ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

千代田区路上禁煙条例 実施後3年!

2005-11-10 19:37:46 | タバコ(禁煙)
千代田区には、毎週土曜、小3息子の日本棋院行きと待間の皇居走で、「お世話」になっている。
とくに、走り出す前のアップ体操中に、そろいの黄色いスタッフジャッケットの方々が、路上に投げ捨てられた吸殻やゴミ拾いに取り組んでくださる姿にいつも敬意と感謝の念を抱いている次第。

この千代田区で罰則付きのポイ捨て禁止条例(「生活環境条例」)が実施されたのが2002年10月。以来3年の成果を千代田区環境土木部が冊子にまとめた。

それによると、3年間(2002年11月~2005年9月)の「路上喫煙過料処分件数」は、
17,807件で、このうち現場徴収(1件2000円)が13,799件。
約78%と、かなりの高率。未納者には督促状を送り、なお応じない場合は直接訪問も。そうした努力により、収納率は85%という。

秋葉原地区では、条例実施前には995本あったポイ捨て吸殻が、今では20本以下まで減少。ゴミや吸殻が落ちていなければ捨てにくい心理的効果もあってのことだろう。火がついたままのタバコ投げ捨てによると見られる火災も半減し、東京消防庁から千代田区に感謝状が贈られたそうだ。


実は、路上ではないが、区内にある日本棋院のビル内でも大きな変化があった。
去年の4月、当時小2だった息子と初めて棋院に行ったとき、ビル内に立ちこめたタバコ煙に驚いた。対局場は原則禁煙だったが、各階の階段際にイスを並べ、スタンド灰皿も「完備」して、吸いたい放題の有様。半年たった秋、1階の改修工事後、さらに状況は悪化。入り口を入るとすぐ横に「喫煙所」と大きな貼り紙が壁に。そこをわが息子も含め多数の子どもたちが通るのに、だ。

ここに至って、ガマンの限度を超え、ワシは事務局宛に投書した。
なんら空間を分離していない、言葉だけの「分煙」では意味がないこと、
実効を挙げるには喫煙所を別空間に分離し、そこだけで喫煙させること、
子どもたちへの囲碁の普及に力を注ぐのなら、「健康増進法」に従って、
受動喫煙の害から子どもたちを守るべきこと。
もちろん、匿名ではなく、住所・氏名を明記して。

棋院からはついに返答はなかったが、年明けに大きな変化が。
金のかかる喫煙室設置はさすがにやめ、ビル内の階段付近や1階にあった灰皿は
すべて撤去。喫煙はビル入り口前の棋院敷地内の軒下のみに。
新たな貼り紙には「麹町消防署の指導により」云々と書かれていたが、ま、何であれ、改善されればよし。
そこで吸ってるオジサンたち、そのまま路上に行かないでよ。


朝13km(つま先5km)1:30・58、心拍179(ラスト1km全力走)。
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2 コメント

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Unknown (お疲れ)
2005-11-19 14:17:20
 始めまして。

 日本棋院もそんな感じですか・・・意外でした。

秋葉原もヨドバシができて、街の雰囲気は変わりましたが、喫煙マナーはさっぱりですね。

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「喫煙マナー」 (ハギA)
2005-11-19 19:52:41
お疲れさん コメントありがとうございます。



喫煙者は(全員とは言わないまでも)、要するにいつでもどこでも吸いたい時に吸いたいのがホンネなわけで、そういう人々に「マナー」に期待してもなあ、というのが私の正直なところです。

やはり、残念ながら制度などの「外圧」によって、抑制していくのが結局は喫煙者のためにも有効ではないかと……。



きょう、日本棋院に行ったところ、久々に来たらしい2人組のオヤジサンが、「ええ? この中、タバコ吸えないのかあ。 チキショウ!」などと大声でほざいてました。
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