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カワサキ・ER-4n。(番外編vol.657)

2014年10月31日 08時24分52秒 | Weblog
80年代〜90年代のカワサキ400cc系スポーツバイクは個性的で高性能なものが多かったです。

有名なところでは、80年代スポーツのGPZ400R、ZZR400R、ZX-4、

ネイキッド系ではゼファー400χ、ZRX400、最終系レプリカ系ではZXR400Rなど。

特にZXR400RRは性能もパワー申し分ないものでしたが、

90年代後半からのバイク氷河期や、2008年からの新排気ガス規制により、

これらのバイクはすべて消え去ってしまい、

現在のカワサキ400ccスポーツはニンジャ400とこの「ER-4n」だけになっています。

「ER-4n」に関しては残念ながらかつてのものを凌ぐほどのバイクではなく、

新機能を搭載した若干残念なバイクとなっています。

基本的にはニンジャ400のカウルレスで、

エンジンは水冷式4スト2気筒DOHCで最高出力が44ps。

最上級にはABSを搭載したモデルもあります。

低いシートにアップハンドルはとても乗りやすいものになっていますが、

あっという間に100kmに到達するかつてのネイキッドZRX400と比べると、

どうしてもパワー不足な印象です。

また、個人的にどうも気なるのは、あのガソリンタンクの大きさ。

車体全体に対して極端に大きなタンクは迫力こそありますが、

とてもバランスが悪く見えてしまいます。

新しいフォルムを持つバイクすべてに言えますが、

「ER-4n」にも同じことが言えて間近で見るとタンクの大きさばかりが目立ちます。

リア周りが逆に貧相に見えてしまい、バランスを悪くしているんですよね。

車体の大きさをアピールするだけのものであるなら、

もう少しシェイプアップした方が良い気がします。

簡単に大型免許が取得出来るようになり、現在はバイクブームの再来か?となっていますが、

同じように中型400ccクラスも元気であって欲しいです。

かつてのバイクレベルでインジェクション化すると高額化させるのは分かるのですが、

この「ER-4n」じゃまだまだダメですね!(笑)




バイクの中古車。(番外編vol.646)

2014年10月30日 08時27分03秒 | Weblog
バイクの場合、新車で買うにこしたことはありませんが、

もう生産していない旧車や、予算的なことで中古車にすることもありますよね。

クルマと違い中古でバイクを買うのはリスクを伴います。

バイクは、エンジンが高回転式なので故障する可能性がとても高いんですよねぇ。

また、事故車や長期保管車の場合だとフレームの損傷や部品の固着など、

運転に直接影響を及ぼすものもあったりします。

安いだけで飛びつくと後でひどい目にあいますからね。(笑)

中古の場合、出来るだけ高年式車を買うことをお薦めしますが、

あえて古い旧車を買うなら、自分で乗りながらどんどん良くしていくことです。

それなりの知識とメンテナンスする技術を持つということですね。

それが出来ない場合は、信用のおけるバイクショップと交流を持つこと。

もちろん買ったお店でもいいですが、

販売重視のお店だと不調を長く引きずることにもなりかねません。

ボクはかつてこの手の失敗をしたことがあります。(笑)

相場より10万円以上安いヤマハFZ400Rを見つけ飛びついて買ったのですが、

納車初日から突然エンジンが止まり、そのままドック入りに。

結局、乗れるには乗れるようになったのですが、その後もオイル漏れ、

ブレーキの不調、エンジンのメカノイズの酷さ、バッテリーあがりなど、

いつもどこか調子が悪い状態で乗り続け、

車検の時、結局エンジンを乗せかるはめになりました。

結果、楽しく乗れる時間よりトラブルを抱えてる時間の方が多かったです。

ボクはあの時反省して、以降はかならず新車で買うようにしています。

しかし、最近は新車で欲しいバイクがなく、

どうしても気持ちが旧車や外車に走りがちなので要注意です。(笑)

