きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

『跳んで埼玉』の話から思い出した住所整理事業のお話

2020-02-22 10:52:48 | 学問
先日、職場で『跳んで埼玉』のお話で盛り上がりました。





ちょい古いネタではありますが、東京周辺地域に暮らす我々にとっては馴染みあるネタではあります(笑)

私も専門学校時代の学生時代こそ東京で暮らしたものの、あとは神奈川、しかもさらに奥の相模原に移住して東京まで通勤していたのが長かったので、なんというか東京在住者とそれ以外という感じは笑い話にできるくらい面白く感じてたもんでした。

私が新卒で入社した当時は世田谷区にあった小さな建築会社。

従業員も少数なんですが、基本的に会社と同じ世田谷区内から通勤している者が4分の3で、あとは埼玉と神奈川からの通勤者。

神奈川といっても私のような相模原からではなく多摩川を挟んだ川崎市からで、電車でも20分もかかりませんでした。

なんの話題からかは不明だったんですが、世田谷在住の人に川崎在住の人がこう発言したんです。

オレら、東京都高津区出身なんでと。

ん?23区にそんな区ってあったっけ??

建築会社といっても不動産ももちろん業務で取り扱いますから地理には詳しい会社の面々。

さて、高津区とはどこにあるのでしょう?



そう、多摩川を渡った先、神奈川県川崎市にある行政区の一つです。

ここで世田谷在住者の一言がまたキツイ。

『高津区はいまだに住居表示されてないじゃん(当時)』

現在では住居表示の整備がされていますが、90年代後半の当時はまだ整理事業に着手していない頃。

そこを突っついてくるとはえげつないもんです(笑)

多摩川という境界線を挟んで繰り広げられる格差の戦い(笑)

そんな応酬を眺めていた私にいきなり矛先が向きます。

『相模原は世田谷よりも寒いからなぁ、高津が雨でも相模原じゃ大雪だ(笑)』

まぁ、実際に大雪になったんですけどね(笑)

でも私が住んでた相模原ですが、既に住居表示の整理はされてましたけどね、高津の皆さん。

とまぁ、先輩なんであくまでも心の中で反論したのですが(笑)

もっとも私が住んでた地区の国道を挟んだ反対側はまだ住居表示の整理が未地区でしたが、それも十数年後には住居表示整理がされました。

ちなみにこの「住居表示の整理」ってのはどういうことかと言いますと

元が「大字〇〇字〇〇〇〇番地」と法務局などで土地登記簿などを閲覧する際の地番を住所として理解しやすいように市区町村が住居表示として整理する事業のことです(ウィキペディア参照)。

この事業が施工されると「〇〇町〇〇丁目〇〇番地〇〇号」となります。

田舎だと住所と地番が一致している場合が多いのですが、都会では地番と住居表示が別になっているケースが多いので、法務局などでの登記簿等の申請にはブルーマップという住宅地図と法務局の公図を合わせた地図を確認しながら場所を特定する必要があります。

これ、不動産の仕事した時に教わる基本的なことなのですが、知らない人は知らないことですよね。

ちょっと地域のディスリネタの話題を聴いてたら、こんな懐かしいエピソードを思い出したという次第なのです。

ちなみに相模原市に隣接する自治体で町田市がありますが、ここは神奈川県ではなく東京都です。



なので『神奈川県町田市』と間違える人がいますけど、それを町田市民に言うとやんわりと否定されて注意されます。

『町田は東京都なんだよ、町田市民は東京都民なんだよ!!』と。

実際に近くに住んでたからわかる地域ネタの一つです。









※成果補填用※削除禁止※






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