進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

「恋愛禁止条例」に関する次の論点を挙げます。

2013-08-01 16:07:47 | AKB48_オピニオン
当Blogにおける「恋愛禁止条例」に関する最近の議論を、ここで私なりに整理したいと思います。

↓の続きというか、視点を変えます。(「恋愛禁止条例=理念」という説明がわかりにくいというので)

恋愛禁止条例 自己責任論に反対する
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/ea854ba7bd0c3c1f300f624ca48032a2


今日は、レイヤー構造で「恋愛禁止条例」の意義を考えたいと思います。

(伝えるために、あの手、この手で、がんばります。)


まず「恋愛禁止条例は破棄されたのか?」という問いがあって、これはかなりグレーな問題です。

AKB48運営は掲げるとも破棄するとも明確にはしていません。

破棄したとする立場の人は、「スルー=破棄」や「指原が選挙1位になり恋愛に関することを公言=実質的に破棄(もしくは破たん)」という論理だと思います。

「恋愛禁止条例破棄」と「恋愛肯定」とは必ずしも一致しませんが、「スルー=実質的に肯定」とする立場から、今AKB48は実質的に恋愛を肯定している状態だとする意見もあります。

しかし、運営が恋愛に関して明確な意思を示さないからといって、即「恋愛肯定」になるわけではありません。

「恋愛」がアイドル活動に大きな影響を与えることは、ほとんど自明であり、メンバーには率先して恋愛を肯定する動機は合理的には存在しないからです。

「恋愛禁止」は、「恋愛禁止条例」を掲げなくても「アイドルの行動規範」としてコード化されているものなのです。

ただ、「恋愛」は生物学的に埋め込まれたコードで「人間の基本設計」にあたるものですので、恋愛に向かおうとする情動は、社会的なコードであるアイドルの行動規範よりも遥かに強いものです。

厳密にいえば、強いというよりも、人間それ自身が恋愛を肯定するフレームワークですから、その中で恋愛禁止を実現するのは、工夫が必要です。

「恋愛の真っ只中で、恋愛禁止を叫ぶ」くらいのお話です。

これをコンピューター・システムにおけるレイヤー構造のアナロジーで考えると、OS(オペレーティング・システム)がその上で動作するアプリケーションに対して優越するというか、アプリはOSの制約条件を超えることはできない、ということに似ています。

心理的には「恋愛」は「アイドル行動規範」に優越する存在なのです。

しかし、それは時としてアイドルとしてのエラーに繋がるものです。

実際、結構な数のエラーが発生しているのが今のAKB48の現状かもしれません。

そこで、「恋愛禁止条例」の意義が出てきます。

OSレイヤーに、「アイドル行動規範」に加えて「恋愛禁止条例」を組み込み、エラーの発生を抑制したわけです。

上位レイヤーに便利な機能を提供しつつ、システム全体の信頼性と完全性を保全するための存在として「恋愛禁止条例」の存在意義が出てきました。

AKB48の場合、他のアイドル・グループに比べてメンバーや活動にかなり多様性があるわけですが、多様性を高めることとガバナンスをきかせるというのは単純には矛盾しますので、これを「恋愛禁止条例」で方向性を合わせて両立させていたわけです。

「恋愛禁止条例」がスタックから抜けると、これまで「恋愛禁止条例」に頼っていた分を何かで埋め合わせないといけなくなります。

一部コメントで頂いている「異分子を除去」というものを要約すると、「恋愛禁止条例がなくなって動作不安定になる原因となりそうなアプリは排除しよう」というお話になるかと思います。

コメンテーターが、システム全体の信頼性が落ちると予測していることからくる意見かと思います。

(表現を変えた方が理解は得られやすいと思いますよ。是非ご検討ください。)

