二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

出雲大社日帰り旅

2013-09-21 11:13:09 | おうち歳時記

春に薬膳のお仲間が、母娘で参加した出雲大社への日帰り旅。
「新幹線利用でスケジュールもゆったり。とっても良かったよ~」
と言ってた同じツアーが新聞の一面広告に載っていました。

母娘旅もしばらくしていないなあと思い、実家の母へのお中元に
しました。ところが父も行く気満々。Wお中元となりました(笑)。

 

新幹線は広島駅下車。観光バスに乗り換えて出雲大社へ。
同日、同時刻出発のこのツアーバスだけでも観光バスは3台。
ざっと150名は越えている団体でした(驚)。さすが噂に聞く
人気ツアー! ようやく取れた甲斐があったというものです。
休憩は道の駅たたらば壱番地。
あ! のっけからオットに土産が出来ました(笑)。

 

車中でお弁当。
出雲そば、浜田港水揚げのアジの開き、大山鶏の照焼き、
しじみめし、どんばら漬けなど島根グルメがぎゅ!

 

バスでの移動は2時間ほど。車内ではその間ずっと添乗員さんが
古事記を話してくれました。メインは出雲地方を舞台にした神話
です。ヤマタノオロチ神話、因幡のシロウサギ神話、スサノオ、
オオクニヌシ(大黒様)、やがては九州で言うと宮崎県高千穂や
福岡県宗像大社にも関係する話でした。

添乗員さんは20代のキュートな女性。
今風の言語と演劇部出身?みたいなリアクションで聞かせて
くれるので、舌を噛んでしまいそうな名前をした神様の系統図
がどんな本よりも分かりました(笑)。

 

現地ガイドさんの案内で約1時間散策。
まずは巨大な日の丸。畳75畳分で大きさ日本一。
掲揚塔は高さ47m。昔の御本殿が高さ48mなので
ほぼ同じ高さだそうです。

 

境内に入り、まずは神楽殿。正面の大しめ縄が有名ですよね。
祭典、祈願、結婚式などが行われます。神楽殿の内部は
2000人が入る大広間です。

 

遷宮で替えられた国宝、御拝殿の屋根です。

 

同じく替えられた茅葺屋根。遷宮とは60年に一度行われる
大神さまのお住まいリフォーム。リフォーム中は大神さまも
屋移りをするという訳です。屋移りを遷宮というのですね。
ちなみに屋移り先は仮殿。お参りはここでしました。

 

案内は御本殿を囲むような順路でした。毎年旧暦10月
出雲大社で行われる神様会議のため、全国から集まる
神様たちが宿泊する場所や、スサノオノミコトが祀られた
場所などを含め、厳かな雰囲気でした。神無月、出雲では
神在月に行われる神様会議の主な内容は縁結び。
その頃は独身女性の参拝者であふれるそうです。

 

現地ガイドさんと分かれて自由散策です。
国家に歌われるさざれ石。

 

皇后陛下の御歌の歌碑や因幡のシロウサギの像がありました。
オオクニヌシ(大黒様)が背負っている袋の中には、私たちの
苦難や悩みが入っていて、私たちの身代わりになって背負って
いるのだそうです。オオクニヌシは死の淵に沈んでも、あの世
からこの世に何度も帰ってきました。ゆえにいのちを結ぶ神様、
ム ス ビ の神様です。恋の縁結びモチーフでよく使われる
のがウサギなのも納得。

 

オオクニヌシは若い頃に修行をしていたそうですよ。
修行の身だった時に日本海の荒波の向こうから魂が
現れて神となったそうです。魂を授かる姿。
ムスビの大神、縁結びの神になった瞬間です。

 

松の参道。
以前は殿様と皇族の方だけが真ん中を通ることが出来ました。

 

出雲大社は御本殿にたどり着くまで鳥居が4つあります。
本来なら風情豊かに一の鳥居から順にくぐるのでしょうが
そこはツアー。御本殿直近、四(番目)の鳥居(銅の鳥居)
にいきなり行っちゃいました(笑)。そこで時間の許す限り
鳥居をくぐりました。三の鳥居。
松の参道の鳥居と呼ばれ、松の参道の入口です。

 

二の鳥居。勢溜(せいだまり)の大鳥居と呼ばれます。

 

二の鳥居をくぐれば神門通り。
母は商店街! と言いますが、せめて門前町と言ってくださーい(爆)。

 

伊勢神宮は赤福、出雲大社は俵まんじゅうです。
地元のものを食べて更に運を呼び込みます(気学の世界観)。

 

竹内まりやさんのご実家。

 

出雲大社の門前は神門通りと言います。車両は片側一車線。
歩行者天国ではないので危険な感じも潜んでいました。

観光バスの駐車場前にはタイミングよく大きなお土産屋さんが
あるのですねえ(笑)。ご当地ジュース!

