いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

去りし夏のパナマハット その2

2018-09-02 13:05:44 | ハット
去りし夏のパナマハット第2弾です。お世話になっているバタクハウスカット本店(新宿)で手に入れたものです。前回少しお話ししたオプティモタイプのパナマハットです。オプティモとはクラウンの前から後ろにかけてクリース(筋)が入っているタイプのものです。コロニアルスタイルとも言われるパナマ帽の代表選手のようなものです。



クリースに合わせて二つ折りにしてクルクル丸めたい衝動にかられますがやめておきます。なぜならこちらのパナマ草の素材は少し粗めのタイプ。パキッといってしまうかもしれません。リボンは黒色のタイプでボルサリーノのようにマークが入っていないのが好感が持てます。縁取りが付いているので少しカジュアルな雰囲気があります。



私は着ませんがこのタイプなら和服に合わせてもかっこいいかもしれません。こちらのハットは英国製で素材はエクアドルと明確に表記されていますね。



ある意味、パナマ帽の王道です。去り行く夏に。


去りし夏のパナマハット

2018-09-02 11:41:30 | ハット
9月に入りました。1年はあっという間ですね。夏の帽子といえばパナマハット。暦の上では秋ですが亜熱帯化している日本ではまだパナマハットは今月いっぱいくらいまでは必要ではないでしょうか。そんな思いもあり慌ててパナマハットを贖いました。パナマの定番といえばボルサリーノ。



パナマの語源は1834年ルーズベルト大統領がパナマ運河を渡った時からと言われています。実際のパナマ発祥の地はエクアドル。パナマ帽をつくる素材であるパハ・トキージャはエクアドル特有のものだからです。パナマハットもパナマ草の素材によってグレードはまちまちですが今回のものはモンテクリスティを思わせる非常に目の細かいものです。



パナマハットは型取りがしてあり力が加わるとパキッと折れてしまいそうなものもありますが、こちららは非常に柔らかいです。オプティモと言われる帽子のクラウンの前から後ろにクリースが入るタイプではないので流石に折りたたみは出来ません。

夏でもスーツ着用の私はこの帽子は必須です。パナマハットをかぶり、去り行く夏を少しセンチメンタルな気持ちで見送りたいと思います。