一方、「恋愛禁止条例がなくなってもシステムは不安定にならない」という立場の人々もかなりの数いるわけです。

人によっては「むしろ制約が外れて動きやすくなった」という意見もあります。

この前提が合わないので、目指すべきものが合わないと思います。

他にも、ハイブリッド方式でいくべきだと主張する人もいるでしょう。

グループ内で使い分けるという意見です。

その場合、どこで線を引くのかが問題になります。

おそらく具体的に線を引くのは難しいでしょう。

さらに、もしあなたが複雑系システムの研究者ならば、こう言うかもしれません。

エラーこそ既存の体制を破壊してシステムを進化させるために必要だ。

エラーを許さないシステムではなく、エラーを一つ上の次元で利用するシステムを構築すべきだ。

と、言うかもしれません。

アイディアに説得力がありますが、どういう仕組みでそれを実現するのか、になるでしょう。









話を戻しましょう。

このエントリでは、「恋愛禁止条例の破棄≠恋愛肯定」だと説明しました。

その上で、「恋愛禁止条例」は、AKB48が価値創造とシステム全体の信頼性と完全性を両立させるためのフレームワークだと説明しました。

という認識に基づいて、では、結局、「恋愛禁止条例」を失ってシステムは不安定になるのか、それとも進化するのか、不安定になる場合はなぜそうなるのか、そしてどうするべきか、進化するのであれば、なぜ進化するのか、どう進化するのか、ここが議論の次の要点ではないかと思います。


最新の画像もっと見る

15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
人気の維持は難しい (morita813)
2013-08-01 22:13:48
 恋愛禁止条例を失ってもシステムは不安定にならないとは、言い換えれば恋愛禁止条例を失っても48グループは一定レベル以上の高い人気を維持できるということだと思いますが、やはりそれは難しいでしょう。
 恋愛禁止条例という理念を失えば、スキャンダルを抑えるものはアイドルとしての行動規範である恋愛禁止だけになりますが、現在の48グループではそれは非常に厳しいと思います。
 なぜかといえば、48グループのブランド価値が非常に高くなったため、メンバーには多くの誘惑があること。さらに誘惑に勝つには、アイドルとしての行動規範を守るために高いモチベーションの維持が必要になりますが、非常に多くのメンバーを擁する48グループにおいて、大きな活躍をできるのは一部のメンバーだけであり、メンバー全員が高いモチベーションを維持することは非常に難しいです。
 つい最近もSKE48のスキャンダル(恋愛スキャンダルと未成年飲酒の2つでしたが、この2つの相性がいいことは押さえておきたいですよね)が発覚しましたが、AKB48ではなくSKE48の、さらにその中でもかなり人気の低いメンバーがジャニーズの有名メンバーの会員制バーでの合コンにお呼ばれすることからも、48グループのメンバーには多数の誘惑があることは容易に想像できます。
 スキャンダルが発覚したメンバーでも、人気は落ちていないから、スキャンダルの発覚をそれほど気にする必要はないという意見がありますが、的外れです。
 スキャンダルが発覚しても人気が落ちないメンバーは、アイドルを超えてすでに一人のタレントとして成立している、人気の非常に高いメンバーだけです。さらにそのようなメンバーの多くががアイドルとしては高齢になっており、今後2年以内に多数卒業することになるでしょう。
 また、スキャンダルはグループには必ずダメージを与えます。それはスキャンダルが頻出しているAKB48の様々な指標(CD、DVD、雑誌の売り上げ、カラオケランキング、CMの契約本数、AKB48出演時のMステの視聴率の推移など)をみれば明らかです。スキャンダルが、AKB48に比べれば明らかに少ないSKE48やNMB48は明確な指標の落ち込みは見られません。
 あと、メディアをハンドリングすることができなくなったとき、取り上げられるスキャンダルの数がどんどん増えていく可能性があることを直視する必要があります。 
返信する
異分子を除去 (よしりんファン)
2013-08-01 23:59:48
>>一部コメントで頂いている「異分子を除去」というものを要約すると、「恋愛禁止条例がなくなって動作不安定になる原因となりそうなアプリは排除しよう」というお話になるかと思います。コメンテーターが、システム全体の信頼性が落ちると予測していることからくる意見かと思います。

