今日は以前から行きたいと思っていた
VESTAに突撃してきました。
個人テーラーなのに、しかも土曜日にも係わらず
アポなし突撃です。
大変失礼しました。
VESTAといえばご存知の方も多いと思いますが
MEN'S Exにコラムが連載されています。
そして有名なのは女性テーラーきいちゃんこと北川さんです。
当日はMEN'S Exに掲載されていたシャツ生地のジャケットを
おめしになっていました。
実は以前から、きいちゃんのブログをよく読んでいて
メールを何度か差し上げていました。
いやーしかし、久々です、ここまでスーツに
情熱を持って語る方は。
服好きな方という言い方は
プロの方に失礼かもしませんが
話していて本当に楽しいです。
まずはきいちゃん、私が着ていったチェスターバリーの
シルク混のジャケットに興味津々だったので
上着を脱いでじっくり観察してもらいました。
やはり縫製が非常に気になるようです。
そしてテーラーという、作り手視線の方と
話していて、色々なことに気づきました。
1)自分はいつの間にかディティール優先主義に
なっていたこと。
2)VESTAは本当の着心地の良さを追求していること。
フランコプリンツィバリさんと同じものを感じました。
(どうも裏地の縫製に秘密があるようです)
毛芯にも、とてもこだわっていました。
実際に使っているベルテロ社の毛芯を
見せていただきました。
本で読んだことはあっても
本物の毛芯はなかなか見る機会がないですよね。
3)主要な部分は手縫いで、これが独特の着心地の良さを
生んでいるようです。
正に
Vestibilita' ヴェスティビリタですね。
きいちゃんは物凄い勢いで情熱的に語られるので
ここに書いたことはほんの一部です。
でも、ここまで着心地を真剣に考え、実際にピッティにも参加し
最新情報を収集し、それを服作りにフィードバックする
なかなか、出来ませんよ。
結論はテーラーとして、とても魅力的ですね。
予算が許せば是非1着作ってみたいです。
価格は8万~15万位(ゼニア生地)ですが
中縫いも付いてのオーダー価格ですので
とてもリーズナブルだと思います。
しかし、秋冬は既に2着オーダー予約しているし・・・
う~ん、考えましょう。
ところで今日の服装です。
靴はちょっと履き替えていますが。
チェスターバリーのコードレーンジャケット
+紺のポケチ+マーロのポロ+インコです。
帰りは大雨でした・・・