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おすすめ国産カー。vol.32

2011年07月30日 11時59分46秒 | Weblog
今日は懐かしの…にも値しますがホンダ「CR-X」の2代目をオススメしますよ。

販売開始は87年からで、バラードスポーツと言われた初代から引き継がれます。

もう25年近く前のクルマということになりますが、

そのデザインや性能は現在でも十分通用するものです。

「サイバースポーツ」とキャッチフレーズを付けられたこの2代目「CR-X」は、

ホンダでもかなり初期のVTECエンジン搭載モデルです。

そのエンジンはB16A型、1.600ccで直列4気筒DOHC-VTECの16バルブ、

最高出力は160psと当時では1.000ccあたり100psという驚異的なパワーを誇ってしました。

低排気量でここまでのパワーを発揮するクルマは、まだ他に無かったんですよね。

しかも車重は同時期のシビックより軽く、軽快に走るコンパクトスポーツでした。

特長としては「グラストップ」と呼ばれるUVカットガラス製の屋根を装着するモデルや、

黒のピンドットが配されたスモークガラス風の「エクストラウインドウ」があげられます。

とても視認性が良く小回りも効くクルマだったので、

一般道での運転も便利ですし、峠やサーキットに持ち込んでもよく走り、

FF駆動としてはシビック同様、素晴らしいものだと思います。

現在も中古市場で、そこそこ流通されていますが、

初期型のSiで20万円~50万円あたり、後期モデルのSiRで40万円~100万円までです。

古いクルマの割には全体的に高額だと言えますが、

運転を楽しみたい人には持ってこいの1台だと思いますよ。

最近、「CR-X」と同一コンセプトでハイブリッドのCR-Zが登場しましたが、

走りを比較するには値しません。

断然、「CR-X」ですね!



ロータス・ヨーロッパ。

2011年07月29日 09時35分43秒 | Weblog
イギリスのロータス社が始めてミッドシップエンジンを搭載したクルマを、

販売したのがこの「ロータス・ヨーロッパ」です。

それまで小型スポーツを主軸に開発販売してたロータス社でしたが、

60年代後半、イギリス、またイタリアやドイツから一般大衆向けとは違う、

いわゆるスーパーカーが多く登場し始めたことで、

ロータス社としてもそれに対抗するモデルを生産する状況に迫られていたんですよね。

しかし、クルマを設計をするにあたり、

あまりに高額で一般人に手が届かないようなものは作らないという考があり、

そのコンセプトを守り登場したのが「シリーズ1」モデルでした。

エンジンは水冷式直列4気筒OHVエンジンで排気量は1.500cc、最高出力は82ps。

あまりスーパースポーツとは言えない数値ですが、車重が610kgしかなかったので、

コーナリングスピードは他を圧倒する速さを誇っていたようです。

その後、マイナーチェンジが行われ「タイプ47」、「シリーズ2」と発展していきます。

排気量を1,600ccとし足回りは当時のロータスF1と同じものを使用していました。

さらに改良は続き「ツインカム」、「スペシャル」と発展していきます。

「ツインカム」はフォート社のエンジンにロータス社のツインカムが搭載されたモデルで、

最高出力は105馬力まで向上します。

また「スペシャル」ではビッグバルブを採用しさらにパワーをアップを図ってしました。

ボク世代が知ってるマンガ「サーキットの狼」の主人公の風吹裕矢がドライブする

「ロータス・ヨーロッパ」がこれにあたります。

あくまで大衆に手が届くスポーツカーとして愛されてきた「ロータス・ヨーロッパ」ですが、

75年をもって生産中止となります。

66年からの販売で総数9230台が生産されています。

今でもマニアに人気が高く、レストアして大切に所有してる人達も多いですが、

ボクとっての「ロータス・ヨーロッパ」はやっぱり、マンガ「サーキットの狼」の

印象が強いクルマですね!