たくさん乗り換えてきた人は充分了解済みだと思いますが、

初めて買う人やそれに近い人は中古でバイクを買う場合、

当たり前ですが、見た目だけでなく、

フレーム、エンジンも含めてきちんと確認して買うことをお薦めします。(笑)





バイクはクルマより遅い?(番外編vol.555)

2014年10月29日 08時26分13秒 | Weblog
中型以上のバイクに乗ってる人から言わせれば、それは絶対あり得ない話。(笑)

クルマしか乗ったことがない人たちに言わせればバイクは遅い乗り物らしいです。

原付やスクーターのことを言ってる訳じゃなくバイク全体対してにそう言ってます。

F1とmotoGPの話ならともかく、あくまで一般道を走るバイクとクルマの話です。

しかも、日本のような道路事情で、例えばヤマハYZR-R1と日産GTRが、

いろんな状況の中、走りっこしても絶対日産GTRが勝つということです。

イヤイヤ、それは絶対ないよぉ。(笑)

運転してる人のスキルもあるけど、普通にバイクに乗れる人なら、

一般道ではバイクの方が絶対に速いはず!

サーキットにでも行かない限り日産GTRの勝利はあり得ない。

一般道ではバイクの方が絶対に有利ですもん。

ボクはそう思っていますけどねぇ。(笑)

同等の運転技術を持ってバイクとクルマを走らせたとしてら絶対バイクの方が速い。

スタートの加速、コーナースピード、立ち上がりの加速、最高速、

すべてバイクの方が速い。

確かにカタログのスペックを見れば日産GTRのは凄いです。

しかし、一般道ではそれを生かしきれない。

その人いわくバイクは遅いんだから、キープレフトで走れですよ。

大型バイクでも同様らしいです。

その人は若い頃からクルマの走り屋で今もR34のGTRに乗ってます。

ようは自分のクルマの真正面を走るなと言いたいようです。

遅いから邪魔なんですって。

いやぁ、しかし、そうゆう風に考えてる人と話したのは初めてですよ。(笑)




スポーツスター・アイアンカスタム。(番外編vol.654)

2014年10月28日 08時23分00秒 | Weblog
ハーレーダヴィットソンの「スポーツスター」シリーズの筋肉質な部分を削ぎ落とし、

チョッパー風やボバー風にカスタムしたものを「アイアンカスタム」といいます。

アメリカでは古くからの定番カスタムで、

ソフテイル系にないコンパクトな車体が魅力とされています。

「スポーツスター」のエンジンは883ccまたは1200ccが一般的ですが、

ビッグツインとの大きな違いに、

エンジン本体とトランスミッションの一体化構造があります。

そのため、コシ下がコンパクトなのでステップのポジションに関しても、

いろんなバリエーションにすることが出来るので、

車体全体のシルエットをいろいろ作ることが可能なんですよね。

多分、そこが一番の特徴です。

最近ではリアをリジットにしたロー&ロング仕様が流行ってるようで、

一瞬、ソフテイル系のカスタムに見えるものが多いです。

しかし実際、現車を見ると思ってる以上にコンパクトで、

国産の400ccアメリカンより小さく見えます。

上から見るととにかく細いですね。

低く軽いので、とても乗りやすくハーレーという雰囲気ではありません。

それがイヤな人もたくさんいますが、

日本のような細くて複雑な道、市街地を軽快に走るにはちょうど良いです。

ロングツーリングには適していませんが、

シティーバイカーを決めるには良いかもしれません。

個人的にはデカいハーレーより「アイアンカスタム」の方が好きかもしれないですね!


