いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

トレンチ病 発症

2011-12-23 07:31:31 | コート
さて、遂にトレンチ病 発症です。

先日大阪へ出張行った際
PURDEYのバタクハウスカット別注のトレンチコート
フィッティングをして
購入を決めました。
当日はたまたま他のお客さまもいらして
やはりベージュのトレンチコートを
お買い上げになっていました。
確実にこの手のトレンチコートを求めている方が
いらっしゃるということですね~。

さて、私は当日、参考比較の為
アクアスキュータムのトレンチコートを着用して
お店に行きました。

う~ん
やっぱり、フィッティングが
雲泥の差ですね~。
やはり今回のPURDEYのコートのフィッティングが
本来のトレンチコートのフィッティングだと思います。

色はアクアスキュータムのベージュのトレンチを
既に持っているので
今回はネイヴィーとしました。

素材は勿論、綿100%。
イタリア製のオルテメックスのコットンギャバジン。
独特の裏地も同社のものです。
ボタンにはサイドに控えめにPURDEYのロゴが入っています。



こちらは後ろ姿。
コートの後ろ姿大切ですよね~。



クラシックなスタイルで
まったく問題ないと思います。
背中上部のケープドバックは
緩やかな曲線を描くタイプです。
エレガントですね。

そしてトレンチで重要なベルトです。
ベルトについたD管。



ちゃんと基本に忠実ですね。
今回、金具類はネックのフックを含め
ゴールド色の仕様となっています。

そしてベルトはかなり頑丈と思われる作り。
8本もの補強のステッチが入っています。
これならベルトを縛って締めても
大丈夫そうです。



さて、ライニングです。



裏地はチェック柄で袖の部分はネイヴィーの
キュプラ仕様となっています。
通常のトレンチに使われる物と比較すると
少し厚手のラグジュアリーな生地を使用しています。
袖を通す時、スムーズで気持ちいいですね。

ポケットは勿論貫通式のポケットです。



そしてチンストラップ。
う~ん、無条件にカッコいいですね~。





そしてこのコートの最大の山場である
たっぷりしたサイジングで
ベルトをぎゅっと締め
美しいAラインを描くシルエットです。



いや~ かっこいい~(自画自賛)

そして重要な着丈です。
バッチリ長めの着丈です。
本当に渋いと思います。




このシルエットを永年待ちわびていました。


「これが人生最後のコート」宣言をした後も
コートを買い続けて既に15着!?位になりそうですが
それでもこのトレンチコート
本当に購入して良かったと思います。

尚、このコート、袖が若干短めかもしれません。
私は元々腕が短めなので
既製品、特にコートは必ずといって良い程
袖を詰めますのが今回は標準のままでOKでした。

ご購入される方はフィティングの際
袖の長さを確認された方がいいと思います。
勿論、袖出しはまったく問題ありません。

バタク別注PURDEYのトレンチコート
今回は完全にやられてしまいました~。
クラシック好きには
たまらないコートだと思います。
残り着数も少なさそうでしたので
気になる方は早めの見に行かれた方が
イイと思います。