陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

トイレ使用禁止のオムツ体験

2009-06-22 20:54:29 | Weblog
今夜はたいへん尾籠(びろう)な話で恐縮。
でも食べること出すことがきちんと成されているかどうかは
健康上、なくてはならないものすごく重要なことでもある。

トイレを詰まらせてしまった。
心当たりがある。
猫トイレを掃除の際になかなかとれない細かい部分にくっついたウンチをつまようじで取って、トイレットペーパーに包んで
うっかりトイレに流してしまった所為だろう?イヤ、きっとそう

トイレが詰まったのに気がついたのは夜の10時を回っていた。
暮らし安心クラ○シンに電話したけど、明日の朝まで業務は止まっているとの返事。
朝7時に訪問時間を連絡するとだけオペレーター。待つしかない。

トイレがないってものすごく困る。
24時間営業のスーパー、コンビニ、実家、行けそうなところはぐるり利用した。
朝7時に電話があって9時~10時の間に来るとのこと。
8時半まで実家に居て、家にかえったとたん大をもよおした。

クラ○シンさんがやってくる時間が迫っている。
一番近いコンビニも遠い。
お隣さんに借りうようか?トイレって家の奥の奥と言う感じで借りにくい。

ふと、ある介護講演で聞いた話を思い出した。
「オムツ体験をしたことがあるか?」
しかも寝たままで。
ウンチがどのくらい気持ち悪いか体験すれば、介護を受ける人の気持ちになれるというもの。

たまたま猫のトイレ用シートがある。
おもいっきって広げた。
さずがに肌に触れる状態では使えなかった。
いくら漏れないと分かっていても、紙一枚の上で排便はものすごく気持ち悪い。

はっきりトイレに行きたい意志があっても手がかかるからおしめにしなさいというのがどのくらい残酷なことか!
広島の少年刑務所の話だったか?刑務官が入所の少年にオムツを強要された事件もあった。
ガン末期で動けなくなっていた夫に下剤が効いてくる頃
6人部屋のカーテンを仕切っただけの空間で病院の昼食時にナースから紙おむつを敷かれて、
  「どうぞ」
と言われた。

医療介護の現場スタッフは人の痛みに鈍くなっていないか?時々、チェックが必要かも?

トイレなんて家にあって当たり前な物がものすごく大事に思えた。
歩いて自力で誰の力もトイレに行けることすらありがたい。


中から予想どうり紙で巻かれた爪楊枝が出てきた。
無事トイレの詰まり解消。
ポイ。アッ!と思った束の間の代金。ハイ 8000円

体験すら出来ないような事を改めて考えるきっかけ授業料だと思えば高くない。
でもやっぱり私のちょっとした不注意代。悔しいなぁ~



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (くりす)
2009-06-23 00:23:06
さいきん高齢知的障害者の援助・介護マニュアルと言う本を縁あって拝見しました。すべてのことは人ごとではありません。
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おはようございます (みかん)
2009-06-23 06:20:54
そうですね。
高齢者になればみんな障害者。
そしてやがて自分が行く道でもありますね。
ひとごとではありません。
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Unknown (のん)
2009-06-23 08:45:47
貴重な体験でしたね。
なかなかやろうと思ってもできませんもんね。
でも、介護するものにはわからない介護される側の気持ち。
老親を持つ身にすれば、覚えておかないといけないことだと感じました。
それと、幼い子どもたちがオムツからパンツにかわるとき、
気持ち悪いと感じてトイレに行くようになるのは、
人間の尊厳にも通じるような発達の段階だったんですね。
勉強になりました。
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ただの粗忽者 (みかん)
2009-06-23 22:49:45
実際に講師さんはオムツで排便されてものすごく気持ちが悪いのを体験されたそうです。
忙しさにかまけて、うっかり尊厳無視に陥らないように、ブレないでいたいものです。

私はただの粗忽から出た行為です
夫は最後までトイレでの排泄にこだわりました。人間、最後まで保ちたいデリけートな問題なんですね。
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