おっしゃる通りかと思います。

ただ、コンピューターのアプリのデジタル的に除去できればいいのですが、現実は人体のガン細胞のように、徐々に体(AKBグループ)全体に転位していき、気付いた時は「末期ガンで致命傷」ということになりかねないことです。

だから、ガン細胞の除去は、早ければ早いほどよい。早期手術によって、ガン細胞とその増殖を支援するファンをAKBグループから除去することが最善です。

こういうことを書くと、特定メンバーとそのファンへの憎しみだの悪意だの言う人が現れますが、決して標的にしているわけではありません。(誤解されると誤解されると本位ではありませんので、問題の対象の固有名詞を挙げることは控えます。)

AKBを愛するが故に、ガン細胞の進行を看過するわけにはいかないのです。

人体に悪性の物質が増殖することが分かっていれば、まともな人間なら、手術するなりして、問題の部位を除去するでしょう。
今のAKBは、まゆゆや横山さんのような良薬をもってしても、ガンの増殖の勢いに及ばないのが悲しい現状です。


それと、「制約が外れて動きやすくなった」、あるいは別のコラムのコメントでは「一般層やファンがそういうネタ(スキャンダルネタ)を求めている」とまで言われる方もいますが、非常に恐ろしく感じました。

「大相撲に八百長はあるのか?」と知りたがっている一般大衆やファンに、「大相撲のガチ条例は昔から形骸化してますよ。実際は八百長だらけなんです!私も八百長たくさんやってます!」と、現役の横綱的立場の力士が言ったらどうなりますか?

八百長禁止条例を破ったことによって多くのメンバーが去ったにも関わらず、「八百長禁止条例なんてありませんよ」「八百長やってますよ!」と堂々と公言しているのが、今のAKBの惨状です。実際に八百長だらけであっても、それを公言してはならないのです。


「実際に八百長が存在していること」が問題なのではなく、「公言すること」が、一番の問題なのです。「公言すること」が、一番の問題なのです。「公言すること」が、一番の問題なのです。なぜAKBファンは、そこをもっと批判しないのでしょうか。ガン細胞を身内で増殖させるとは、どこまで愚かな集団なのでしょうか。



「知りたがっているから」「求められているから」ということを理由に公言するような存在は、本来はその組織から除名・永久追放されるべきだし、まともに機能している良識ある組織なら、自然とそうなるはずです。

それができずに容認どころか、「話題になりさえすればいい」というスタンスでガン細胞を自ら増殖させているAKBという組織は、ファンも含めて腐りきっているということです。

「話題になりさえすればスキャンダルも何でもアリ」では、プラス投票しかできない総選挙の存在は、AKBにとって危険です。マイナス投票制度を導入するか、それができないなら、理念・良心がゆがめられる現行の総選挙は、もう辞めるべきでしょう。
返信する
Unknown (kazu)
2013-08-02 01:06:21
恋愛禁止条例は掲げるだけで目的が達成されるような魔法の条例では無いですよね。
恋愛禁止がアイドルとしての規範だとしか感じられない子には、恋愛禁止条例も規範にしか感じられないでしょうから。
恋愛禁止条例が完璧に守られていても規範として守っているだけって状態になります。
結局、恋愛禁止条例を尊守させるための方法論は、アイドル行動規範レベルの問題なんですかね。

レイヤー構造で書かれてるのを見た時にマズローの欲求段階説(ウキペディアレベルですが)を思い浮かびました。
欠乏欲求をアイドルとしての自己実感、欠乏欲求が満たされないと恋愛してしまうと定義。
そうすると、過去にアイドルとしての自己を十分に実感した者は欠乏欲求にある程度耐性を持つとなりますか。
そんなメンバーを尊重するってことが方向性になるのかな?

