二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

'16年 1月 大分薬膳教室の募集

2016-01-22 19:31:49 | 薬膳教室

大分市で行う1月の薬膳教室に空席が出来ましたので
募集の案内をさせていただきます。

テーマは「冷えの養生法」。

一年で最も寒い季節。
補腎すること、寒邪に気をつけること、効能と食材を
ご紹介いたします。

寒さ暑さの厳しいとき、不調の出やすい季節の変わり目、
ひょいと越えられますように。

新しい年も健やかにまいりましょう。


追加募集    残席3名さま(先着順)
        ※ 単発でのご参加、体験教室も受付中  
      
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日にち    1月28日(木)

(実習、お食事、片付けの部)
時 間    10:00~13:00
場 所    大分市コンパルホール4階 調理実習室
参加費     税込3000円

(座学の部)
時 間    13:00~15:00
場 所    大分市コンパルホール4階 調理実習室
参加費     税込2000円
※座学の参加資格は、薬膳教室にご参加いただいた
 方となります。

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お申込み、お問い合わせ他は、連絡先を明記の上
コメント欄に鍵コメにてお願いいたします。

いただいた内容は非公開で処理をさせていただきます。

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大分教室は、本年から毎月1回のレッスンに変わります。

今後は
・2月18日(木)
・3月24日(木)
・4月21日(木)
・5月31日(火) を予定しています。

お気軽にお問合せください。

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博多郷土料理を学ぶ “だぶ”

2016-01-22 18:07:51 | 福岡グルメ

転妻の先輩から習った、転勤生活の楽しみ方。
ひとつに、その地の郷土料理を習うことがありました。

だぶ。
県外者には、いったい何のこと~と不思議不思議。
レッスンを受けに、茅乃舎リバレイン店 「茅乃舎の台所」
に行きました。

語源は 「汁の中でだぶだぶしている」 ことらしく。
細かくカットした根菜類が、確かに汁の中でだぶだぶ。

根菜類は、博多がめ煮で使うものと重なるので、がめ煮の
端切れをまかない食で使ったのではないか、というお話も。

つくり方はデモンストレーションで習いました。
試食。
おかわりすることが前提の椀ものなので、もちろん♪
好きになりました!

 

 

焙煎ごまだれ(レッスン当日発売開始) を使った白和え。

 

 

ごはんは、しょうがの炊き込みご飯が出てきました。
茅乃舎の炊き込みご飯(の具) は大盤振る舞い!
講師によると、おむすびを結ぶにはやりにくいので、
その場合はお米の一部をもち米にするとよいですよ~と
アドバイスがありました。

 

 

茅乃舎リバレイン店は 「茅乃舎の台所」 というキッチンを
併設しているので、無料・有料のお教室がしばしば。

だしの使い方や、気になる調味料の使い方、ビンの底に
少し余った時のアレンジなど、あれもこれも見聞き
できます。

デビューしたばかりの  “焙煎ごまだれ”  も早速
1本使い切れそうな勢いで、色々を教えてくれました。

わたしは実は、だしよりも  “炒り酒”  を愛用中。
自家製の魚醤が入っているそうです。初耳!

 

 

 

 


義父の空

2016-01-22 15:49:30 | おうち歳時記

昨1月。
実家の父の一週間後に、婚家の父が逝きました。

義父と話したのは、実の父の通夜の席が最後。

見てしまった最後の姿は、足元が悪いからと、
義母をいたわる様子。

ですが、義母はプイとそっぽを向きました。
加療でとても小さくなっていた義父の背中。
とても悲しそうでした。

義父は突然亡くなってしまいました。



今1月は、おかげでオットの勤務にも都合がつき、
2泊3日で帰省しました。

慌てる用もないので、国道を走るのんびり計画。
ランチは萬天楼(大分県日田市)。日田焼きそば!

 

 

朝食2回分のパンを調達。

 

 

気温はマイナス2度!寒~い山を通過しました。

 

 

休憩はどんぐり茶屋(湯布院町塚原)。

 

 

別府市に到着。
特産の竹細工が見たかったので bamboo bamboo へ。
別府市は “竹を編む” という文化が発展した町なので、
竹細工の素敵さといったらありません。
カゴ類、カトラリー、作家ものなど一度に見れます。

 

 

翌日、無事に一周忌が終わりました。

そしてまた朝が来ました!
地元新聞によると、会食の時間、ちょうど別府湾に
二重の虹(主虹と副虹) がかかっていたようです。
天からの手紙。さすがお義父さん、粋です!

