いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

バタクハウスカットのオーダー会

2008-09-07 08:55:22 | スーツ
バタクハウスカットのオーダー会です。
昨日伊勢丹MEN'S館4階の
バタクハウスカットのコーナーで行われました。

そして、憧れのN寺氏登場です。
最初はK保教祖様から
「N寺さんにはいつもダメだしされています」
という話を聞いていたので
どんな恐い方だろうと思っていましたが
トップの写真のように
穏やかなイギリス紳士みたいな方でした。

まずは生地の選択から。
実はもう在庫がなくなったと言われていた
スリーエステイトの生地がみつかり
迷いなくその生地を選びました。

「ダブルブレストでどうでしょうか?」
とN寺さんに相談したところ
これはとてもお勧めの生地で
ダブルブレストにも映えるとのことで
この生地でダブルブレストに決定です。
よかったです、本当にこの生地があって。

ちなみにこの生地は何とバタクハウスカット別注で
スリーエステイトとダブルネームになっています。
N寺氏こだわりの生地のようです。

さあ、そしていよいよ採寸の開始です。
念のため、以前パターンオーダーしたデータを
代官山から取り寄せ
何やら確認されている様子。



おもむろに肩とかを確認されています。



最近体重を随分落としたこととかを
話しながら採寸が進んでいきます。



いやーカッコイイですね
N寺氏。
とてもエレガントです。



無事採寸が終わり
仕様等を確認して終わりです。

採寸終了後も少し時間があったので
貴重な話をいくつか聞けました。

そのうちのひとつ。
ブレイシズの使い方について。

私もブレイシズ初心者なので
肩にテンションがかかる位
吊っていましたが
実はブレイシズは押える為に
使うとのことです。

つまり、トラウザースはウェストピッタリに作り
それが体から離れないように
押える為に使うとのことでした。
決して吊るのではないと・・・
う~ん奥が深いです。

よってウェストに余裕を作り
ブレイシズで吊るフィッティングは
誤りとのことです。
丸の内のM田さん、N寺氏から後日指導があるかも
しれません(笑)。

出来上がりは、約1ヵ月後
楽しみですね。

ちなみにこれはブレザーですが
このデザインでスーツ仕様になって
上がってくると思います。



いやー
本当にN寺氏と話が出来て嬉しかったです。

ところで今回は
テーラーケイドの山本さん
別のコーナーで採寸されていたので
ご紹介いただきました。

K部店長、ありがとうございました。

スーツは上がり次第
又、ご紹介しますね。