング。一曲目、いつものメグの音と随分と違った印象。高域が丸くなって、中低域のあついグラマーな音といったらいいのだろうか。
もっとも、メグに行くのはオーディオイベントの時だけなので、もともとのメグの音をちゃんと聴いたのはいつのことやら…。
来場の皆さんからは、正確な再現性など、おおむね好評なようだったが、正直、私にとってはちょっとパッとしない。丁寧な感じはするんですが、熱さに欠けるというか…。何が原因なんだか考えながら数曲ほどほど聴いていると、途中から、ぐっと随分となじんできた感じ。
クラリネットとギターのデュオなんてなかなかいい感じ。このアルバムはぜひとも買わないといけません。
そうしているうちに、折角こなれてきたのにPCオーディオに変更。
サンプリングレートの違う録音の聴き比べなどしながら、なんだ細かいところまでちゃんと出るんじゃんと、思う反面、CDとの差が随分ありすぎな印象。CDがもうちょっと頑張れるはずだと思うのだが。
途中、女性ボーカルでなんだか風呂の中で鼻が詰まったような、けったいな音が再生されて、録音がそういう録音なのか、はたまた何なのか、PCの再生ってやはり私にはとっつきにくい。
そうして次にアナログ。カートリッジにアンプのような機能を持たせるという独特の再生方式らしいが、それよりより、ガラード回転ノイズが重低音として再生されて心地悪い。
やはりアナログは急場のセッティングだと何かと難しいもんなのか。
遠距離からこられて、短時間でのセッティングということもあり、不利な部分が目立つ感じになってしまいましたが、モノづくりに真摯に取り組む姿勢がひしひしと伝わるプレゼンテーションでした。
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