ダットサン・フェアレディ。

2011年07月28日 10時18分41秒 | Weblog
古くはその昔、

日産から発売された「ダットサン・スポーツ」というクルマがありました。

その先代型の登場は52年。

見た目はT型フォードのような、かなり古めかしいものです。

それが起源となり歳月をかけて「ダットサン・フェアレディー」に進化します。

まず、S211型「ダットサン・スポーツ1000」が発売されます。

登場は57年で62年まで5年間生産されます。

そして、さらにその後継モデルとして発売されたのが、

「ダットサン・フェアレディー」S310型です。

ネーミングから考えると「ダットサン・フェアレディー」としては2代目になります。

初期型は1,500ccで3人乗りというものでしたが、

中期に2シーターにマイナーチェンジします。

排気量も1,500ccから1,600ccに変更、SP311型になります。

SP311型は直列4気筒OHV R型エンジンで90ps。

そこからさらにマーナーチェンジされ、後期モデルのSR311型となります。

排気量が2,000ccになり、4速だったトランスミッションも5速へ、

最高出力も145psまでアップされます。

このモデルが「ダットサン・フェアレディー」としては一番有名です。

67年に開催された第4回日本グランプリのGTクラスで、

「ダットサン・フェアレディー」は1-2-3フィニッシュを飾ります。

その後、このSR311型は70年まで生産され、

あの有名な「フェアレディーZ-S30」にバトンタッチするんですよね。

昭和30年代後期から昭和40年代初期にあった、

いわゆる日本を代表する名車ですね!








ホンダ・S800。

2011年07月27日 10時19分09秒 | Weblog
それまで2輪のメーカーだったホンダが、ほぼ始めて量産にこぎついたクルマが、

この「S」シリーズです。

初期の「S500」から始まり「S600」そして「S800」と発展。

「S800」は「S」シリーズとしては第3弾となります。

発売当時からコンパクトスポーツとしてかなり人気を集めたクルマで、

ボディーバリエーションとしてオープンエアとクーペの2種類が選べました。

発売が開始が66年。

エンジンはAS800E型、直列4気筒 DOHCの791cc。

最高出力は70psです。

数値的には大した感じはないのですが、軽く作られたボディーに、

2輪で培った技術でよく走るクルマとして定評があったようです。

当時開催されてた国内ツーリングカーレースでもその速さは実証されています。

また、スポーツモデルとしては比較的安い部類だったので、

若い世代を中心に売れたようですね。

68年にはアメリカ輸出向けの「S800M」を発売。

70年の生産中止になるまでに総生産台数は1万1,406台も売れています。

個人的にはスタイルに、あまりそのカッコ良さを感じないので、

エンスー車の中でもあまり注目していませんでしたが、

根強いファンの多さを考えるととても素晴らしいクルマだったんだと、

思わされますね!


アウディ・R8。

2011年07月26日 09時53分12秒 | Weblog
ドイツのアウディ社が開発したスーパースポーツカーが「R8」です。

このクルマを見ると最近のアウディのデザインの方向性がよく分かります。

昔からデザインは世界でも一歩先を行くアウディですが、

この「R8」を見ても新たなイメージを創り出していますね。

一番の特長はヘッドライトにあるLED。

これは今後、他社からも似たようなデザインが出てきそうな感じがします。

始めて「R8」がお披露目されたのは03年にフランクフルトモーターショーでした。

その後、本国ドイツやヨーロッパで発売され、

日本でも07年から発売開始されています。

お値段は新車で1,670万円!チーンッ。(笑)

アウディは日本メーカー同様に、ほぼオートメーションでクルマを作っていますが、

この「R8」に限っては人の手によるハンドメイドです。

使われてるパーツも独特で、

エンジンフレームの一部にマグネシウム製パーツを採用したり、

外装はオールアルミボディーとなっています。

エンジンは4.200ccのFSI直噴 V8 DOHCを搭載。

最高出力は420psを発揮します。

トランスミッションは6速Rトロニックを採用。

ATとMTとモードを切り替えれるいわゆる2ペダルシフトです。

「R8」シリーズとして09年にさらに過激な「5.2FSIクワトロ」を発表。

10年にはその「スパイダー5.2FSIクワトロ」が発売されます。

つい最近では超軽量化を図った「R8 GT」も発表されていますね。

でもって、12年には電気自動車で「R8 eトロン クワトロ」も発売が予定されています。

技術でも国産に負けない優れたクルマを作るアウディですが、

スポーツカーに関しても同じことが言えますね!




