ミカンはワシの最好物だが、秋が深まると食べたくなるのが柿。
とくに干し柿が大好き。
今春刊行されて、ちょっと話題になった『日本語ぽこりぽこり』
(アーサー・ビナード著 小学館)というエッセイ集にも、柿の話が出てくる。
著者はアメリカ生まれの詩人。大学の卒論で日本語と出会い、来日。日本語で詩作・翻訳を始め、2001年に中原中也賞を受賞している。
日本に来る前にミラノでイタリア語を学んでいた時のこと。
「果物屋の豊富な品揃えの中で、とりわけぼくを魅了したのは、
”cachi”という、直径10cmばかりのふくよかなフルーツ。
半透明なブロンズレッドで非常にやわらかく、形が崩れないように
一個一個、紙に包んである。」
この"cachi”とは、もちろん柿のこと。
ワシも調べてみたら、ヨーロッパには日本と中国から伝わったらしいが、
その時期については諸説あり、一説には16世紀にポルトガル経由という。
ポルトガル語でも「カキ」と呼ぶ。ヨーロッパでは、もっぱら熟し柿として
とろけるようなのをスプーンですくってたべるそう。
学名も"Diospyros Kaki"(ディオスピューロス・カキ=神の果物、の意)といい、
カキはツナミと同様、国際語になっているわけだ。
20年以上も昔、ワシが農業誌記者として村を歩いた頃には、軒下にぶら下がった
吊るし柿に秋を実感したものだったが、今はどうだろう。
あー、干し柿が食べたくなってきた。
朝、ステップ運動30分、心拍103。
夜、東京体育館練習会。気温下がり、入念なアップの後、トラック走。
5000m、km5分ペース。5分ほどたってから3000m、ビルドアップ走。
(km5分⇒4分)
とくに干し柿が大好き。
今春刊行されて、ちょっと話題になった『日本語ぽこりぽこり』
(アーサー・ビナード著 小学館)というエッセイ集にも、柿の話が出てくる。
著者はアメリカ生まれの詩人。大学の卒論で日本語と出会い、来日。日本語で詩作・翻訳を始め、2001年に中原中也賞を受賞している。
日本に来る前にミラノでイタリア語を学んでいた時のこと。
「果物屋の豊富な品揃えの中で、とりわけぼくを魅了したのは、
”cachi”という、直径10cmばかりのふくよかなフルーツ。
半透明なブロンズレッドで非常にやわらかく、形が崩れないように
一個一個、紙に包んである。」
この"cachi”とは、もちろん柿のこと。
ワシも調べてみたら、ヨーロッパには日本と中国から伝わったらしいが、
その時期については諸説あり、一説には16世紀にポルトガル経由という。
ポルトガル語でも「カキ」と呼ぶ。ヨーロッパでは、もっぱら熟し柿として
とろけるようなのをスプーンですくってたべるそう。
学名も"Diospyros Kaki"(ディオスピューロス・カキ=神の果物、の意)といい、
カキはツナミと同様、国際語になっているわけだ。
20年以上も昔、ワシが農業誌記者として村を歩いた頃には、軒下にぶら下がった
吊るし柿に秋を実感したものだったが、今はどうだろう。
あー、干し柿が食べたくなってきた。
朝、ステップ運動30分、心拍103。
夜、東京体育館練習会。気温下がり、入念なアップの後、トラック走。
5000m、km5分ペース。5分ほどたってから3000m、ビルドアップ走。
(km5分⇒4分)
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