やっぱりカフェレーサーならノートン。(番外編vol.653)

2014年10月27日 08時40分25秒 | Weblog
かつての英国を代表するオートバイメーカー「ノートン」ですが、

近年は倒産、買収などを切り返しながら、

地道にオートバイパーツの会社として存続を続けています。

実業家でありノートン・レーシング社長のスチュアート・ガーナーさん手により、

2009年に「コマンドー961」シリーズを3台発表します。

翌年、2010年より「コマンド961」シリーズは国内でも販売されてるようになり、

限定車(200台限定)の「コマンドー961SE」を除く、

「コマンドー961カフェレーサー」、「コマンドー961スポーツ」なら、

今でもピーシーアイ株式会社より購入可能です。

エンジンは空冷式+油冷式4スト2気筒2バルブで排気量が961cc。

最高出力は80psでユーロ3対応電子燃料噴射装置、3元触媒コンバ-タ-を搭載。

足回りに関しては近代的なものを使用しており、

いわゆるメーカー製フルカスタム車という感じの仕上がりになっています。

お値段は「コマンドー961スポーツ」が2,677,500円、

「コマンドー961カフェレーサー」で2,887,500円です。

同一仕様のバイクよりさすがに高額ですが、

「ノートン」というブランドがその金額を埋め合わせている感じですね。

いろんなバイクをベースにカフェレーサーカスタムをしていますが、

結局はこの「ノートン」を目指してしるといっても間違いじゃないですから。

それだけに「コマンド961」シリーズは元祖カフェレーサーであり、

新車で買えるバイクなんですよね!





RGツーリングクラブ。(番外編vol.652)

2014年10月25日 10時23分36秒 | Weblog
最近、アメトークなどでも芸人のバイク好きがよく紹介されていますが、

多分、昨年当たりに結成された「RGツーリングクラブ」ですよ。

レーザーラモンRGさんが発足し、お笑い芸人だけで構成されたバイククラブです。

メンバーはRGさん、チュートリアル福田さん、徳井さん、インパルス堤下さん、

パタパタママ下畑さん、レギュラー西川さん、カナリア・ボン溝黒さんなどなど。

活動はYouTubeでも定期的に配信されており見ることが出来ます。

千原兄弟のジュニアさんや、ケンコバさん、ぐっさんとは違い、

お金を持ってる芸人ばかりでないところが特徴です。(笑)

レーザーラモンRGはごく最近、モタードM250Sから、

ドゥカティのDiavel Carbonに乗り換えをしたばかり。

チュートリアルのお二人はさすが高級なバイクを複数所有してて、

インパルス堤下さんはハーレーのXL1200CAに乗ってますが、

その他のメンバーは比較的庶民的なバイクに乗っています。

特にカナリア・ボン溝黒さんは雑に乗られたヤマハ・ブロンコで、

メンバーからいじられまくってる感じです。(笑)

でも、逆に「RGツーリングクラブ」の場合、

バイクの自慢話にならないのがボクらからすれば良いところなのかもしれません。

世代的にも80年代のバイクシーンを知ってるので、

言ってる話がとてもよく分かります。

チュートリアルの福田さんの貢献で、この度ツインリンクもてぎで開催された、

「グランプリロードR123パレード」に参加。

活動の幅がどんどん広がっているようです。

憧れとは違う、なんか羨ましいって感じでつい見てしまうんですよね。(笑)




大型ネイキッドの先駆け、ホンダ・CB1000SF。(番外編vol.651)

