脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

香害ときめつける前に、香り過敏について知ってください。

2024年01月22日 | 他の病名との関連性
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200409_2.html


香りで具合が悪くなる人たちに、お伝えしたい事があります。

私は脳脊髄液漏れにより、脳が過敏になったのか、普通の人なら苦痛に感じない、
光、音、匂いが辛くなりました。

しかし、ブラッドパッチ治療をした後、
それらの症状はほぼなくなりました。

あまりにも強い香水とか、香りは、今でもきついなーと感じる事はあるけど、
それは正常な人間の反応だと思えるまでになりました。

だから、こそ、当事者だからこそ、言います。

香害、香りを出す側が悪い!香りを控えてほしい!
社会にこういう人がいる事をわかってほしい!という前に、
もし、万一、私と同じ髄液もれのような原因で、後天的に、一時的に、脳が香りに過敏になっているとしたら、
それは、回復可能で、一般の人たちのように、多少の香りには過敏に体が反応しなくなる、体に適応力、対応力が戻ってくる可能性がある事を知ってください。

そのためにも、香りに過敏な苦痛が出てきた時も、そうでない時も、
脳脊髄液減少症に似ている症状が他にも出ていないか?が自分で注意深くチェックしてみてください。

そして、自分が感じる症状をすべて紙に書き出してください。

そして、脳脊髄液減少症の症状を調べて、どれくらいの数の症状が似ているか、考えてください。

もし、たくさん似ている症状があり、さらに、過去になんらかの怪我や事故や暴力にあった経験があったら、
一度は、脳脊髄液減少症での香り過敏を疑って、専門医にご相談ください。

もしかしたら、髄液漏れが原因の化学物質過敏症での、香り過敏かも、しれませんから。

行政や柔軟剤のメーカーは、
香害について、
「香りで苦しんでいる人がいます、配慮しましょう」という発信はできても、

「脳脊髄液減少症の化学物質過敏症なのかもしれませんよ」とは積極的には発信できないはず。

なぜなら、そんな事をしたら、
「この程度の香りで体調が悪くなる?、そんなあなたの体の方がおかしいんじゃないの?あなたが病気なんじゃないの?」と言っているのと、同じだと思われてしまうから。

そんな事を発信したら、香害に苦しむ人たちから、バッシングされるのは必須だから。

だけど、私は言えるの。
生まれつきではないけれど、
髄液漏れによって、
香害の辛さを経験した当事者だから。

香害?いいえ、もしかしたら、あなたの体が、香りを強く苦痛に感じてしまうような体になってしまったのかもしれませんよ。

普通の人にはなんともない食品で、アレルギーが出る人たちのように、
もしかしたら、香害の原因も、
人体に何かの原因で強い反応が起こっていて、
人と違う強い反応が出てしまって
それがもし、髄液漏れのような、脳の機能を低下させるような原因なら、治療で回復可能かもしれませんよ、と

私はあなたに伝えたいのです。

だって、香害の専門家も、化学物質過敏症の専門医も、脳脊髄液漏出症とそれらの関係については、気づかれていない医師が多いと思われるから。



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