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カワサキ6気筒・Z1300。(番外編vol.788)

2015年12月15日 10時57分05秒 | Weblog
70年代に入って国産のオートバイもより大型な排気量を求めて、

各社競い合っていた時代に登場したのがこのカワサキ「Z1300」です。

同じ6気筒エンジンを搭載した、ホンダ「CBX1000」とほぼ同時期に登場しています。

販売開始は1978年から。

「CBX1000」の登場を見たカワサキは当初1,200ccで開発を進めていたものを、

さらに100ccアップさせ、

最高出力を上げた仕様としてこの「Z1300」を世に送り出した訳です。

エンジンは水冷式4スト並列6気筒DOHC2バルブで、排気量は1,286cc。

最高出力は110psで、6速MT、機械式2バレル3連装キャブとの組み合わせでした。

さらに進化系にあたる「KZ1300」や「ZG1300」は当時としては珍しい、

インジェクション仕様となっています。

その後も続々と新しいバイクが登場するのですが、

海外での人気が高く、最終的には10年以上売られることになります。

特徴は「CBX1000」に比べ、エンジンがコンパクトであること。

また、駆動はキェーンではなく、ドライブシャフトを採用してたことが挙げられます。

「Z1」から始まったカワサキの大型伝説でも集大成に当たるこの「Z1300」ですが、

難点を言えば、国産でありながら、

造りがアバウトで、当たり外れがあったことです。

構造が複雑なため、余計にそうなってたようで、

外れを購入してしまうと、突然エンジンがかからなくなったり、

オイル漏れを起こしたり、トラブルが多かったことが問題とされていたようです。

中古市場ですが、さすがにプレミアムが付いており、

平均相場は100万円以上します。

球数も少ないので、程度の良いものを探すのは困難なようですね。

とにかく、6気筒エンジンを搭載したこの「Z1300」。

所有出来れば、家宝ものですね!(笑)











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