ファルトレク
自然の中の様々な地形を利用しながら、いろいろなペースで走るトレーニングで、基礎的な体力を向上させることがねらい。
もともとはスウェーデンの軍隊トレーニングの一部で、G・ホルマーというスウェーデンのコーチが長距離ランナーのトレーニングとして応用したもの(ファルトレクはスカンジナビア語、英語ではスピードプレーと訳される)。
大きな木や岩などを目標にダッシュを入れたりしながらペースを変化させ、強化よりも、楽しく気持ちよく感じるように行うことが大切とされる。
(ランニング用語事典/RUNNNET より)
刀水AC練習会@埼玉・越谷健康福祉村。
東京マラソン1週間前ということで、指導話+動きづくり/各自のペースで自由にファルトレク。
Fコーチから、山西先生と高部雨市氏の共著『永遠のセラティ』(ランナーズ1989年刊・絶版) を中心に、自由と野性のランニングを強調したオーストラリアの独創的指導者セラティから学ぶべきことについて。
★みずから求める姿勢が根本であること
★速く走る動物を観察し、その動きに学んでいくこと
★できるかぎり自然環境に身を置いて走ること
というわけで、本練習は各人がそれぞれにファルトレク。
ワシも、この福祉村コースには何度も来ているものの、考えてみれば周回コース以外の場所にはほとんど行ったことがない。
コースを外れてみると、あるある大事典、じゃない、おもしろい場所があっちにもこっちにも。一番おもしろかったのは高さ5mくらいの土塁みたいな高台で、ここを駆け登ったり転げ落ちるように下ったりで大いに遊んだオヤジであった。
遊びながら5周した後、ラスト1周(1.83km)だけペースを上げて。7’24”(ほぼkm4分ペース)。
あ、そういえば、きょうはワシが愛用している一本歯の高下駄を持参してみた。
さすが優秀なランナーぞろいで、すぐに走れてしまう方も。
いまだによろよろ歩きのオヤジがなさけない。
Fコーチにいたっては高下駄を履いて剣道の蹲踞の姿勢 (これ、かなりむずかしい) を苦もなくやってのけたうえ、かかと引きつけ走りなど調整運動もじゃんじゃんできてしまう。さすが剣道有段者である。改めて敬服。
やはり接地が正確に安定しているからこそであろう。
ワシがグラつくのは接地が不安定で、しっかりとできていない証拠か。
楽しい練習会後、プールでクールダウン。平・クロール各500m、約30分。
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過分なお褒めのお言葉ありがとうございます。
一本歯の高下駄は、深代千之先生もシンポジウム等でよく紹介されます。
早速、購入して愛用してみたいと思っています。
やはり、きっちりと正しく接地できているからこそですね。少しでもその域に近づけるよう精進したいものです。よろしくお願い申し上げます。
深代先生が「推奨」しておられるのでしたら、効果が期待できそうですね。