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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

【AKB48】 AKB48がプロバイダをやる意味

2011-10-31 23:22:51 | AKB48
AKB OFFICIAL NET
http://www.akb48.ne.jp/

・インターネット接続サービス
・AKBaby
・@akb48.ne.jpドメインのメールアドレス取得
・各種映像先行配信
・推しメンサブドメインのメールアドレス(別途追加購入)
・AKB48公式ファンクラブの会員コンテンツ{「リクエストアワー セットリストベスト100 2012」投票権やAKB48劇場 チケット枠(11月11日の公演より予約受付可能)など}


<AKB48>公式プロバイダが発足 大島優子がCMで「私と作らない?」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111031-00000006-mantan-ent

なるほど。
これは一体何を狙っているのか考えたい。

もちろん、新しい収益源の確保や、ユーザーに対する新しいチャネルの追加は言うまでも無い。
@akb48.ne.jpドメインもAKBファンとしてはステータスかもしれない。
ドメインはオークションか何かで市場化されるかもしれない。
akb48ドメインを有料化する発想は、付加価値に関する基本的認識を再確認させてくれる。
代替性のあるドメインそれ自体は無価値だが、AKB48の付加価値を付与することで有料化さえ可能になる。
要は、AKB48の付加価値を付与することで有料化できるものは今後も仕掛けてくるのかもしれない。

しかし、それだけではないと思う。
プロバイダをやる意味が。

AKB48に関するネットワークに何らかの形で関与する仕組みを持つ、その実験的試みではないか?
AKB48ドメインを管理する立場になるということは、AKB48に関するトラフィックの重要な1つの「ハブ」になるということでもある。
情報の流通を考える上でボトルネックになるということは、ネットワーク理論的には意味がある。

問題は、FBやらTwitterという無料の手段もあるわけだから、有料のプロバイダまでやって「ハブ」になる必然性があるかだ。
もちろん、むしろ有料だから価値があるという見方もできる。
月額1,480円という敷居をユーザに跨がせる意味、これはある。
良質なユーザ層を囲い込んでクラスター化して、このクラスターを1つの大きな第2次的ハブにして、そこからの情報流通という情報ネットワークを構築するという意味が。
流行言葉で言ってしまえばエコシステムの再構築だし、ネットワーク理論でいえば情報の自己組織化といってもいいだろう。

情報源(AKB48) → 第1次ハブ(プロバイダ) → 第2次ハブ(ユーザ・クラスター) → 一般ユーザ

つまるところ、情報を階層化して、上位階層の情報に価値を作り出すというネットワーク理論を基にした戦略に、実験的に取り組むということではないか?
と、妄想してみた。

もっと深いのかもしれない。


【追記1】
どうもネット上での反応はあまりよくないみたいですが、皆さん予定通りにうまく乗せられてますね。
全く持って出し手(広告代理店)の思惑通りに事が進んでいるようです。
(この企画はフルキャスト・マーケティングという会社によるものみたいですね。)
批判の矛先のほとんどは「子作り(AKBaby)」みたいですが、こんなサービスのためだけに毎月料金が発生するプロバイダ契約するわけないので、単純に話題づくりに決まっているじゃないですか。
プロバイダのオフィシャルサイトでも「子作り」が前面に出て、さらに大島優子さんにプレスリリースの場でそこを言わせる。
「また馬鹿なことはじめるらしい」と皆が皆に伝えるので話題になる。
皆がオフィシャルサイトのHPへのリンクを拡散する。
なんせ大島優子さんが前面に出て「子作り」ですからね。
普通にプロバイダやるって言ってもさほど話題にならないので、これはいい宣伝になりますね。

だいたい「子作り=性」みたいな捉え方がヒステリック過ぎるのだが、インターネットというメディアの特徴として、こういった反応が起きやすいということも、中身のない批判だからすぐ沈静化することも、全て計算どおりなのですよ。

IT革命による社会的イノベーションの本質  ~新文化人と旧文化人~


【追記2】
そういえば、前回のエントリで
過ぎた期待とバブル

でも、最近のAKB48、なんだか元気ないような気がします。

と述べたばっかりだったのですが、個人的には久しぶりに面白いと思いました。