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愛米家のひとりごと

目黒にある米屋「愛米家本舗(あいまいやほんぽ)」店主の日記です。

昔の記事を読むのも楽し・・。

2015年02月15日 | その他
久々に魚柄さんが現れ「まだ、ポン菓子稼働してるか?」「はい」と答えると、
「昔の資料を整理していたら昭和24年3月の農産加工に記事が載っていた」
と資料を持ってきてくれた。

「街頭のポンせんべい」
このごろ街頭でガチャン、ガチャンと大きな音をさせて煎餅を作って売っているのを見かける。
材料を、それも穀粒をわづかばかり其のまま鉄皿の上にのせ、ラセンの柄を力一ぱい廻して上下の
鉄皿をピッタリと合わせる。
その下に炭火を超して加熱しているのは云うまでもない。
喰わえ煙草を軽く一服、すぐさまラセンを逆にゆるめて上の鉄皿をグイと引き上げると、
穀粒がくつつき合って、一枚の白い煎餅となって現れる。
やや膨らんでいる。
これは膨剤は使わないのであるが、すばやくラセンをゆるめるので、中味が膨張するのである。
そこで、この機具をポン(膨脹)焼機械と呼ぶ。
以上、農産加工に載っていた記事であります。

我が家で使っている機械は・・。