 

 

外は積雪!
NHK朝ドラにチャンネルを合わせてもらいました。
このドラマは、しゅうとさんが息子の妻に
「あさちゃん」と、ちゃん付けしていました。

それを聞くたびに、わたしを「愛ちゃん」と呼んでいた
義父と重なってジン。

とんちが効いて、とにかく話が面白い義父。
結婚披露宴の親族代表の挨拶では、わたしを
「三国一の嫁」と言ってくれました。
歩いて2分で行ける温泉なのに、危ない!と
言っては自家用車で送迎してくれましたし(笑)。

わずか10年の付き合いでしたが、おとうさんに
出会えて良かったです。

 

 

しかし一方で、宿題もたくさん出されてしまった
ようです。困ったな、と思うところばかりなのですが、
義父の長姉さまが「あんたが来たから大丈夫」と言って
くれました。

最後となった義父の小さな後ろ姿、同じテツは踏みたく
ないと思うあれと、たしなみのないあれ。
忘れないオットの泣き声、泣き顔。
もう一度に気持ちがめぐって、
ボロン、と大きな涙が出そうになりました。

雪は心を浄化するそうですね。帰路はどこも雪。
天からの手紙は「浄化して帰りなさい」という
ことだったのでしょうか。

 

 

宇佐市から玖珠町に抜ける峠で、立ち往生をしている車
発見!けん引ロープで引っ張ってみましたが、ロープが
バチンと切れてしまいました。

携帯の電波も入りにくいので、ドライバーさんを
近くの町まで送りました。

こんな時、オットの親切で頼もしい姿は義父そっくり!

川原驛(日田市天瀬町) で、豊のしゃも(大分のブランド地鶏)
を食べて帰りました。ささみフライ、ささみサラダ、
豊のしゃもだしの釜めし。この定食はもう大好き!

 

 

極楽浄土があるという西の空。
ぎょえ! ま さ に雲行きが怪しくないですか~。
え、何の?(笑)。


とりあえず、離れる。
次に(ダメで上等、わたしはわたしと) 気にせず、
破れかぶれで逃げ切る。
そしてゆるす。

新聞の人生相談欄を読むと、似たような環境にいる人が
あることに勇気をもらいました。

 

 

 


女正月、新年会

2016-01-22 15:11:06 | 福岡グルメ

新年15日は小正月。
健康を願って、小豆粥を食べます。

リビングの室礼を新しくしました。
博多人形師の方たちが作っている “博多はじき” です。
おはじきで、厄をはじく!

缶ドロップは、桃が描いてあったのでつい。
桃は堂号の一文字です。桃は長く丈夫に生きていく象徴。
桃太郎が桃から生まれるのも、桃の生命力の証!




または女正月。
年末年始、忙しく働いた女性が骨休めをする日!

ちょうど新年女子会の話が出てきたので、15日近くを
設定してもらいました。

会場はグルメ女子に一任!
毎度毎度素晴らしいチョイスなのです。

当日、中にはいつぶり~の再会も。
そのままになっていた仕事の打ち上げと、年末の
おせちづくりの打ち上げがミックスです(笑)。

 

 

も ち ろ ん飲み放題プラン。
紹興酒の大きな甕が底をつく!と思うほど。
常温でも大変に美味しかったそうですよ。
わたしはハイボール。グラスの富士山が縁起良い、縁起良いと
何度も拝みました(笑)。


旧暦一月の古称は「睦月」、睦み合う月。
人と交流をはかりながら、人間関係や、どういう年に
しようと考える月なのだとか。

共感できる仲間との食事会は、飲めや歌えやの盛り上がり。
気づいたら日付も変わった模様。あ~楽しかった!

 

 

 


(27年度) 専攻科水曜日クラス 1月

2016-01-22 14:14:01 | 筆文字を書こう

新年はじめの専攻科。
本来は火曜日の生徒ですが、所用で水曜日に転校生しました。

さすがに新年1月。
空気はキーンと冷たく、改まったような青空でした。

 

 

席にはお年賀と入った封筒が。
カレンダーでした。ありがとうございます!

 

 

観峰先生(の胸像) に、新年のご挨拶をして授業開始。
地元 太宰府天満宮と空海の関わりを聞きました。
S先生の書道史って、ものすごく面白いのです!

 

 

専攻科は火曜日AとB、水曜日、と3つあるのですが
講師により内容が違います。

今月の水曜日のテーマは「小学校での書写との関わり方」。
実際に小学校で使われる手本と、日本習字 観峰流を
分析し書いてみました。

ゆくゆくは、日本習字の教室を主宰したいと思っていて、
小学生も募集する予定なので、書教育の現場が知れて
良かったです。

お習字をしている子どもさんと、そうでない子どもさん。
差は歴然だろうなあと想像します。

 

 

研修所はすがすがしい!
1階のギャラリーでかわいいおサル発見!
お習字をしちゃってますー。

 

 

筆の先まで細か~い。


今3月から九州国立博物館で「始皇帝と大兵馬俑」の
展示が始まります。

書的に~(秦の) 始皇帝といえば、文字を統一した人。

水曜日のS先生は、書にも通じる気がするからと、
美術展にもお詳しいので、伺うには最適!