返信する
初めてコメントします (no name)
2013-08-02 05:28:28
「AKB48の異質 孤高のアイドル 渡辺麻友」の記事を拝見してからの読者です。
いつも楽しく読ませてもらっています。
「FNSうたの夏まつり2013」でマツコデラックスさんが「ここが芸能の本丸なんだな」とおっしゃっていました。
「歌手を本業としてアイドルやタレントとしても活動している」方向性が生歌でよくわかる番組でした。
今でもAKBは好きですが、やはり芸能と真剣に向き合って活動してほしいなと、最近のAKBで起きる色々な出来事をみて個人的に思います。
今回の記事にコメントする内容とは言い難いですが、最近の記事を見て感じたことを書きました。
失礼しました。
返信する
コメントありがとうございます (advanced_future)
2013-08-02 07:40:03
みなさま、コメントありがとうございます。


>morita813さん

私は、売上げやメディア露出などは遅行指標だと思っているので、表立って落ち込みが見える時は、既に相当弱体化が進行した後だと思います。
運営はよくわかっているはずなのですが・・「我々にできることを着実に」とか「進むしかない」などと無責任なこと考えているうちはダメでしょうね。
(妄想です)

構想を立てないと。
企画力ではなく構想力が求められている局面で・・今の体たらく、いろいろ不安です。
汗をかくだけじゃなくて、頭を使え頭を!・・と言いたい


---------------------

よしりんファンさんは、「AKB48という劇場」の「空気」が白けると仰ってるわけですね。
↓私も類似したことを過去に書いていますので、よくわかります。


「劇場型アイドル」と「マスメディア型アイドル」との中庸「キャラ型アイドル」
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/a26523bb516f6852fae0f70f09b48e68

■「空気の支配」とは何か?

それは「虚構の世界」であり「虚構の中に真実を求める社会」であり、それが体制となった「虚構の支配機構」である。

しかし、「虚構」の存在しない社会は存在しないし、虚構は人間を動かす大きな力である。

この「虚構の支配機構」をわかりやすくいえば、「劇場」であろう。

劇場は、周囲を遮断することによって成立する一つの世界、一つの情況論理の場の設定であり、その設定のもとに人々は演技し、それが演技であることを演出者と観客の間で隠すことによって、「1つの真実」が表現されている。

たとえば、歌舞伎における「女形」は男性であるという「事実」を大声で指摘しつづける者は、そこに存在してはならぬ「非演劇人・非観客」であり、そういう者が存在すれば、それが表現している真実が崩れてしまう世界である。

「演技者は観客のために隠し、観客は演技者のために隠す」で構成される世界、その情況論理が設定されている「劇場」という小世界内に、その対象を臨在感的に把握している観客との間で「空気」を醸成し、全体空気拘束主義的に人々を別世界に移し、その世界が人に影響を与え、その人たちを動かす「力」になるのだ。


プロレスでいうと「プロレスになっていない。」「総合格闘技系の団体へ行け!」ということなのでしょねきっと。
そこはよく理解しました。


>「話題になりさえすればスキャンダルも何でもアリ」

↑さすがにこれは誰も許していないでしょう。
様々な立場の人たちがいるわけですから、中には主張する人もいるかもしれませんが、ネットの拡声器機能で存在感を増して見えるだけの、決して主流にはならないマイノリティだと思います。
そこだけ特別にピックアップする必要はないと思いますが、どうでしょうか。

指原が1位になりましたが、それは指原が正しいということを意味しているわけではありません。
指原を肯定・支持している人々が一定数いるということです。
多様性を表現しているのであって、正しさを表現しているのではありません。

そして、その多様性を認める人々がある割合存在するとういことだと思います。

それゆえ、ガン細胞ではなく、リベラルになりますね。
これを機に視点を変えましょう、是非。

指原の速報1位が巻き起こした「リベラル vs. コンサバ」論争
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/de80fbc2ea31186b2ac691e94cf714b6


ただ、そうすると今度は「リベラル vs. コンサバ」の終わらない議論になりますが・・


---------------------

>kazuさん

説明不足なところがあったので補足します。

>自己実現欲求

自己実現欲求をベースにしたビジネスをするのだ、という点については過去何度か語っている内容であります。

AKB48は未来の正統派である -改-
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/d9ddfb971dadaf75f985e730e2de5798

