陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

怒りたくないよう

2007-06-12 00:32:06 | Weblog
朝から電話で某ケアマネがしゃべっている。
この人が3月から当事業所の責任者なのだ。
看護師からケアマネ歴3年。10歳年下。

相手は利用者らしい。
『○○でぇ~』
  語尾上げが気になる。だんだんむかつく。
『おとうさん』
  おいおい、利用者を名前で呼ばないでお父さんはないだろう?

電話が済んだら私に菓子袋をくれた。
会社の取引銀行が配ったボロいファスナー付きビニール袋に
クッキーが入っている。
日曜日にどこかで貰った物だという。

 『私、クッキーだめな人なんですよね。』

 『その袋ボロだと思いません?ちゃんと閉まらなくって』

人にモノを上げるマナーなんて彼女に望まないけれど
自分がキライなモノを
『良く食べるね』と言う侮蔑ぽい口調で
そんな自分がいらないゴミを
押し付けられて喜ぶ人は居ないという
想像力が欠如している。

今度は役所から彼女へ電話が入った。
それ以上事務所に居て、キレてはイカンから
同系列の隣接老人福祉施設へ出かけた。
玄関ロビーに今までなかった水槽が置いてある。
中は小さな植物の鉢が3つあって、人工芝が敷きつめてある。
水車小屋や真鋳の猫の置物も置いてある。
いったい何なのか訊ねたら、蛍が入って居ると言う。
昼間で光っていないが4匹見つけた。
水槽内には、水っ気がないが蛍は大丈夫か。
隠れようとして二匹は敷き詰められた人工芝にもぐっている。

近所の河原でそこの職員が捕獲してきたそうだ。

おもわず
『ここから出られない蛍がかわいそうう』
と口に出してしまった。
『入居者は蛍が光る頃はもう寝ている人ばかり』
と事務員さんは自嘲的。
蛍は成虫になって10日くらいしか生きられないし
その間に子孫ものこさなくちゃいけない。
保護しなければ絶滅しそうな蛍を
捕まえて飼うとはどういう了見なんだろう?
会社経営者ご親族の施設長の趣味なのか?

元気な利用者から蛍の出る近くの川辺まで
連れ立って見に行くと聞いた。
歩行のむつかしい人は職員が車椅子で蛍狩りをさせてあげてもいい。
蛍スポットは元気な足なら5分とかからない所にある。
水槽の箱庭蛍はいったい何の意味があるんだろう。

気が付いたら就業まで笑うことがなかった。
まだ。月曜日。週が始まったばかり。オヨヨ


新車でおでかけ菖蒲の頃

2007-06-11 05:58:49 | Weblog
新車でドライブ。
不肖の息子持ちの寡婦のおない歳の人と出かけた。

まずは宇野千代の生家。
私がすきな場所へ、
行ったことないと言う連れを案内する。
ちいさな庭は新緑だった。
四季折々落ち着ける場所だと思う。

折しも命日。
先着100名に菖蒲の苗がサービスされた。
紫紺を選んでもらった。
育て方の紙ももらった。
育てられるかしらん?

連れは信心深いので千代グッズのコーナーで
いっぱい桜の線香を求め
元秘書だった人を話込んで泣き出している。
彼女は不慮の事故で夫を亡くしている。
充分の看病の末という私より
悲しみの根が深いと一緒に居ていつも思う。

私は職場へのお弁当入れのバックを購入。
泣いている彼女を見ていた。

帰ろうとしたら
『どなたか財布をお忘れですよ。』
もしや?
『オレンジのですか?』
はたして…私のだった。
この前はここで帽子を忘れかけたんだった

メインの医師会主宰の公開市民講座と鎌田實講演会の会場へ。
『がんばらばい』『あきらめない』『やっぱりがんばらない』
の著者で知られる。
2年前に講演を聞いて2度目。
聞いた話もはじめての話もあった。
多忙な人だ。
今週水曜日にはユニセフでイラクへ子供たちの予防接種に出かけられるそう。

帰り道に菖蒲園へ寄り
雑貨屋が好きという連れを
その近くの同級生がやっている店へ案内する。
朝、鎌田先生夫妻が寄られて
奥様がイヤリングを求められたそう。
なかなかオシャレなステキな方だったとか。
近くにお泊りだったのかな?

