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2014年1月 博多の薬膳教室

2014-01-20 14:44:34 | 薬膳教室

今年の教室テーマは「気 血 水」。
気血水のバランスについて学んでいきます。

講義(中医学) の前に先生から工芸茶のプレゼント。
生徒ひとりひとりに手渡されたのですが、おや?
それぞれに違います。

わたしはむくみ解消のお茶!
先生、ありがとう。よく見とんしゃ~(笑)。
むくみは水のトラブル。しっかりと学びますので!

 

季節は冬の勉強。体の状態やおすすめ食材を習います。

冬は精気を貯蔵する役目の「腎」が活発になります。
活発になるのですが、寒さで痛み易くもなります。
修復するには休むことが一番。睡眠ですね。

次に症状。
足腰がかたくなったり、痛んだり、頻尿だったりは「腎」です。

思い当たるなあとか、ケアしておきたいな、という
時には冬によい食材がおすすめ。

それから「補うこと」と「出すこと」も考えていくのですが、
それでいうと冬は補う季節。

補うことを更に上げたい時には黒い色をしたものを。
「腎」によいものが多いからです。

あとは保温です。
食べて気を増やしたり、血を増やしたり、余分な水を
出したりします。

 

お茶は紅茶や三年番茶(ほうじ茶)。温めのお茶です。
もっと温まりたい場合は薬膳食材(生薬)をブレンドします。
ショウガや竜眼肉、なつめなどを入れました。

 

実習は冷え対策、「胃」や「腎」によい、気のめぐりを
よくする薬膳を作りました。

 

体を温める性質の魚、鮭。
黄色いものは胃によいとされていることから、かぼちゃ。
潤い効果のチーズ。以上で焼春巻き。
ガラス器は白菜の浅漬け。胃腸を整えます。

 

和え物はかぶとくるみの組み合わせ。どちらも温性。
くるみは和え衣に。にょにょっと先生が魔法をかけました(驚)。

 

長いもと豚肉の組み合わせ。チヂミ風に焼いています。

 

ごはんはピラフ。温める性質のヨモギと鶏肉です。
ピラフに、よ よ ヨモギなの!と机上でドン引き、食べて
美味しいメニューでした(笑)。コツはヨモギの下処理にありました。

 

汁ものは、しいたけスープ。胃の調子が悪かった先生が
その時に欲していたスープを再現してくれました。
しいたけをかなり蒸したそうで、しいたけの隅々から
根こそぎ薬効が出ているようなスープでした。
これはリアルに、食べて薬!を実感しました。

 

デザートは温州みかんのゼリー。
温州みかんは実と皮と効能が違います。
実はのど。皮は薬膳食材のチンピ、気の巡りの薬です。

先生のレシピ開発は本当に熱い!
ですのでとわたしの首が正直に反応するようになりました。
クコの実の時は横に動くのです(笑)。
それが、トッピングに使ったクコの実が劇的に美味しい!
えー、どんな魔法をかけているのでしょうか。見つけてみます(笑)。

 



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