その上で、「恋愛禁止条例は理念」に話が戻るのですが、「ガチ・マジ・恋愛禁止条例」フレームワークの意図は、恋愛禁止の締め付けを強化するということではなく、ステークホルダー1人ひとりの自由裁量を推進しながら、意識に方向性を持たせてグループ全体に一体性を獲得するためのものです。

「恋愛禁止条例」が表現している本質が「ガチ・マジ」だからです。
「恋愛禁止条例」というフレームワークに乗っかることで、誰もが簡単に「ガチ・マジ」に乗ることができる、というところに主眼があるのです。

ということを踏まえて、↓にいくと

>過去にアイドルとしての自己を十分に実感した者は欠乏欲求にある程度耐性を持つとなりますか。
>そんなメンバーを尊重するってことが方向性になるのかな?

その通りで、さらに加えて私が「恋愛禁止条例」で伝えようとしているのは、「自己を十分に実感した者」でなくても「恋愛禁止条例」フレームワークに乗れば欠乏欲求に対して耐性を持つことができる上、AKB48が「恋愛禁止条例」を尊守する限り、AKB48のメンバーであるだけで尊重される対象になり得るというお話です。


---------------------

>no nameさん

はじめまして!

はじめましてということは、たまにコメントくださる「no nameさん」とは別の方なのですね?

>「FNSうたの夏まつり2013」でマツコデラックスさんが「ここが芸能の本丸なんだな」とおっしゃっていました。

私も「FNS歌謡祭」大好きです。
あそこでコラボできるモノを持っているか、コラボで他の価値を生み出すことができるか、相手の潜在力を引き出すことができるか、そういうことを考えるのはすごく大事ですね。

アイドルにはスーパー・ジェネラリストの側面があると思うのですが、でも薄っぺらくなっちゃだめだと思うのですね。
規模が大きいだけに組織としての集中力が見えず、あらゆることが発散して、作り込み感のなさが目立ってきてるな、と心配しています。
1人ひとりは真剣なのに、その真剣さが組織としてのアウトプットになる時に有効に活かされていない。
マネジメントの統合機能が弱体化しているなという印象です。
もったいないし、今後は不安になります。

何か考えないと・・
返信する
コメント返して下さいまして有難うございます。 (no name。)
2013-08-02 21:18:33
はじめましてです!※no nameさんとは別のものです。
私は、AKB48があそこでコラボできるモノをちゃんと持っているかどうか、下手かどうかでなく、むしろ個性ある生歌で堂々と出演して欲しかったですね(笑)
「アイドルを本業として歌手活動もしている」のか?「歌手を本業としてアイドルやタレントとしても活動している」のか?
現在のアイドル全盛の日本の音楽シーンを引っ張る存在である以上、やはりAKB48は常に後者であってほしいと思います。
歌手という本業を実力主義でマネジメントしていくことが、ひとつの規範にならないだろうかと思ったりします。
僭越ながら本記事の内容に関して自分の思ったことをお話をさせてもらいました。

返信する
芸能人の行動規範 (genki)
2013-08-02 23:40:31
主さんのまとめ方は流石ですね。
とても分かりやすいと思います。

僕が気になった点をいくつか書きたいと思います。

行動規範について。
アイドルの行動規範の上にきっと芸能人としての行動規範があるのだと思います。
求められた仕事をこなすというのもその一つだと思います。
人気が出てタレント化する中でそちらの行動規範に大きく影響を受ける様になるのだと思います。
おそらく指原の言動で摩擦が生まれるのも指原がタレント化した結果アイドルの行動規範から芸能人の行動規範に移った為でしょう。
問題なのはメンバーの到達目標の一つと言えるタレント化が純粋なアイドル行動規範とぶつかり合ってしまうということでしょうね。