彼女の店は彼女らしい繊細な趣味のモノが並んでいる。
今日はいつもより客の出入りが多い。
彼女の店が繁盛しているみたいで
ゆっくり話せないけど、うれしくなる。

財布の中身と相談し、
発展途上国支援のフェ・・・ド商品のコーヒーを購入。
いつも高額商品が買えなくてごめん。

連れとの会話や趣味は
噛みあったり噛みあわなかったり
モノ思う箇所はみな違うが、
ひとり身の無聊はあうんで通じる。

新車はちっこいけど快調。走りに不安はなかった。
車庫入れも狭い道も楽チン。
さっそく洗ってやろうかな?
私のサイズで車の上まで手が届くのが良い。

さぁ~月曜日。う~~~ん出勤の朝。
病院へ連れて行かれる猫の気分だ。

『がんばらない』『あきらめない』『それでもがんばらない』
鎌田先生からは
後少しの命と分かって
やりたいことを最後までして亡くなった
最後の最後まで前向きな生き方をした方々の話を聞いた。
ボランティアで演奏会前に訪れる音楽家と患者さんの交流も聞いた。
貧しくて病気持ちの妻が居るのに孤児の先生を育ててくれた
先生の原点である磯次郎父の話も聞いた。

私は何をしたいのか?
私に何ができるのか?
50過ぎて恥ずかしながら迷っている。


鈍感力とやら?

2007-06-10 08:25:08 | Weblog
職場不満を全身から発しながら
ほとんどフテくされて
『クビにするならしろ!』ムードで仕事をしている。

あれこれ心配してアドバイスをくれる人がある。
『思うこと感じることは6割くらいにしてちょうどいい』
とTVで細木某女史が言ったとか?

渡辺淳一氏の『鈍感力』が売れている。
勝目梓氏と同世代。
別の人生の先輩はどんなことを書いておられるのか
気になって図書館へ。
検索すると3冊保有。全部貸し出し中で待ち予約が24人と出た。
ものすごい人気らしい。

ベストセラーは買いたくないへそ曲がりだから
本屋で平積みを立ち読みした。
読んでいる間にも一冊お買い求め人が持っていった。

鈍感力って前の首相が
使ったんでますます有名になったんじゃなかったか?
政治家は国民の声に鋭敏であって欲しい。
鈍感力は止めて欲しいと願うけれど。

さて、立ち読みでは渡辺淳一氏は
鈍感力の最たるものは『母の愛』であると書かれているように感じた。
男性のセクシュアルな目線にも鈍感に
乳を含ませる母にあるのは鈍感力だそうな。

仕事上でも敏感におろおろする人よりも
鈍感でドンと動じない人が頼りにされ出世するとか。

私自身を振り返った時
多大なる鈍な部分と
微細なことに敏な部分を持ち合わせている。

例えば、
猫を室内飼いをするなど猫愛しさに
少々の家の破壊に鈍でなければ
絶対に出来ない。

主義、主張に合わないことには過敏過ぎるかもしれない。
他者の差別的な言動にはものすごく鋭敏に反応してしまう。
なにも息子が障害者と言うことではなくて
物心ついた時から
クラス内の貧しい家の子いじめなどに腹を立てていた記憶があるから
感性の問題かもしれない。

仕事上も
弱者に酷なことは絶対に許さない思いにさいなまれる。
6割で感じろの鈍感力を養えの

  うるせぇ~!

