いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

バタクハウスカット 近況レポート

2010-08-21 05:06:51 | スーツ
最近、バタクハウスカット丸の内店と阪急梅田店を
訪問してきましたので(ほとんど巡回と化していますが)
ご報告を。

まずは一番鮮烈だったのが冒頭の写真。
阪急梅田店にあったタキシードモデルです。

ラペルは拝絹(はいけん)で拝みボタン
トラウザースには側章(がわしょう)が入るとの事。
上記の仕様で
通常価格(パターンオーダー)+5万円とのことでした。

ご存知とは思いますが
拝絹はラペルに絹が貼ってある仕様です。
タキシードは夕方以降に着用するので
電気の無い時代
わずかな光でも顔がわかるようにしたのが
その由来とか。

そして側章はトラウザースの両脇にある
装飾用のテープです。
これ又、由来は軍人の階級を表す為に
色を変えて用いられていたとのこと。

それにしても、カッコいいですね~。

因にウエストコートは
ダブルになっていました。



タキシードを着る機会は
殆どありませんが
思わず欲しくなりましたね~。

結婚式や披露宴でも
時間帯によっては着る機会が
あるかもしれません。

さて、こちらは丸の内店のトルソーに
ディスプレイされていた
今回新登場となったカントリーモデルです。

詳しくはバタクハウスカットのブログ
紹介されていますが所謂ハッキングジャケットですね。
しかしそこはバタク
ブリティッシュサビルロー的なエレガントなスタイルに
デザインされています。


拡大写真

ところで、このアスコット
ツイードの生地と相まって
とてもカッコいいですね。
気になりました。

そしてこちらは梅田店にディスプレイされていた
カントリーモデル。


拡大写真

このツイードの生地、とっても良いです。
いかにもイギリス的な感じの
グリーンに赤のウィンドーペーン。

生地はISLAY TWEED
所謂、スコットランドはアイラ島で織られたツイードです。

アイラ島、シングルモルトウィスキーの聖地として有名ですが
ミルとしてはアイラウーレンミルが有名ですね。

尚、カントリーモデルはハウスオーダーのみとのこと。
詳しくはこちらで

そして、今回は何と!!!




続きは次回で。





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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いけぼう)
2010-08-22 00:43:36
わたしは、いち早くキーパーズツィードで、カントリーモデル試しています。

仮縫い初体験で初めて八刺しを見ました。
返信する
仮縫い (らみい)
2010-08-22 04:49:57
いけぼうさん こんにちわ。
そうですか! 早くも代官山ハウスオーダーを
経験されましたか。

代官山ハウスオーダーは基本の型紙が
あるかないかの違いだけで
後は実質ビスポークと同じ工程ですからね。

出来上がりが愉しみですね。
返信する
タキシード (musselwhite)
2010-08-22 21:46:48
20年前にRalph Laurenのタキシードを買いましたが一度着ただけで今はどこに仕舞ったか判りません。
結婚式で着ようかとも思いましたが、間違えられそうで止めました。
蝶ネクタイだけでも浮いてします日本社会ですからタキシードは推して知るべしでしょうか。
返信する
現実は (らみい)
2010-08-22 22:58:21
musselwhiteさん
タキシード会議のHPとかでは
色々な提案がなされていますが
いざ、現実となると
披露宴でタキシードというのは
なかなか難しいですね~。

特に会社関係で
主賓として挨拶するとなると
慎重にならざるを得ません。

今回は多分
シングルのピークドラペル
拝みボタンの3Pで
ウエストコートは
ダブルというところでしょうか。
その代わり生地をブルーブラックにすると
言う手はあります。

とりあえず、不祝儀で使う予定は
ないので
その仕様であれば問題ないかなと。

ボウタイや立ち襟のドレスシャツを
着用するかどうかは
式の格式や出席者で
判断するしかないですね~。
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