陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

立場立場で違う見る角度

2011-01-24 07:32:22 | Weblog
日曜日のサービス研修の主体は訪問介護職向けだった。
講師は作業療法士。
テーマは『負担の少ない介護技術について』

介護する側に腰痛や故障が起こりそうな難ケースを4つほど事例とした。
前日に講師が実地に訪問介護に同行視察済みという念の入れよう。
なぜ私が参加したかというと、この4ケースの内2ケースまでが私の担当だからだ。
いかに最前線のヘルパーさんに無理を強いているケースかというのが分かる。
無理については担当者会議等で、
解決について相談は度重なるが、良い結果がでていない訳で未解決事例。

あっさり解決策をポンと出されて短時間で講義は終わった。
そのあっさり解決策は見た目語り口調の中では美しく完結しているが、
現実問題として採用にはネックが多々含まれている。

講師へは個別質問を講義間にぶつけてみたが、
要は短時間訪問でみたままから導き出した結論であって
現実にご本人望まれている事からは、少々ズレた解決方法と言わざるを得なかった。
そこを重ねて聞いてみたら、
「その点については同行したヘルパー責任者から聞いていなかった。」
でしょ?
どうすんの?

このヘルパー責任者が作成した事例が書かれたプリントにミスもあった。
渡してある週間計画書に記載されている他サービスがスッポヌケ。
購入もレンタルもごちゃまぜで福祉用具貸与に記載されている。
プランを介護保険限度額内に収めようとプランを弾くケアマネ視点には重要項目も
自分たち訪問介護に関係ない部分であまり気に止めてもらってない証拠だとみた。

訪問介護サービス担当責任者は楽チン介護を推奨する講師に痛く傾倒している。
去年に引き続き講師を引っ張り出したのも彼女。
率いるヘルパーの故障は困る。
ヘルパーの身守る彼女の立場からは素晴らしいカリスマ講師であろう。

利用者に講師が使った方が楽と言う用具購入やレンタル品の変更に関わる
現実生活への変化についてしっかり説明をし、同意を求めるのは私、ケアマネの仕事。
100%良くなるのはヘルパー側であって本人ではない。
こういうことへの変更、負担を口にするのには少々抵抗がある。

さて、講師から出された宿題に気が重い。
放置は出来ない。
しかし、結論はわかっている。
講師以上に利用者を知っている。
そして、楽を見た現場最前線ヘルパーの皆さんに、ふたたび無理をお願いする羽目にたぶん成る。

日曜日を潰して胃が痛くなるような研修へ参加し、
事後処理へとひた走る今日・月曜日…右に左に頭を下げて~♪
何の仕事だ?トホホ…



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