こだわりどころがなくなったら
私が私でなくなる。

最近、アスペチックこだわりが好ましく思える。
息子の感性はどこの誰も真似できない。

息子は息子で母は母。
息子は母のDNAを色濃く受け継いだのかな?

小説家  勝目梓著

2007-06-09 06:07:17 | Weblog
小説家

講談社

このアイテムの詳細を見る


彼の名は読まなくても知っているし、
内容も強烈な広告イラストで察することができる。
およそ彼の本らしかからぬ地味な装丁のこの本は
現在、70歳を越えた彼の半生をふりかえりながら綴られたもと
朝日新聞書評でちょっと前に読んだのが記憶にあった。
図書館で迷うことなく借りた。

図書館で新刊に出会うと、
本屋で買わなくて良かった儲けたと気分になる。
根っから私はいじましい貧乏性らしい。

事実は小説より奇なり。
バイオレンスロマンの第一人者と作者紹介に記されていて
女性遍歴はなるほどと思うところがあった。

後悔もいっぱいあると言いつつも潔い。
自分の子供たちには迷惑をかけたと後で思ったそうだが
彼はペンネームでなく本名で娯楽小説を執筆する。

売れなかった純文学からの転向は
離婚できない妻や同性相手ある身で
13歳年下の女性と新しい生活をする金のためだったと
きっぱり書いている。

後ろめたさを感じながら始めたけれども
今、しっかりと自分の仕事には自負を持たれている。

半生への後悔は
生物学的にしか父親でなかったことや
自分のわがまま心の狭さでふりまわした女性たち。
後悔や反省の言葉は
熱い血の流れた人としての証で
それでもどうしようもないが人なのかもと思う。

仕事をさぼって
ゴトゴト山奥へ向かう鈍行列車に行く宛てなく乗った。
このハードカバーの重い本をバックに入れた時点で
新車軽四のドライブより乗り物に揺られることを無意識に選択していたのだろう。
車窓の新緑で目を癒し、おりる駅をどうしようかなどおもいめぐらしつつ
奥へ奥へ乗り継いで、結局完読した。
私自身がどうしようもない奴なのだ。

この本の集約は
『彼』と言う3人称で最後の最後に語られている。

以下抜粋~

  後知恵ということばがある。
  おもえば彼の人生はそれの連続だったと言える。
    (中略)
  それは七十歳を過ぎた現在も変わっていない。
  命が絶える日が目前に迫っても、
  彼の頭の中にあるのは現在ただいまのことだけで、
  過ぎた昨日のことも、くるかこないかわからない明日のことも
  おそらく考えようとしないだろう。
  彼はそういう男なのだった。
  


ビジネスと割り切れば腐臭漂う介護産業

2007-06-08 08:01:28 | Weblog
グッドウィル、コムスン事業譲渡 したたか「退場逃れ」(産経新聞) - goo ニュース

やっぱりねと言う体質を露見させている。

訪問介護は24時間365日のコムスンにひっぱられて
じわじわ変わっていった。
本来、ヘルパーは
家庭を大切に思う主婦の空き時間パートが多かった。
今も土日や夕刻、早朝の依頼は事業所を選ぶ。
できる看板に掲げられていても、
実際に動けるヘルパー確保が難しいのが現状。
こういった時間帯に依頼を出すと
訪問介護のサービス提供責任者が
とりあえず自分が穴埋めをと言う返事をよくくれる。

24時間365日のコムスンは大いに貢献してきた。
その受け皿は、
また、お困りの人があれば致し方ないという
働く人の善意にすがるしかないのだろうか。

人と人との関係で成り立つ福祉なら
働く人にも利用する人にも優しいものでなければと思う。

企業倫理と儲けを優先させて
どんなに福祉だの人にやさしいと言う
甘いコーティングで誤魔化しても
中から腐臭は漂ってくる。

最前線で働いている人が一番にこの毒気に当てられる。
コムスン社員の定着率はどうだったのだろうか。

もう一昨年になるけれども
介護支援専門員の試験会場外では
コムスンの解答速報情報のチラシ配りがされていた。
資格を実際に得るための新任実務研修会場の外では
支度金10万円と大きく入った
コムスンのケアマネ募集チラシが配られていた。
おりしも介護保険改正の4月が眼前で、
どこも採用を控えたり縮小を考える雰囲気があった。