 

地域の名水に後付けをしているシール。のっかっとる(笑)。

 

帰路で立ち寄った広島県三次ワイナリー。

 

早速ご利益♪ 今年一番のソフトクリームと出会いました!
白ぶどうのソフトクリームです。

 

広島駅ではお好み焼きを焼いてもらう時間や、お土産を
見る時間もありました。添乗員さんの腕の見せ所と、
同じバスに乗り合わせた方々とのチームワークですねえ。
他の2台は新幹線乗車時間のギリギリぽかったので。

車内でアツアツのお好み焼きをふうふう。車窓から見えた
マツダスタジアムでは阪神戦。大差をつけた勝試合でした!

 

最寄り駅で下車したらお友だちが来てくれていました。
彼女が伊勢神宮のお土産を着いた足で届けてくれたように、
わたしも出雲大社のお土産を渡したかったのです。

寄るからね~と新幹線の車内からメールしていたら、
さすがお友だち! 結局自宅まで送ってくれました。
これにはまたまた両親大感激!
気が利く人はどこまでも気が利きます。手本です!!!

翌日は博多観光。オットが僕も親孝行と言って、有休をとって
くれました。運転手さんには最高です。しめしめ(笑)。

自宅から15分も走れば福岡空港。その周辺は、飛行機の
離発着がすぐ頭上を通過するのでまずはそんなところから
スタートしました。次は柳橋連合市場。博多の台所を見学。

 

父は寿司職人。良いものが多いなあと言っていました。
とはいえ田舎ながら大分も頑張っちょる! と改めて感じたそうです。

 

博多駅でランチ。
父とオットは舌でかみきれるような博多のうどんを。

いやいや、博多に来てまでうどんかよ! と母と意見が一致(笑)。
母とわたしは利久(牛たん/宮城)にしました。同じ利久でも
くうてんだと長時間待ちですが、デイトスなら比較的すんなり
なので~す。牛たんは目の疲れやむくみとり、テールスープで
体力回復! ほらね、効果抜群でした。

 


潤いメニュー

2013-09-21 10:11:49 | 旬をゴチになる

毎週金曜の日中に届けてもらう宅配野菜の定期便。
採れたて直送! のようにバリ新鮮なので、金曜の夜は
野菜を食べる楽しみも格別です。

この日は、お友だちから帰省土産にいただいた
さぬきうどんと食べました。

我が家では、ざるうどん(又はざるそば)には天ぷらが
定番なので、宅配箱からさっそく。白石れんこん、にんじんを
揚げました。にんじんは味を変えて磯部揚げにしています。

 

ちょっと前にプレゼントしてもらった阿蘇の高原野菜が野菜室で
ギリギリ活きていたのでいっしょに(笑)。

 

ごぼうはサラダにしました。この頃は朝夕の涼しさがくっきりと
際立ってきました。湿度も低くカラリとしています。
こうなると薬膳では秋対策です!

こぼうは秋によい食材で、今ですと夏の間に溜まった体の熱を
とってくれる作用があります。ごぼうが持つ整腸作用もあるので、
熱からきている便秘の解消にもなります。腸内環境が整うと
肌の調子が良くなります♪

白ごまを合わせたのにも理由があります。白ごまは体を潤すので
肌の乾燥予防になります。

 

フレッシュなルッコラも届きました。
マリネして焼いた豚肉のあしらいにしました。豚肉も体に潤いを
与えるので肌の乾燥によい食材です。脂分が腸で潤滑油に
なるので便秘にも有効だそうです。

 

ある日はフツーの鉄板焼きですが、そこで用意した野菜
にも潤い効果を! 届いたれんこん、しめじがそうです。
届いた野菜の内容をよくよく調べてみると、季節季節に
摂りたい薬効がわんさか! 土地で育った旬のもの。
これって大切なことだなあと思っています。
今週もおごちそうさまでした。


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