3月5日、10時10分
NHK総合
「広がる新しい心の病」
「広がる」というより、今まで気づかなかった人たちが情報を得て
精神科を受診しはじめた結果だと思うけど・・・。
かつて私がそうだったように、
その患者の中に、脳脊髄液減少症がまじっていることに、
多くの精神科医は今も気づけないままでしょう。
精神科の医師も、脳脊髄液減少症について学んでほしいものです。
私の経験では脳脊髄液減少症は
精神科分野の疾患では、
パニック障害にも、
社会不安障害にも、
過換気症候群にも、
境界性人格障害にも、
解離性障害にも、
統合失調症にも、
そして、
一般に一番なじみのある、うつ病や、
非定型うつ病(新型うつ病、現代型うつ病)にも症状の一部がそっくりで
脳脊髄液減少症の知識がほとんどない精神科の医師には、
従来の精神疾患と間違われかねない危険を感じます。
もし、
脳脊髄液漏れが見逃され、
患者本人も医師も家族も、誰も症状の原因が「脳脊髄液漏れ」だと気づかないまま、
かつての私のように、
向精神薬漬けになっているとしたら、
治らないために、患者の苦しみは長引き、自殺の危険も非常に感じます。
精神科医は、
脳脊髄液減少症という事故後遺症でも
脳が機能異常を起こし、精神状態を不健康にすることを、
常に頭においてほしい。
充分な問診をし、少しでも、脳脊髄液減少症が疑わしい患者がいたら、
脳脊髄液減少症の専門医にすぐ紹介するような体制を整えて、患者の診察にあたってほしい。