未経験者歓迎!合気道S.A.岩本道場のブログ

普段の稽古内容を中心に更新していきます。
道場の雰囲気や指導員岩本の人柄なども感じて欲しいです。

試合顔晴れ~!

2008-04-11 22:16:45 | 合気道
明日(12日)は、当団体、合気道S.A.の公式試合があります。

春の大会は、体重別トーナメント&新人戦&伝統合気道ルールとなります。

また、非公式ではありますが、櫻井代表師範から許可を戴き、少年・少女部の試合も行います。
ここ最近の少年・少女部試合に関しては、竹ノ塚同好会の岡崎代表が精力的に尽力されてきました。
私の指導する戸田教室も、昨年秋の大会から参加させてもらっています。
偶然、「試合に出たい!」という子供がいて、私も出来るだけ他と交流する機会を与えたいと思っていたので、“渡りに船”といったところでした。

合気道なのに試合を行うのか?
等と、ビックリする方もいるかもしれませんが、武道に「自由攻防」は至極当たり前の発想だと思います。
また、試合を行うと試合向けに技が発展してしまって、技が荒れる…と主張する方もいるでしょう。
確かに、試合で使用する技だけが合気道の技の全てではありません。
危険を考慮して、試合では多くの規制が儲けられています。
それでも私は、一回の型稽古より、一回の試合の方が体で多くの情報を得る事になると思います。

こういう、自由攻防の場に多くの修行者が参加して欲しいと考えています。
試合というと特別な印象を持つと思いますが、少なくとも当団体の試合への位置づけは…
■平常心を保つための訓練
知らない相手に、慣れない環境で、しっかりいつも通りの自分で闘えるか?

■実践性の追及
本気で逃げる、本気で仕掛けてくる相手に、自分の合気道技がどこまで通用するのか?

■理想の動き(型稽古の理合等)の追求
試合のような場所でこそ、型稽古で求められる動きで極める事が出来るのか?
etc.

要は、通常稽古の延長でしかありません。
そこに特別な感情を入れてしまうから、技が荒れるのだと思います。
いつも通り、これが本当に難しいんです。

こういうことは、年に2回しかない試合だけでは成長は出来ません。
やはり、通常の稽古で自由組手の時間をとる事が必要だと思います。
少年・少女部でも、常日頃から行う事が、実際に当てる・当てられるの恐怖心や緊張感を学ぶことが、逆に免疫がついて、試合参加への障壁がなくなると考えています。

我が団体は、直接打撃の自由組手&試合が特徴の一つなんだから、普段の稽古に取り入れた方がいいと思いますし、試合などの機会があるなら、是非とも参加してもらいたいですね。

それは、少年・少女部においても、いつもそう思っていました。
子供達の育成が、ゆくゆくは団体の底上げに繋がると信じています。
武道は一生モノ!!!
保護者の方々にも、“子供時代だけのお稽古ごと”という発想は、是非てて戴きたいと切に願います。
今後も、子供達の試合を出来ることなら続けていきたいと考えています。
当教室から参加者が一人も出ない大会の時もあるでしょう。
それでも、できる限りお手伝いしたいと思っています。

今回、当教室から出場する子供達は三名。
前回の一名から比べると、嬉しいことです。
そして、一般部からも新人戦に一名参加しています。

戸田から参加の皆さん、まずはいつも通りの精神状態で臨む様に心掛けて欲しいと思います。
そして、納得のいく試合内容をした結果、勝利がついてくると最高でしょうね!

怪我なく、明日は顔晴ってください!
応援しています!



【合気道に興味をお持ちの方、以下のサイトもご覧ください】
合気道S.A.戸田(私が指導しています)
 http://aikidosa-toda.com/

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