ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

脚長差と膝痛

2006-07-14 21:57:21 | トレーニング
きょうは暑かった。

午前中、仕事で横浜に行ったのだが東横線が踏切事故のため途中で電車がストップ。復旧の見通しが不明だったので、いったん改札の外へ。
しかし、すでにタクシーもバスも長蛇の列。強烈な直射日光でとても行列する気にならず、再度構内に戻ったところで折りよく運行再開。

約40分の遅れで横浜に到着。改札を出たところに多数の駅員が並び、「遅延証明書」を希望者に手渡していた。そのへんはなかなか手際がよい。ワシもいちおう記念にもらっとく。

横浜での仕事を終え、帰りの車中で読んだ雑誌に「ほー!」と目を引く記事あり。
最近続々刊行されている団塊の世代向けの雑誌、そのひとつ『今日から悠々』(季刊/新学社) 第4号。ほぼ全記事が大活字なのでメガネなしで読めて気持ちいい。

で、その記事。足の障害や運動能力に関する研究を30年にわたり続けてこられた阿久根英昭教授(あくね・ひであき。桜美林大学付属スポーツ健康科学教育センター長) に、医療ジャーナリスト・黒瀬くにお氏が、膝痛の要因となる脚長差について尋ねている。

多くの人に左右の脚の長さに違いがあるのはよく知られている。この脚長差は、脚の付け根の大腿骨と股関節の結合部の位置のズレで生じるんだそう。
重心が偏った歩き方などのクセによってバランスが崩れ、さらに脚長差は拡大するという悪循環から背骨や骨盤、顎のゆがみ・ズレなどを引き起こし、膝痛はもとより、肩こり、腰痛をはじめ全身のさまざまな体調不良につながるのだと。

問題の脚長差を矯正するのに効果を上げているというのが阿久根先生考案の「膝の開閉運動」。
イスにすわったまま約1分間でできる簡単な体操である。

①イスに腰かけ、膝をそろえる。手を両膝の外側にあて、内向きに押さえつける。

②同時に、膝のほうは外に開く方向に力を入れ、双方の力を拮抗させ5つ数える。

③同じ要領で、今度は膝の間を握りこぶし2つ分広げて。続けて、4つ分で。

④今度は逆方向に。膝の間をこぶし4つ分広げて膝の内側に手をあて外向きに力をこめる。膝のほうは閉じる方向に力をいれ、5つ数える。

⑤こちらも同じく、こぶし2つ分でも行ない、最後に膝をそろえて行なう。

「その場で見事に長さの差が矯正されます。また、手軽な運動ながら筋肉を鍛えることもできます。ただ、脚長差はいったん矯正されても一日経てば元に戻ってしまうので、毎日続けていくことが大切です」

ふむふむ、これはよさそう。肩甲骨動かしの「ひじまる体操」と、ちょうどペアになる感じ。電車の中で、早速試してみたオヤジである。
あ、またエクササイズが増えて妻があきれ心配するかも。

朝、芝生の公園で40分、裸足走5回目。約7km。往復と合わせて約14km、1時間26分。シューズ走のラスト1マイル7'03"で締める。心拍163。
夜、腰割りなど定番トレ。

ついでにジョグ俳句。

 夏雲を踏みゆく心地 裸足走

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5 コメント

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これ、やってみるかな? (オーレオーレ)
2006-07-14 23:58:11
例の雑誌の取材の件は、同じく水曜に電話にて

取材を受け、原稿を待つのみです。



さて、この左右の脚長差ですが、ぼくは以前は

ものすごく右脚が縮んでいる感覚が強かったのです。

しかし、千葉真子さんのフォームの中にあった

ある特徴をパクってからは、まったく感じなく

なったんですよ。

(ハギAさんがご紹介になった書籍で発見できたのです)



それからというもの、右だけに起こる膝周囲の

トラブルはなくなってしまいました。

もちろん、腸脛靱帯炎もそのひとつ。



でも、また同じ状態に戻らないとも限らないので、

この膝運動、やってみますかぁ~

転ばぬ先の杖!!
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膝運動 (ハギA)
2006-07-15 20:49:23
◎オーレオーレさん 膝のトラブル解消で何よりです。フォームも完成して、あとはまず高島平を疾走ですか!?

この膝運動は短時間で、さりげなく(大きな動きを伴わずに) できるところがいいですね。



それにしても、千葉真子選手のフォームの「ある特徴」って何だろう? うーむ、気になる……。
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不思議 (元ウォーカー)
2006-07-15 23:49:29
前にもご紹介したと思いますが、靴職人さんのブログです。同じ記事が取り上げられてますね。みんないろいろ勉強してるんですね。

http://jog.livedoor.biz/archives/2006-07.html
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ごめんなさい (元ウォーカー)
2006-07-16 00:00:27
シューズマスターの7月12日のブログ記事です。失礼。

 ついでに、私の娘も陸上部の中一ですが、あちこち痛いようです。ももとふくらはぎの筋肉痛をのぞいていやな痛みとしては、最初に足底筋、アキレス腱、脛、股関節の順に出てきたように記憶してます。全部経験中の父ちゃんは、効くストレッチと、マッサージのツボをその都度教えて、ご機嫌なのです。

 子どもはすぐに直って、次のステップに行ってしまいます。100m走が専門でも10kmJOGの練習をはじめたようです。
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引き込まれるブログ (ハギA)
2006-07-16 20:44:22
◎元ウォーカーさん ご紹介くださったシューズマスターさんの記事、思わずズーッと読みふけってしまいました。

やはりシューズという具体的な専門分野を掘り下げておられる方が書くものには、読まずにはいられない引力があふれていますね。ありがとうございます。



陸上部の娘さんと共有・助言できる「痛み」体験が役立っているようですね。親としてはケガなく部活を楽しんでほしい一心ですが、多少ともそこに関われればうれしいかぎりでしょう。
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