マツダ・コスモスポーツ

2011年07月25日 09時23分59秒 | Weblog
国産エンスー車が続きますが、今日はマツダ「コスモスポーツ」ですよ。

2シーターモデルで初の量産型ロータリーエンジンを搭載したモデルです。

販売開始は67年。

流れるような流線型のデザインに国産車とは思えないほどの低い車高が特長ですが、

なんと言っても目玉は搭載された10A型のロータリーエンジンです。

実はロータリーエンジンの発案や最初に制作したのは旧NSUヴァンケル社(現・アウディ)で、

スパイダーというクルマに搭載して「コスモスポーツ」より先に一般販売されています。

しかし、このクルマはロータリーエンジンの問題点を解決出来ないまま販売されたので、

実質、失敗モデルとして終わっています。

NSUヴァンケル社はその後、何度も試行錯誤し量産に持ち込もうとしますが、

結局上手く行かずロータリーエンジンの開発から撤退を決定します。

世界の誰もが理想的なエンジン構造だか作れないと思っていたところに、

ほぼ完璧なカタチで量産までこぎ着けれたのがマツダだったんですよね。

このことはNHKの某ドキュメンタリー番組でも取り上げられています。

回転率に全くロスの生まれないロータリーは画期的で、

スピードを追究すると普通のレシプロエンジンに比べ理想といえるエンジン構造です。

しかし、円状のシリンダーを回転する三角状のピストンの

接点にあたる部分の耐久性を良くすることが難しく、

ある一定の走行距離を走ると、どうしてもその部分がダメになってしまうんですよね。

その為、シリンダーとピストンの間に隙間が出来上がり走らなくなってしまいます。

ロータリーはシリンダー内の圧縮で爆発を起こし回転させる構造なので、

その圧縮が無くなると爆発が起こらなくなり、回転しなくなる訳です。

これがロータローエンジンのキーポイントなんですよね。

マツダはその接点にあたる難しい部品の開発に成功し、量産にこぎ着けれら訳です。

初期のエンジンでも5万キロの走行までは保つと言われました。

「コスモスポーツ」はある意味「夢のクルマ」であり、

新しい技術革新のクルマでもあるんですよね!

素晴らしいです。


トヨタ・2000GT。

2011年07月23日 09時55分21秒 | Weblog
60年代前半あたりから国内でも日産はZ、ホンダはSシリーズを発売され始めるのですが、

自動車メーカー最大手のトヨタだけ何故かスポーツモデルを販売していませんでした。

その為、急遽パブリカのプラットフォームを利用して作ったトヨタスポーツ800を発表しましすが、

他社のスポーツモデルに比べて性能が劣っていたこともあり、

その状況を打破するため思い切った開発の末に登場したのがこの「トヨタ2000GT」です。

販売開始は67年から。

エンジンはヤマハが開発した3M型で直列6気筒2.000ccのDOHCで最高出力は150ps。

大半をハンドメイドで製造されていたため、金額は当時で238万円。

その頃のサラリーマンの月平均収入が2.6万円だったことを考えると、

相当高価なクルマということが言えますよね。

そのズバ抜けた性能を実証するためにトヨタは世界スピード・トライアルに挑戦します。

このスピード・トライアルとは72時間走り続けその平均速度と距離を競うものです。

結果はポルシェが持っていた記録を塗り替え世界一になります。

「トヨタ2000GT」は70年で生産終了してしまいますが、

その間に販売された台数はたったの337台。

そのうち、今も国内に残ってるものが218台。

これじゃほとんどお目にかかることの無いクルマですね。(笑)

所有するのはほぼ、無理ですが国産車の中でも伝説の1台であることは間違いないですね!