当時、私がヘルパーとして在席していた事業所には
未来に渡って、ケアマネ採用枠は臨時すらなさそうだった。
私を採用した今の事業所は
経営者の判断ミスだろうと思われる。
入社して私の仕事はないといえる状態だった。
人員が増えた事をこれ幸いに
利用者を新米の私に手渡して
責任者ケアマネとNO2がとっとと辞めて行った。

こういう介護保険報酬ではヤバイぜって時にも
コムスンは支度金などと、およそ福祉産業に似合わない手法で
人員確保をねらっていた。
まだまだ儲かると言う業務拡張の思惑か?
採用しても採用しても辞めていく人の穴埋めか?

超高齢化社会が迫っている。
シルバー産業に美味い汁ありと虎視眈々はまだまだ続きそう。

人と人とが気持通う福祉産業が
儲け儲けと血眼になって、何か肝心なものを置き去りにしないように
どうしても公のバックアップが必要だと思う。

必要に迫られて細々と行われていた
小規模多機能の原型の施設が
介護保険上のこの制度の認定をあえて受けないと言う話も聞く。

本当に利用者サイドに立てば
この介護保険は制度自体、業者にも利用者にも
なんとももはやな存在なのだ。

はっきりケアマネをしていて感じる。
介護保険では介護者も要介護者も救えない。
歯噛みをするほどくやしいが
ごめんなさい救えません。

防衛庁から商社へ水商売へ介護産業へと
目端の利く経営者はこの先、どんな手を打ってくるのだろう。
もうシルバー産業など
弱者から儲けを考えるのだけは止めにしてよね
と言いたい。




おさぼり

2007-06-07 08:00:24 | Weblog
どうにも仕事に行く気にならず休むことにした。どこかへぷらっと気分転換に出かけよう。それでも、仕事ケイタイだけは持ってでないとって気持ちが中途半端だなぁ~人相手の仕事だからしかたないけど。
さぁ~どこに行こう。新緑ドライブ?それとも鈍行ローカル線?
温泉リフレッシュにしようか?海を見に行こうか?

介護保険ではもうからない

2007-06-06 19:57:43 | Weblog
厚労省がコムスンの指定打ち切りへ、政府は対策本部設置(ロイター) - goo ニュース

ジュリアナ東京の変身に介護が選ばれた頃
介護産業はおいしそうに見えたのだろう。
どっこい去年4月の保険改正から儲からない話しか聞かない。
働く人は給与のアップどころか平行線もむつかしい。
予防給付が加わって
報酬が下がった上に現場の事務処理は増えている。

コムスンほど組織的でなくても
小さなところで不正をしているところは
今、ヒヤヒヤしているのではなかろうか?

徹底的に洗ったら生き残り業者だけでは
介護は支えられないと言う自体も
冗談でなくありそうな気がする。

現行の介護保険報酬では
いくら人件費を押さえ込んでも
ちゃんと事業が成り立たない制度の根本に問題がある。

働く人の善意、ボランティア精神なしに
今の介護業界は成り立っていない事を
行政は知って甘えているのではあるまいか?

コムスンを血祭りに挙げて、
その後始末だけで
厚労省の役目は終ってはいない。

いくら介護業界が踏ん張っても
むなしいこの現状をなんとかしない限り
第2、第3のコムスンが出てくる。

訪問介護の大手、アイリス改めニチイ学館等の不正は
ここまでの処分に至らなかったのだろうか?

