かもめ食堂 幻冬舎 このアイテムの詳細を見る |
↑原作は群ようこ。
キャストは小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ。
原作者もキャストもみんなみんな大好きな人たち。
予告を見てから、ずっと公開日を待っていた。
力まないで、自分を見失わない3人の個性が頼もしかった。
やりたい事をしているのではなくて、
やりたくない事をしないだけ
そう言ってみたいし、そう生きてみたいけど、
そうもいかず、
せめて流されない自分でいようかなっと。
洋服や小物使いもさりげなくおしゃれ。
家具や家もカラフルな色使いに惹かれた。
フィンランドは森のイメージで
寒くて暗いイメージがあったけど、
自然に赤や黄色や空色が挿し色になって映えるのかな?
主人公の空色のスニーカーは軽やかでとっても彼女に似合っていた。
靴は黒と茶しか持っていない私も
1足は欲しくなった。
そうそう、
プールで泳ぐシーンでいきなりまったくメジャーでない
井上陽水の『白いカーネーション』の鼻歌が出てきてびっくり。
とあるコンサート会場で陽水が即興で作ったとかって
友だち数人でドライブ中、誰かが歌いだして
簡単な歌詞なので、覚えてしまったていた。
もう30年も前の記憶で、あれから聞いた事もなかった歌だった。
エンディングで陽水の曲が流れて、なんとなくスコンと落ち着いた。
思わず久しく行っていないプールへ行きたくなった。
なんでも簡単に影響を受けてしまう…
主人公が合気道を身につけているのも、
合気道歴6ヶ月の息子がいつも言う
『無理のない自然な動き』
と彼女の生き方とオーバーラップした。
食堂のメインのおにぎり。
感化を受け易い私。
さっそく帰って息子に映画の話をしながら
おむすびを作ってやる。
息子の好みは『塩昆布』と『からし明太子』
結びを作る手のうごきは敵をさばく動きに似ているとか?
仕事の宅配受け取りで、お客さんからお金を受け取って、
領収とつりを渡す手つきもそうだと
実演して笑わせる。
コーヒーも人に煎れてもらうと一段と美味しいそうだ。
おむすびも作りたてを
ぱくぱくおやつ替わりに、息子は3個も食べた。
かもめ食堂には平凡な日常の幸せも置いてあるような
誰かのために料理をする幸せ
普通の主婦感覚を失いそうな日常。
イカン、イカン
原作を求めて図書館に行ったら、貸し出し中。
本屋にもなかった。
ネット注文しようか?
図書館待とうか?
買って傍に置きたい本かもしれないし…
自然体で考えて決めようっと。
フィンランドが舞台でもちゃんと群ようこワールドだった。
猫の姿もちゃんとちょろちょろ。
猫を預かったからと言う理由で、日本へ帰らないと決断がついたり。
群ようこさんは同じ年。同じ猫好き。
ますますファンになった。
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