スキャンダルの影響について。
実際のところどれだけの影響があるのか全く分からないですね。
メンバー個人に関して言えば大きな(致命的な)影響があったという根拠あるデータが見つけられないです。
勿論、瞬間的に離れていく人も沢山いると思うのですがその後回復していけないかといばそんなことはないのだと思います。
あまり話題に上りませんが大場とかよく回復してきてますよね。
グループに対しての影響は更によく分からない。
指標の推移とスキャンダルとの因果関係を結びつけてよいのかどうか。
AKBがスキャンダル多いからSKEやNMBに流れるって論理的に考えたらおかしな話だと思うんですよね。仕組みが同じなんだから同じことが必ず起きるのは明白です。(年齢的な意味でHKTや研究生に流れるのは分かる)
影響を与えているにしてもその大きな要因はスキャンダルが起きる事自体じゃなくその対処についてじゃないですかね?

再現性について。
エラーに対して何らかの処置をしてエラーが再現した例ってないですよね。
しかしAKB全体としては違う部分から何度も同じようにエラーが出続けている。
そしてそのことがしばしば問題となってきたのです。
はっきりっ言ってAKB全体としてエラーが再現しない様にするのは不可能だと思います。
エラーによってシステム全体が弱体化するしかない運命だと言うならばAKBは必ず滅びますよね。
だけど僕はそうはならないと思うんですよ。
何故ならばエラーがどれだけ起こっても弱体化する部分とは別にエラーに対処することで全体として強化もされていると思うからです。
故にスルーはダメなんですよ、マイナス面しか残らないから。

最後に内情をしゃべる人間について。
追放したらどんどんリスクが上がりますよ。
暴露本書かれたらどうするつもりなの??
それこそAKB崩壊してもおかしくないレベルだと思うのですが。
話はちょっとそれますが、そういうリスク要因を沢山のメンバーが分散して保有しているからこそ逆に言えばAKBそのものの健全性が担保されているのだと思います。
致命的な仲違いをした結果としての追放はできません。








返信する
スキャンダルの影響について (morita813)
2013-08-03 04:10:13
スキャンダルの影響について考えを述べたいと思います。
 個人に対する影響についてですが、非常に人気の高いメンバーについてはほとんどないと言っていいでしょう。
 それ以外のメンバーについては、精度の高い致命的なスキャンダルが発覚した場合、ほぼ全員が卒業しているため、影響を測ることは困難です。しかし少数ですが、精度が高く、一定レベル以上のスキャンダルが発覚したあとも48グループに在籍しているメンバー(佐藤亜美菜など)をみると、やはり少なくない影響を与えているといえます。
 大場についてはAKB48加入前のことですので、今の基準でいえばスキャンダルに当たらないことであり、ファンもそれほど気にすることはないでしょう。
 グループに対する影響についてですが、影響の大きさを測ることは難しいです。しかし全く、あるいは小さな影響しか与えていないということはないと思います。
 AKB48が2010年の総選挙からブームになって以降、AKB48の人気にマイナスの影響を与えた要因を考えると、非常に人気の高いメンバーの卒業、スキャンダルの頻出、マンネリ化による飽き、姉妹グループに推し変すること、あるいは姉妹グループの応援の比率が上がることがあると思います。
 非常に人気の高いメンバーの卒業についてはつい最近まであっちゃん一人だけでしたから、それほど大きな影響があるとは考えづらいです。
 マンネリ化による飽きはかなり大きな影響があるでしょう。 
 姉妹グループに推し変すること、あるいは姉妹グループの応援の比率が上がることですが、これはかなり大きな影響があると思います。なぜこのようなことが起こるのかですが、スキャンダルが影響を与えないというのは考えづらいです。姉妹グループはAKB48と仕組みが同じであるから流れないということではなく、問題は発覚したスキャンダルの量と質です。これは自分の友達や、友達の友達を見ていても、実際に多数観察することができます(もちろん要因はそれだけではないですが)。
 人気にマイナスの影響を与えた要因を4つ挙げましたが、小さくない影響を与えた3つにおいて、1つはスキャンダルそのもの、他の1つはスキャンダルが要因の発生に関わっていることから、やはりスキャンダルは人気に小さくない影響を与えているでしょう。
 ちなみにスキャンダルそのものではなく、スキャンダルの対処が影響を与えうるという考えですが、明らかに対処を誤ってしまったのは峯岸の件のみであり、それよりもかなり前からも指標の低下は起こっている以上、スキャンダルそのものも当然影響を与えています。
 スキャンダルの影響の大きさはを測ることは、現時点では難しいです。しかし、それはメディアのハンドリングが非常に利いている現時点においてであり、将来ハンドリングが利かなくなってきてスキャンダルが多数取り上げられるようになるとすれば、影響の大きさを測ることは容易になるのではないでしょうか。
 
