陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

安い有料老人ホームの火災

2009-03-20 22:45:46 | Weblog
「最悪の事態招いた」と謝罪=防火設備「ないんです」-7人死亡火災で理事長(時事通信) - goo ニュース

↓事故のあった有料老人ホームの紹介文。

   静養ホーム たまゆら
   静養ホーム 事業主体:特定非営利活動法人(NPO) 彩経会
   入居要件 55歳以上の方 自立、要支援、要介護
   土地・建物の権利形態:賃借
   所在地 群馬県渋川市
   構造 木造 地上2階建
   開設 平成16年7月
   居室数 37室
   交通 JR吾妻線「渋川駅」より車で約14分
   関越自動車道「渋川I.C」より車で約10分
   入居金と
   生活費 保証金・入居金:0円

   月額利用料:98,000円
   住居費 管理費 食費 合計
   35,000円 32,000円 31,000円 98,000円
   ※着衣・肌着等洗濯、通院等の送迎・待合・介助、日常買物送迎無料
   ※日用品費等、介護保険1割負担分は別途実費となります。
   健康 活力 生き甲斐 自立 年齢を問わず一人一人の自身が、自らの
   心身の欠陥を知り、予防、回復に意をむけ、日常それぞれが心がけて、
   迎えるべき長寿社会の自らの配慮を計るべきと考えます。当会は、希望回復、
   回帰、訓練施設「静養ホームたまゆら」と「短・中・長期滞在型保養施設」を
   機能接合、生涯、健康自立をめざす施設の設置を図ります。
   老若男女、社会的、強、弱者を問わず、安心、健康居住に支援の奉仕を
   強固に永続します。


施設紹介で目を惹くのが破格な保証金・入居金:0円と月額利用料:98,000円
8マジックとか言うが10万円を2000円切っている。
今となっては紹介の美辞麗句が白々しい。

最近増えているにょきにょきキノコの有料老人ホームはよくよく見学して決めて欲しい。
価格の安いところには必ず何かあると疑って見た方が良い。
どんなマジックで安く上げているのかよ~~く確かめて欲しい。

どこでも良い取りあえず今すぐ入所出来て
利用料は出来るだけ安くと言う家族のひっ迫した要望に応えて、
有料老人ホームが増えている。

食事提供をする賃貸マンションと言う感じで、介護が必要になったら介護保険サービスを使ってもらうという形が取られている。
介護保険サービスは利用者負担は1割だけど、事業所へは利用者負担の10倍入ってくるわけだから、
併設でデイサービスやヘルパー事業所を同時に立ち上げるところが多い。
あきらかに介護保険でうま味のない要支援者おことわり、要介護1からの入所のみ受け付けと言うところもある。

そう言うところは最近の傾向として
居室にも施設自体にも風呂がなく、入浴したければデイサービスを利用するしかないしくみになっている。
その人が使える介護保険を限度額いっぱい使ってもらえば、自己負担に響かず儲けが出ると言う計算だ。
多くの人と丸1日過ごすのが苦痛な人には最悪なしくみだ。
さらに大抵、自社ブランドを使うプランを作らせるケアマネ事業所も同時併設されている。


火事のあった施設は開設 平成16年7月。
そこまでの介護保険利用儲けの方法が考えだされるかなり前に出来ている。
さて、どういう細工して儲けを捻出していたのか?
介護産業も儲けなしに成り立たないが、
ここまで安くて儲けまで出るとなると
かなりきわどい何かがあるや?なしや?

出来たてがお好き

2009-03-20 06:43:25 | Weblog
三交代の息子になんとか母ごはんを食べさせたい。

8時には家を出る私。息子は夜勤から帰ってくる前か寝ているか。
深夜12時帰宅にほかほかを出してやったり、
朝5時前にあつあつを用意してやっていると私の体調が悪くなる。
いきおい作り置きになる。
レンジでチンしたり、鍋をあっためたり、
”ただそれだけ”をするくらいなら、息子は食べない方を選んでしまう。

私が休日で
ちゃんと目の前にあったかな食事を出してやれば
旺盛な食欲できれいに平らげるくせに。

そう言うわけで
私の休日スケジュールは息子の勤務に合わせて組み立てることになり
友だちとのランチはお茶になったりする。

猫は猫でまた手がかかる。
ふぃんふぃんは魚を欲しがる。しかも少量づつ何回にも分けて食べる。
やっと食べるようになって、点滴が中止できているから食べるものなら何でも与えて元気で居て欲しい。
今はせぶろいわし。骨をきれいに除いた身を小さくした生がお気に入り。
刺身が旬な時期。新鮮な物を毎日買って来る。
目の前で裂いて身を千切って口先に持っていってやるとやっと食べる。
口内炎の出来ている位置もあろうけれど、手から食べるのが好き。
皿に入れてやるとプイ。
私が家に居る間、何回もにゃ~と請求。たんびに手が魚まみれで臭くなる。
留守には何にも食べずに待っているのだ。

息子にしろ猫にしろ「コイツらいったい何なんだ?」
と、言いつつ
そう言う役目をやっている時間は充実している気がする。
ささくれ立った気持ちがやらわかに回復してゆく。
息子は抱きしめられないが猫は思わず抱きしめる。
猫らしい丸みがなくなってゴツゴツ骨があたる。この老猫がいとおしい。

ただの甘、甘、大甘の母の私がこう言う状態を作ってしまったのかも