フランコ・プリンツィバリ
カラチェニ氏に師事し『FORBICID'ORO(金のはさみ賞)』の
選考最高責任者であり伝統の技術を継承する
一流のアルティジャーノ。
そのフランコ氏が監修し日本のファクトリーで作られるスーツが
フランコ・プリンツィバリである。
毎年、年2回フランコ氏が来日
オーダー会が開催されるが
その時は特別に、オーダーする人専用のパターンが起こされる。
オーダー会に参加する都度、そのパターンは修正されていき
どんどん完成度が高められていくのである。
もう何着目であろうか。
春夏物だけでもクローゼットに10着以上あるので
秋冬のスーツをあわせると
恐らく20着以上はオーダーしたと思う。
もはや特別な感覚はなく毎シーズンの恒例行事として
スーツをオーダーするような感覚である。
そして先日、オーダーしたサマースーツが出来上がった。
冒頭の写真がそうだが実際の生地は
もっと暗い色のストライプ柄である。
下の写真が実際のイメージに一番近く
ストライプであってもそれがことのほか
目立つことはなく、どちらかといえば
シックな感じである。
この生地、フランコのオリジナルのバンチから選んだものだが
思いのほかコシがあり夏物にもかかわらず
仕立て栄えする生地である。
これは構築的なパターンによるところもあるのだろう。
さて、トレードマークの
袖下で貼り合わせるような特徴的な袖の縫製
袖口は一番奥のボタンが眠りボタンになる
これもいつも通りの仕立てである。
今回はサマースーツなのでレジュリッシモという
副素材をかなり省いた仕立てである。
それでもフランコ独自の構築的な仕立ては変わらず
所謂アンコンジャケットのような
カジュアルな感じには決してならない。
それでいて、軽く動きやすく、オフィスで
終日上着を着用していても全く気にならない
そういった仕立てのスーツである。
トラウザースも同様の作りであるが
ポケットなど肌に触れる部分は
ちゃんと生地と裏地の間に作られ
そういった部分でもサマースーツだからといって
着心地に影響を与えるような省略は
一切ないのである。
フランコ氏はオーダー会で来日する際
必ずファクトリーも訪問し技術指導をしているが
効率化に走らず連綿とこういったこだわりを継続しているのは
流石である。
ここまで自分の体形を理解してもらっていて
着心地も良いとなれば
あえてテーラーを変える気がしないのである。
自分の一着を完成させるには長い時間がかかる。
よって、今後もフランコ氏が来日する限り
オーダーし続けようと思う次第である。
さて、世の中はクールビズ全盛
しかし、私は今年もサマースーツ+オッドベスト
そしてボウタイというスタイルを崩さないつもりである。
もうすぐ、本格的な夏がやってくる。
カラチェニ氏に師事し『FORBICID'ORO(金のはさみ賞)』の
選考最高責任者であり伝統の技術を継承する
一流のアルティジャーノ。
そのフランコ氏が監修し日本のファクトリーで作られるスーツが
フランコ・プリンツィバリである。
毎年、年2回フランコ氏が来日
オーダー会が開催されるが
その時は特別に、オーダーする人専用のパターンが起こされる。
オーダー会に参加する都度、そのパターンは修正されていき
どんどん完成度が高められていくのである。
もう何着目であろうか。
春夏物だけでもクローゼットに10着以上あるので
秋冬のスーツをあわせると
恐らく20着以上はオーダーしたと思う。
もはや特別な感覚はなく毎シーズンの恒例行事として
スーツをオーダーするような感覚である。
そして先日、オーダーしたサマースーツが出来上がった。
冒頭の写真がそうだが実際の生地は
もっと暗い色のストライプ柄である。
下の写真が実際のイメージに一番近く
ストライプであってもそれがことのほか
目立つことはなく、どちらかといえば
シックな感じである。
この生地、フランコのオリジナルのバンチから選んだものだが
思いのほかコシがあり夏物にもかかわらず
仕立て栄えする生地である。
これは構築的なパターンによるところもあるのだろう。
さて、トレードマークの
袖下で貼り合わせるような特徴的な袖の縫製
袖口は一番奥のボタンが眠りボタンになる
これもいつも通りの仕立てである。
今回はサマースーツなのでレジュリッシモという
副素材をかなり省いた仕立てである。
それでもフランコ独自の構築的な仕立ては変わらず
所謂アンコンジャケットのような
カジュアルな感じには決してならない。
それでいて、軽く動きやすく、オフィスで
終日上着を着用していても全く気にならない
そういった仕立てのスーツである。
トラウザースも同様の作りであるが
ポケットなど肌に触れる部分は
ちゃんと生地と裏地の間に作られ
そういった部分でもサマースーツだからといって
着心地に影響を与えるような省略は
一切ないのである。
フランコ氏はオーダー会で来日する際
必ずファクトリーも訪問し技術指導をしているが
効率化に走らず連綿とこういったこだわりを継続しているのは
流石である。
ここまで自分の体形を理解してもらっていて
着心地も良いとなれば
あえてテーラーを変える気がしないのである。
自分の一着を完成させるには長い時間がかかる。
よって、今後もフランコ氏が来日する限り
オーダーし続けようと思う次第である。
さて、世の中はクールビズ全盛
しかし、私は今年もサマースーツ+オッドベスト
そしてボウタイというスタイルを崩さないつもりである。
もうすぐ、本格的な夏がやってくる。