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進化する魂

フリートーク
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「モノ」偏重主義の日本

2010-09-16 23:38:54 | ビジネス
ふむふむ、ためになる。
しかし、ちょっと違うと思う。

新幹線が売れない本当の理由(鉄道技術者のひとりごと)
http://railwaysignal.kitaguni.tv/e1696622.html

[前略]

「日本の新幹線は一列車あたりの遅れが1分未満といいますが、アメリカではそんな鉄道は求められていないと思います。むしろ二酸化炭素の放出量が削減されるという観点から・・・(後略)」

[中略]

元・ワシントン特派員である飯田氏は、アメリカ人が新幹線のようなpunctualな鉄道を求めているはずがないことは、肌で感じていたはずです。

[中略]

さらに私なりに踏み込んで言うならば、よく日本の鉄道関係者が口にする言葉に「日本の政治家は新幹線の売り込みに熱心でないから、外国に先を越されるのだ」というのがあります。はっきり申し上げて、それは新幹線のあまりの成功に目がくらんだ、日本の鉄道関係者の慢心にしか聞こえません。新幹線が売れない最大の理由は、何のことはない、相手のニーズに合った鉄道を売ろうとせず、新幹線は素晴らしい、これを導入しないのはおかしい、という戯言を繰り返す、日本の鉄道関係者の傲慢な態度に他なりません。

前原さんを担ぎ出す前に、本当にアメリカ人がほしがっている鉄道を提案できているのか、手遅れにならないうちに自らを見つめなおす必要があると考えます。


「パクス・アメリカーナ」的な価値観の押し付けを日本人が海外に行っているような切り口の分析ですが、ちょっと違うと思う。

なんで日本人が新幹線の品質に酔いしれるかっていえば、「モノの価値」が「モノゴト」の価値基準の大きな部分を占めているからに他ならない。

「モノがいいんだから、認められて当然だろ」的な発想だ。

これは全くの間違い。
世の人々にとっては「サービス」や「コト」に価値があるのである。

「モノ」に価値があるように思えるのは、「コト」の構成要素としての「モノ」の価値が高いからであって、「モノ」そのものに価値があるわけではない。
たまたま「モノ」の価値が高いことが「コト」の価値の高さに繋がっているだけに過ぎない。

この辺が日本人のハード偏重主義に表れてるわけだ。
戦艦大和なんか作っちゃうわけです。

市場規模を考えても、ハードの部分と非常に小さくて、ほとんどはサービス部門なのだよ。
まだまだ・・道のりは遠い。


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