二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

義父の空

2016-01-22 15:49:30 | おうち歳時記

昨1月。
実家の父の一週間後に、婚家の父が逝きました。

義父と話したのは、実の父の通夜の席が最後。

見てしまった最後の姿は、足元が悪いからと、
義母をいたわる様子。

ですが、義母はプイとそっぽを向きました。
加療でとても小さくなっていた義父の背中。
とても悲しそうでした。

義父は突然亡くなってしまいました。



今1月は、おかげでオットの勤務にも都合がつき、
2泊3日で帰省しました。

慌てる用もないので、国道を走るのんびり計画。
ランチは萬天楼(大分県日田市)。日田焼きそば!

 

 

朝食2回分のパンを調達。

 

 

気温はマイナス2度!寒~い山を通過しました。

 

 

休憩はどんぐり茶屋(湯布院町塚原)。

 

 

別府市に到着。
特産の竹細工が見たかったので bamboo bamboo へ。
別府市は “竹を編む” という文化が発展した町なので、
竹細工の素敵さといったらありません。
カゴ類、カトラリー、作家ものなど一度に見れます。

 

 

翌日、無事に一周忌が終わりました。

そしてまた朝が来ました!
地元新聞によると、会食の時間、ちょうど別府湾に
二重の虹(主虹と副虹) がかかっていたようです。
天からの手紙。さすがお義父さん、粋です!

 

 

外は積雪!
NHK朝ドラにチャンネルを合わせてもらいました。
このドラマは、しゅうとさんが息子の妻に
「あさちゃん」と、ちゃん付けしていました。

それを聞くたびに、わたしを「愛ちゃん」と呼んでいた
義父と重なってジン。

とんちが効いて、とにかく話が面白い義父。
結婚披露宴の親族代表の挨拶では、わたしを
「三国一の嫁」と言ってくれました。
歩いて2分で行ける温泉なのに、危ない!と
言っては自家用車で送迎してくれましたし(笑)。

わずか10年の付き合いでしたが、おとうさんに
出会えて良かったです。

 

 

しかし一方で、宿題もたくさん出されてしまった
ようです。困ったな、と思うところばかりなのですが、
義父の長姉さまが「あんたが来たから大丈夫」と言って
くれました。

最後となった義父の小さな後ろ姿、同じテツは踏みたく
ないと思うあれと、たしなみのないあれ。
忘れないオットの泣き声、泣き顔。
もう一度に気持ちがめぐって、
ボロン、と大きな涙が出そうになりました。

雪は心を浄化するそうですね。帰路はどこも雪。
天からの手紙は「浄化して帰りなさい」という
ことだったのでしょうか。

 

 

宇佐市から玖珠町に抜ける峠で、立ち往生をしている車
発見!けん引ロープで引っ張ってみましたが、ロープが
バチンと切れてしまいました。

携帯の電波も入りにくいので、ドライバーさんを
近くの町まで送りました。

こんな時、オットの親切で頼もしい姿は義父そっくり!

川原驛(日田市天瀬町) で、豊のしゃも(大分のブランド地鶏)
を食べて帰りました。ささみフライ、ささみサラダ、
豊のしゃもだしの釜めし。この定食はもう大好き!

 

 

極楽浄土があるという西の空。
ぎょえ! ま さ に雲行きが怪しくないですか~。
え、何の?(笑)。


とりあえず、離れる。
次に(ダメで上等、わたしはわたしと) 気にせず、
破れかぶれで逃げ切る。
そしてゆるす。

新聞の人生相談欄を読むと、似たような環境にいる人が
あることに勇気をもらいました。

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。