「3月から始まりますね」と見解を聞いてみました。
“期待している” そうです。

楽しみが増えました♪ わくわく。

 

 

 


父の空

2016-01-22 12:29:11 | おうち歳時記

実家の父の一周忌が無事に終わりました。

一年前、霊柩車での移動中、太陽に包まれました。
時期的には、冬至の日をもって蘇った太陽。
とても大きくて、ぽわ~んと眩しくて暖かくて、何とも
言えない感覚で「あ、お父さんだ!」 と思いました。

 

 

わたしのお父さんは寿司職人でした。
大分市に店を開き、35年もの間、地域の方、遠方の方に
その味を美味しく召し上がっていただきました。
お酒も好きだったので、大分に居ながらにして、
全国の酒めぐりもしました(笑)。

平成の時代なので、あと10年は現役でいて欲しかった
のですが、それは父の寿命。

あの日も、いつのものように市場で目利き。
寿司弁当を握って・作って納め、昼は母と並んで
まかないを食べて「美味しいのお」と。

夜の営業時間まで、お昼休みの時間を使い、
趣味だった囲碁、その大会に出ている時に倒れました。
一度は救急車を自力で呼びました。

手術後に渡された着用のジャンバーには、
驚くことに集金したお代が入っていました。

倒れるわずか2時間前には、福岡まで虫の知らせも
届けてくれました。今なお思う、あの知らせの不思議。

わが父ながら、あっぱれ!!

 

 

火葬場からの帰り道、見上げた空には、養い育てて
くれた父の10本の指のような雲がありました。

後にも先にも不思議な雲ですが、ま さ に
“天からの手紙”。今後もちゃんと読めますように。

 

 

法事が終わると、とんぼ返り。
日常を淡々と過ごすのです。

帰宅する頃には
晩ごはんの時間だしな~
作るの面倒だしな~

お惣菜と牡蠣フライを狙い、べっぷ駅市場(大分県別府市)
に寄りました。ここにはローターアクトの仲間がいます。

 

 

日が沈む時間は自宅に向けて走っていました。
どよーんと曇っていたので期待はしませんでしたが、
現れました。再び、あのとても大きくて、ぽわ~んと
眩しくて暖かくて、何とも言えない太陽です。

包まれました。
一年前と同じ感覚「あ、お父さん!」です。
西にあるという極楽浄土、間違いなく空からの手紙でした!

 

 

晩ごはんは、うなぎ屋のあっちゃんのお店で揚げて
もらった牡蠣フライを。あっちゃんのお店、冬は牡蠣も
最高なんですよ☆ おごちそうさまでした!

 

 

父が亡くなってから、父のその後が知りたいと浄土宗に
ついて興味を持つようになりました。

初盆の昨夏、知恩院に行ったのもそのひとつ。
また菩提寺の法要にもなるべく参加しようと
スケジュールの調整もしています。

菩提寺で年に5回、塔婆書きという役目をいただいた
ことも、書を続けていることを応援し、喜んでくれていた
父のご縁だと思っています。



父は今どうしているか。

“ 蓮の台に座りて、阿弥陀様から説法を聞いて
 仏さまと同じになる修行をしている ” そうです。

なんと、その期間は50年!
50年経つとご先祖様の仲間入りが出来るそうです。

おやおや、お父さんも大変(笑)。
2016年は修業2年目の年なのです。

 

ですので、修業がうまく行くように、香(お線香) を
焚いて応援をすることにしました。

ですが、お線香(の世界) についてもまるで分かりません。
法要のたびに和尚さまからいただくお話や資料を参考に
気に留めるようになりました。

「自分たちはコシヒカリを食べるのに仏さまは
 300円のお線香ではダメだ!」と例え話をして
もらって大笑い。

帰福して、微笑と春陽(京都 松栄堂) を実家に
送ってみました。

父の微笑みと、陽のように包んでくれる父をイメージ!

次の月命日の日、和尚さまのリアクションが
楽しみです(笑)。

 

 

 


鏡開き

2016-01-22 11:38:19 | おうち歳時記

(神様に) そなえた鏡餅を下ろして割って開く。
切る、は忌み言葉なので使わず「開く」です。

開くに、木槌がないので残念!

お供えしていた鏡餅には一年を無事に過ごす力が
込められているそう。

わが家は鏡餅の室礼をしたので、直会も鏡餅で。
お汁粉にしました。

それから、小豆は汁ごといただきたいので、
豆のシロップ煮のように、さらりと仕上げました。

小豆は強い利尿作用と解毒作用。
水の代謝を助ける食材です。