goo blog サービス終了のお知らせ 

進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

メンバーの処分について考えるべきこと

2011-09-03 23:09:59 | AKB48
AKB48のチーム4のメンバーである大場美奈さんが謹慎で、森杏奈さんが辞退だそうでございます。

お知らせ(トガブロ)
http://ameblo.jp/akihabara48/entry-11005822810.html

お知らせ(トガブロ)
http://ameblo.jp/akihabara48/entry-11005802211.html

よかったと思います。
いや、処罰のことではなく、人と人の出会いに決まりごとなんてありませんから。
本人達にとって辞めることがマイナスとは限らないと思いますよ。
その人の人生の中の、わずか1ページなわけですから。
AKB48だけが全てではありません。
やってみてわかる、経験して理解するというのは、全ての人に共通することでもあります。
とりあえず全力でやってみたけれど、不遇で、納得できずに悶々としているより、むしろ新しい一歩を踏み出すことの方が得るものが大きいときもあるでしょう。

一般の方だって、大学出て、会社に入って、一生同じ会社に勤めるとは限らないではないですか。
それと同じです。
なんでも事前にわかるわけではありません。
やってみてわかることもあるのです。

やってみて合わないと思って辞める人が1割程度出てもおかしくないのです。
AKB48のメンバー達はまだ社会的経験の少ない若い人たちですから、どうしても与えられた場で努力しようと思ってしまうから離職率は低く抑えられていると思いますが。

マネジメントからすると、こういう状況ってこれからも発生すると考えるべきなのですね。
というのは、今回の件から読み取るべき問題というのは、ルールの作成と尊守だけの問題ではないのです。
そうではなく、今後も体制や運営に不満を持つメンバーは出てくるってことです。
特に競争が激しい組織ですからなおさらです。
そういう不満を持つメンバーはルール違反を起こす可能性が高く、問題を引き起こしがちです。
各メンバーを細かく配慮していくことも重要ですが、不満を持ったメンバーがそのまま居座るのではなく、退出しやすいような制度設計も必要になってくるということでしょう。

もっと重要なことについて触れておきましょうか。
今回の事故が表しているもの。
それは組織の規律の文化が熟成されていないし浸透もしていないということです。
残念ながら。
規律は組織をまとめる上で非常に重要です。
各メンバーが同じ理念を共有し、規律が保たれると、組織の運営コストを劇的に下げる効果があるのです。
強い組織には必ず規律があるのです。
軍隊でも、スポーツチームでも、企業でも。
そして、その規律を尊守できないメンバーは居場所がなくなり、おのずと退出します。

理念に反することをするようになると、規律を保つことはできなくなります。
だからビジョナリーカンパニーと呼ばれる企業は、どんなに利益になろうが理念に反する戦略は絶対に認めないのです。
今のAKB48とはどうでしょうか。
胆力の発揮しどころです。

秋元康氏が「AKB48とは高橋みなみのことである」という真意はそういうところにあるのです。

まぁ言うは易く行うは難しですが。