 
返信する
AKB組織システムのエラー因子 (よしりんファン)
2013-08-03 17:19:55
某氏そのものを憎悪しているのではなく、某氏の言動および助長する支持者、取り巻く空気にAKBファンとして懸念しているのであり、そこさえ改善すれば、某氏の支持側に寝返っても構わないのです。

しかし言動を加速させ挑発し、エラー因子を検疫すると逆ギレ。警察に訴えるだの、抹殺するだの、批判する者に対しては身の危険を感じるレベルの脅迫まがいの総攻撃を浴びせる。

小林よりのり氏も同様の主張をしていましたが、90年代に日本を騒がせた某カルト教団と同じ匂いがします。

「AKB組織システムが機能不全(末期ガンで致命傷)になる前に除去すべき」と訴えているのであって、機能回復が目的であり、ガン細胞の除去自体は、目的のための「手段」に過ぎません。

管理人様も含めて「ガン細胞ではなくリベラル」と解釈されていますが、こうした危険因子は「AKB組織におけるガン細胞」と解釈せざるを得ません。

結局のところみなさんは、中心メンバーを除去したくないという事なかれ主義の官僚目線でゴタクを並べ、「某氏とその支持者を贔屓・容認・肯定・支持したいだけ」ではないかと勘繰ってしまいます。
返信する
Unknown (kazu)
2013-08-04 22:53:53
advanced_futureさん

一応言わんとされる事は何となく分かってるつもりなんですが…。

朱に交われば赤くなるって言いますよね、良い事には使われませんが。
アイドルとしての自己を十分に実感した経験を持つメンバーが大半で高い意識を持ち続けているグループに新人を加入させたら良い影響を受けますよ。
問題が起きるのは人的資産が枯渇してきた場合のはずです。
その時にフレームワーク(枠組み?)としてお題目を掲げてもメンバーの意識は低下してますから、受け取るのは枠組みとしてではなく自身を拘束する鎖の規範としてでしょう。
それに対して外野で語ってるファンも懲罰が甘かっただのと、規範としてのレベルの恋愛禁止条例になってしまっている。

恋愛禁止条例にどんな意味を込めても、言葉で語れば単純には成文法として入ってきますから、その辺が問題と思うんですよね。。


ここでも例として指原の件で書くと、簡単に粛清人事を出来なくなるほど巨体になったAKBGにとって、新規グループ立ち上げで全グループに貢献しなさいというのは人的資産尊重の神人事だったんですよ。
それが効きすぎてバランスを欠いてしまったのは、指原事件以前のAKBGとメンバーに問題があったはずだと考える。

そもそも何故、組織維持の観点で最重要課題であるはずの後進育成に、問題を起こした人間がトップとして派遣されて来てしまったのか?
別の先輩がトップとしてやってるところに協力する形での人事ならバランスが保たれたのではないか?
本来なら指原は多田愛佳のタイミングとポジションでHKTに移籍させているべきで、それなら大きな問題にはならなかったでしょう。
それだけAKBGはメンバーによる後進育成まで手が回ってなかったんです。

それを受けての指原総選挙選挙一位。
問うべき問題は、後輩育成で点数を稼いだ指原にボロ負けした大島渡辺含むAKB本体の後進育成能力でしょう。

どの程度の懲罰が相応しかったのかはともかくとして、決定された人事が機能したかどうかを問うのは人材尊重の方向ですよね。
返信する

コメントを投稿