ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

歩数

2007-08-06 22:11:24 | トレーニング

昨日のハードル練習のためか、いつもと違う部位 (とくに股関節周り) の筋肉痛が徐々に来ているオヤジである。

ともあれケガをしなくてよかった。着地もヘタ (すべてヘタなのだが) なので多少ねじり気味になったりして若干不安材料もあったが、今朝のゆっくりジョグの感じでは大丈夫のようだ。

普段の走りでは「歩数」というものは全く念頭にないけれど、ハードル走では「歩数」が非常に重要で、要するに奇数の歩数でいけないと利き足でないほうで踏み切らざるを得なくなる。

男子110mハードルの場合ハードル間は9.14m、女子100mは8.5m。この距離を3歩で行くそう。(400mハードルになると間隔35m、男子で13歩、女子15歩が標準という)

ワシの場合は間6mを3歩がやっとであった。長身の方々は7mで行けていた。
そもそもハードル走は長身選手が有利な種目らしい。
「オリンピック入賞者の平均身長を出すと、トラック種目のなかでは最も高い競技となることもある。特に400mハードルでは、ハードル間の歩数を少なくすることが記録短縮の大きな要因になる。大きなストライドが可能な、長身で脚の長い選手が有利なのだ」(『日本一わかりやすい陸上の教科書』成美堂出版刊)

しかし、2001年と2005年の世界陸上400mハードルで銅メダルを獲得している為末選手は身長170cmとほぼワシと同じだがハードル間35mを13歩で走る。「高い柔軟性のなせるワザだ」と同書は述べている。

それにしても、男子400mハードルでは高さ91.4cm、110mハードルに至っては高さ106.7cmもある。今までは何気なく、あたりまえのように眺めていたが、ほんのわずかながら自分でやってみて (高さ50~60cmにすぎないけれど) その恐るべき高さに改めて感嘆しきりのオヤジであった。

朝、芝生でゆっくり地下足袋ジョグ30分(約4km)、流し5本。心拍142。

★セラティ・きょうの言葉 (69)
  [オーストラリアの伝説的名コーチ、パーシー・セラティ(1895~1975) 著『陸上競技 チャンピオンへの道』(ベースボール・マガジン社1963年刊)より

私は人生において何かを獲得することよりも、むしろ立派に生きるためひたむきに努力することのほうが、はるかに大事であると思う。

このオーストラリアで私が手がけた、名もない平凡な選手たちが記録を片っ端から破り続けて、しまいには、かつてはレースの優勝を常時わがものとしていた素質ある選手たちが記録更新の壁に突き当たってとまどっている間に、国内新記録を次々と打ち立ててオリンピックにも出て行くようになったのである。

われわれは、誰が誰に勝ったかということをすっかり忘れてしまった後になっても、新記録で走った偉大な選手たちの載っているリストを熱心に読み続けるだろう。
偉大な選手たちが新記録樹立に向かってどのような努力のしかたをしたかというその態度によって、われわれはその人柄を知ることができるのである。

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