変化が苦手の高齢利用者に業者の変更は
心情的に簡単でない事も辛い話だ。

安陪総理と同じ世代の
中年層は年金も介護も先に希望が持てず
長生きはしたくない話を細々している。


あみあみブローチ

2007-06-05 07:43:43 | Weblog
ディサービスでかぎ編みの花作りを楽しんでもらっている。編みものは好きだからちょっとヘルパーさんに休憩時間に習った。
編み方を覚えたい利用者さんには、仕事を離れて教えてあげられるようになった。ケアマネよりよっぽど楽しかった。自分の体力のなさを棚にあげて現場に戻りくなる。
みんなに編んでもらってるケチくさい100均のビニール紐をレース糸に替えて、かたっぽ落っことしたイヤリングを真ん中にうめこんだら、ブローチになった。
今日、デイサービスの利用者さんに見せてあげよう。おうちで作ってねって、アレンジの仕方も教えてあげよっと。
また、余計な事を叱られるかも。自由な気持ちで働けない職場はこっちから見限ったってかまわないんだもん。もう、好きにさせてもらうのだ。

さぁ~出陣。利用者さんご家族から相談電話が入った。本日、早め出勤~♪


売られてゆく子猫子犬

2007-06-04 06:31:12 | ねこ
夕刻のショッピングモールのイベントホールにダンボールが並んでいた。
上が透明の並べられた臨時の安っぽいショーケースの商品の中味は
生後間もないペットたちだった。

もう店じまいっぽい
けものくさい箱をひとつづつ覗いてみた。
透明のフタには
ペットの種類と値段の札がついていた。
からっぽの箱が3分の2。
買われていったのだろう。
売れ残りたちは
くたびれて死んだように動かないで寝ているものと
自分の運命など気にする気配もなく
狭い箱の中で遊びをみつけてころころと無邪気なのもいる。
10万前後と言う値段はペット産業ではお手ごろ価格なのか?

かつて人が売られていたという奴隷市場など連想する。


今や日本で猫の保有数は10歳以下子どもの数を上回って居ると言う。
犬の方はと言えば
血統正しい繋がれた犬ばかりにしか最近お目にかからない。
バカ吠えをして人間を威嚇するタイプはトンとお目にかからず
人なつっこいお犬良しばかりに出会う。
人と犬との関係がここ20年くらいですっかり変わったようだ。

我が家の猫はずっと貰い猫、捨て猫。
買い始めはタダだけど、
獣医通いに餌代に老猫となった今
結構、家計圧迫に一役買ってくれている。

愛くるしい無邪気な売り物のチビちゃんたちを
じっくり眺めているうちに、気が重くなった。
売れ残った子の行く先が気になる。
服や食品と違って廃棄処分ってどうなるんだろう?
私と同じことを考える人の声が頭のうしろで聞こえた。
女性の二人連れ。母娘か?友人同志か?姉妹か?

  残った子はどうなるの?

  次の店でまた売られるんじゃない?


そうしてなお、残った子はどうなるの?
広島の奥地で倒産したペット屋が放置した
悲惨な犬たちの姿がチラっと浮かんだ。

命を飼うこと自体、
高等知能を持った傲慢のなせる業なのか?
人間ってそんなにエライ動物?




心療内科を訪ねて  夏樹静子

2007-06-04 06:00:34 | 
心療内科を訪ねて―心が痛み、心が治す

新潮社

このアイテムの詳細を見る


帯封がせつない。

 がんばり屋さんへ
    腰痛 肩こり 不眠 倦怠 etc…
         の原因は
       あなた自身かもしれない

そして副題は
  『心が痛み、心が治す』

14人の治療の成果が出た人を実際に取材して書かれている。
一人目は作者本人が登場。
自分が体の痛みに悩み苦しんだ経験が
レポが他人事で終らせていないし、書き手があの夏樹静子さんだから
うっかり小説の世界の気分になる。
事実は小説より奇なりって本当みたい。