フェアレディーZ S30型。

2011年07月22日 09時56分56秒 | Weblog
昨日のスカイライン・ハコスカGT-Rに続き日産のスポーツカーとして、

圧倒的な人気を博した初代「フェアレディーZ」S30型ですよ。

69年にダットサン・フェアレディーに代わって販売されました。

「Z」というネーミングが付けられたことも含めこのS30型が初代とされています。

ハコスカGT-Rに搭載されていた、ソレックスツインチョークキャブレターを

3基装備したDOHCの直列6気筒2.000cc L型エンジンは「Z432」というネームで有名ですし、

輸出モデルの2.400ccモデルは「240Z」という名前で有名です。

「432」の由来は「4バルブ・3キャブレター・2カムシャフト」からきてます。

国内外のツーリングカーレースや世界ラリー選手権で活躍したモデルですね。

「240Z」は当時の国内最高エンジンと言われたL型を世に広めたクルマです。

のちに登場する「240Z-G」は「グランドノーズ」またの名を「Gノーズ」ともよばれる、

FRP製のフロントバンパー、一体型のエアロパーツとオーバーフェンダーが装着されます。

これがボクの中では一番カッコ良い「Z」だと思います。

また、ロングノーズなデザインはアメリカンスポーツの影響を大きく受けてることこを

感じることができますね。

最終的には2.800ccのL型エンジンが搭載されますが、

78年をもって2代目にバトンタッチすることになります。

今でも往年のクルマ好きにはたまらない1台ですが、

ハコスカGT-R同様、かなりレアなクルマなだけに、

キレイにレストアされたものになると150~250万円は中古市場でしますね。

海外、特にアメリカにはまだ多くのS30系があります。

その人気は今もなお国内にとどまっていないってことなんですね!



ハコスカGT-R。

2011年07月21日 11時32分48秒 | Weblog
その時代で常にクルマにスピードを求めて来たことが分かる1台です。

通称「ハコスカ」とは日産スカイラインシリーズの3代目にあたるクルマです。

で、その中での最高峰にあたるのがこの「GT-R」。

登場は69年ですから、アポロ11号が月面着陸に成功した年ですね。

相当、昔です。(笑)

この「GT-R」は、直列6気筒4バルブのDOHCで、

排気量は2.000cc、形式はS20型というエンジンを搭載したモデルです。

当時の国内ツーリングレースを総ナメにし、

まさに「GT-R」伝説を創り上げたクルマとなります。

ある意味、国産のクルマが、

世界の水準に達した瞬間だったんじゃないかって思いますね。

それぐらい素晴らしいクルマだったと言えそうです。

現在でもこの「ハコスカ GT-R」のファンは多く、

レストアされた仕様モデルが数多く出回っています。

そのほとんどはレプリカですが、それでも仕上がりの良いものになると、

300万円はくだらない価格が付いてるようです。

まれにホンモノが出回ることもありますが、かなり高額ですね。

機械式のキャブレターや、リアのオーバーフォンダーが、

今も心奪われる要因になっていますね!



ランチア・ラリー037。

2011年07月20日 09時54分34秒 | Weblog
ボクら世代で言うランチアと言えばラリーカーってイメージが強いですが、

この「ランチア・ラリー037」はまさにラリーに出場するために作られたクルマでした。

アバルトが設計し、フィアットグループがランチアとしてWRCに投入したラリーカーです。

とは言っても市販車をベースにされたクルマが出場条件のラリーなだけに、

一応、150台の市販車が存在します。

でも多分ですが現存してるものはもっと少ないでしょうね。

この「ランチア・ラリー037」が始めてWRCに出場したのは82年のこと。

当時、アウディーからクアトロというフルタイム4WDを投入し、

それまでの2WDの時代が終わろうとした頃のことです。

「ランチア・ラリー037」は直列4気筒のDOHCスーパーチャージャー付きで、

排気量は2.100ccの馬力は325ps、ラリーカーで言うグループBになります。

当時はターボ車が主流でしたが、

高過給ターボエンジンの急激に立ち上がるトルク特性は、

この「ランチア・ラリー037」には不向きということで、

スーパーチャージャーを採用したようです。

ボクは何故かこの「ランチア・ラリー037」のデザインに興味をひかれるんですよね。

もちろん、有名なストラトスもステキですが、

「ランチア・ラリー037」にそそられるんですよね。

市販車がほとんど存在してないので、

まず乗ることはないでしょうが、せめて一度は実物を見てみたいものです。

ずっと昔から気になるクルマだったんですよね。