陽だまりのねごと

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白熊ピースのストレス

2005-12-27 00:04:12 | Weblog
愛媛県のとべ動物園の白熊の人口飼育6年間のドキュメントを食後のコタツで見ていた。どういうわけか生んだ母熊の育児放棄。飼育係が母親替わりで育てられる事になった白熊ピース。夜は飼育係さんが自宅へ連れ帰り、3時間おきのミルク。夜鳴きをあやす。まるで人間のあかちゃんのようだった。どんどん育ってまるまるころころと幼児期の白熊のかわいさを見ながらだんだん意識が遠のき気がついたら、番組は終わっていた。

白熊ピースの足がしびれて立たない。血液検査をしたけれど問題がない…このあたりまで記憶がある。横で寝てしまった母の代わりに室内干しで乾いた洗濯物を畳んでくれている息子に、いったい何の病気だったのか聞いたら、ストレスだったとのこと。

ずっと他の白熊を見ないで育ったからと、同類との対面訓練を始めた事と、母親替わりの飼育係が3日間の休暇を取って姿を見せなかった事が重なった所為だったそうだ。あんな大きな白熊がストレスに弱いとは驚きだと言う。

どうしてこう肝心かなめのところで眠気がくるのだろう?ストレスの恐ろしさは全身の毛を失う円形脱毛のもっともヒドイのを経験して身にしみている。自分でも知らないうちに貯まって体に影響が出るまで気が付かないのがストレスらしい。ストレスはごめんだ。コタツでうたたねが出来る平穏がなにより。今はストレスと無縁だよね?頭の髪は大丈夫だよね?気にするのがいけないそうだが、ついつい自分の状況をチェックしてしまう。

母がぼんやりしている日は息子がしっかりしようとしている。
ずっとぼ~っとしておこうかな?

動物園の動物は檻の中で一生を終える。動物園で生まれて動物園しか知らない。ぼ~っとした頭で、白熊ピースはしあわせかな?とちょっと考える。