私は心療内科を受診したことがない。
円形脱毛でつるっぱげになった時は
メンタルクリニックの看板のある所へは世話になり
皮膚科と両方で治療した。

あの時、
まっさおになって治してくれそうな病院をはしごしたのは
本に登場する人々と同じ。
お祓いまでしなかったけれど、藁でもなんでも救いが欲しかった。

人の気持がMaxに達したら体がSOSを出すものらしい。

治療に絶食治療が出ていた。
何にも刺激のないところで水だけで10日あまり。
自己をしっかり見つめて
自分からの気づきで、自分から治っていくのだそうだ。
ものすごい荒療治。

自律訓練法も効果があると言う。

私がなんだか古臭いわと本棚にポイした
池見酉次郎著『心療内科』からの引用もあった。

精神的要因と身体的要因と両方診てもらえるのが心療内科。
高血圧、腰痛、頭痛、喘息、鼻目皮膚のアレルギー症状etc
数えれば私の不定愁訴もどきは心療内科の領域なのかもしれない。

とある認知症の人が心療内科の薬を服用しはじめて
どんどん悪化していった例をみた。
劇的に落ち着いてきた人もみた。

この本によると
一番の薬は自分自身の原因への気づきと言う事になる。
導いてくれる医師に上手く出会うかどうか?
そのあたりが気になるところ。

肌荒れお疲れ体重減

2007-06-02 22:47:48 | Weblog
木曜に休んでるんだからもっと
シャキッとしていてもいいと思うんだけど
なんとも気分が沈む。

本日も
職場で連続して
ムカッ!ヨロッ~ガクッ…

職場のトイレの鏡には頬肉が落ちて
毛穴と小じわが目立つ私の顔が写った。
体重がそう言えばちょっと落ちた。

腹肉が落ちないで
頬肉が落ちるとこが問題。

また職員が職場に愛想を尽かして辞めてゆく。
話が通じそうな人がまた一人消える。
なんちゅう職場じゃぁ~

  かぁさん仕事辞めようか思う

  クビにならないのに辞めるの?

確かに。息子が仕事を辞める時はいつも解雇なのだ。
向こうから辞めろと言われないけれど、
ぐっとガマンしていると
体内に悪いガスが貯まって
中から腐臭がしてきそうな。

福祉だ医療だで金儲けをたくらむのは、
生き残りを思えば、
いたしかたのない事かもしれないけれど、

利用者より会社のためを思えと言われた
あの日、
やる気の風船がしゅぅ~としぼんだ。

車買って持ち金が減ったら
少しは働く気になるかとも思ったけど、
もくろみは外れたみたい。

睡眠不足はお肌に悪い。
マイスリーを飲んで寝よう。





みかん色の車

2007-06-01 00:51:10 | Weblog
幼稚園で出会い、家族ぐるみつきあいのあった息子より1歳年上の子が車の整備士になった。

メンテナンスはここ数年、彼に頼んでいた。買い換えは経済力に合わせて、軽四に決めていたから彼の会社では扱っていない。『次はごめんね』と言ったら、他社の車も扱えると、パンフと見積もりをいくつか持ってきてくれた。

パンフの色、形と値段でモノの15分で現物を見ないで、野菜でも買う気楽さで決めてしまった。

本日、納車。はじめてご対面。色は黄色かオレンジでちょっと迷ったけど、大好きなオレンジにして大正解だった。気持ちがぱぁ~っと明るくなる。

今までよりコンパクトのチビは身長150センチの私にはジャストサイズ。初めてトランクの開け閉めが軽々できる。さっそくスーパー用のマイバックを乗せて運んだ。快調、快調。

そして何より、この車は私の稼ぎで初めて買ったモノのだ。夫名義で買ってもらった感のあった以前のと気持ちが全然違う。

ハンドル持つと笑みがこぼれる。車番も62**。むにゅほにゃらら~♪と読める。うふふ(^o^)ゞ