2014年10月24日 08時35分32秒 | Weblog
1992年に登場したホンダ「CB1000SF(スーパーフォア)」です。

同じ年にカワサキからも「ゼファー1100」も登場しています。

1989年に登場したカワサキ「ゼファー400」から始まったこの手のネイキッドバイク。

今のスポーツネイキッドとは違い70年代の名車を復刻したものでした。

当時はまだ限定解除の時代だったので、

この「CB1000SF」を乗る人は尊敬の目で見られていましたね。

1998年には「CB1300SF」にバトンタッチする形で生産終了しますが、

「CB1300SF」は後継モデルとして今もなお新車で売られています。

それだけに「CB1000SF」を今乗っていても、あまり古さを感じないんでしょうねぇ。

エンジンは水冷式4スト4気筒DOHC4バルブで排気量は998cc。

最高出力が93psありました。

特徴としてはかつての「CB900F」を思わせるスタイルにフィンを排除した水冷エンジン。

また、スイングアームはアルミ製でホイールサイズは18インチ。

当時の高性能バイクとしては2バルブだった「ゼファー1100」を凌ぐものでしたね。

足付き性も良く、大柄ながら乗りやすい工夫がなされていました。

特にエンジン特性を中低速にトルクをおくことで、街乗りも容易のようです。

今注目なのは中古市場での「CB1000SF」の価格帯です。

4気筒エンジン搭載車が軒並み高額化してる中、球数の多さもあってか、

比較的安く手に入るということです。

初期モデルともなるとさすがに20年以上も経っているので、

かなり慎重に吟味しないとハズレを引いてしまう可能性がありますが、

全体的には、まぁまぁコンディションの良いものが多いようです。

平均価格としては30万円から60万円あたり。

年式や状態で様々ですが、この値段は安いと言っても良いと思いますね。

最新のリッターバイクを大金はたいて乗るのも良いけど、

もう少しお手軽感を求めるなら「CB1000SF」は狙い目の1台と言えそうです。



100万円で買えるBMW・F800R。(番外編vol.650)

2014年10月23日 08時23分46秒 | Weblog
今どきの大型バイクの新車価格は国産、外車問わず驚くほど高くなり、

100万円以上なんて当たり前、

150万円、200万円まで出してやっと欲しいバイクに到達するって感じです。

さらに上を見れば切りがないほど高額なバイクが存在しますが、

実際、この手の高級バイクを買う人ってかなりのお金持ちか、余裕のある人、

また、何も考えず死ぬまで払い続ける無謀なローンを組む人かのどちらかです。(笑)

個人的にもバイクは大好きですが、

バイクに100万円以上出すのってどうだろう…。

そんな考えが、正直よぎりますからねぇ。

しかし、欲しいバイクが高額であればそれも仕方ないってのも事実あります。

でも、良いのがありました!

ブランド力、性能、速さ、3拍子揃った大型バイクが。

ジャジャ〜ンのBMW「F800R」なんですよねぇ。

車両本体価格が1,099,000円。

経費を入れるともう若干高くなりますが、交渉次第ではちゃんと値引きもあるので、

うまくすれば、ほぼ100万円あたりで購入可能です。

エンジンは水平対向ではなく水冷式4スト2気筒DOHC4バルブで、

排気量が798cc、最高出力は87ps。

スーパースポーツなどと比べると大したことありませんがBMWですしこれで充分。

「F800R」の位置づけは大型ストリートスポーツですが、

ロングツーリングでも全然OK。

車体が軽いので想像以上に速く、旋回性も高いです。ここが最大の魅力なんですよね。

車体バランスも良く、プチカスタムでかなりカッコ良くもなってくれます。

ノーマルはどうもという人にとってもカスタムベース車として最高ですし、

190万円する上級モデルのR-NINE-Tに手が届かなくても全然いけます。

まさに妥協ではない最高の1台と言えると思います。

この「F800R」で素晴らしいバイクライフをおくれること間違いなしですよ!



国産初!本格アメリカン、ホンダ・レブル。(番外編vol.649)

2014年10月22日 08時27分16秒 | Weblog
1985年に登場したホンダ「レブル250」は国産としては、

それまでになかったアメリカンスタイル専用車両として登場しました。

かつての国産アメリカンは通常のロードバイクのフレームそのまま流用したたもで、

リアサスとシート、そしてハンドルだけで雰囲気をだしただけのものでした。

この「レブル250」はそれまでとは違い完全なオリジナルフレーム設計がなされてて、

フロントフォーク・キャスター角を増やし、

ステアリングヘッドの位置を下げたセミダブルグレードルフレームなどを採用していました。

国産としては、やっと本格的なアメリカンスタイルを実現したんですよね。

その結果、世間が完全にレーサーレプリカ全盛期だったにも関わらず、

異例のヒット商品となります。

「レブル250」に搭載されてるエンジンは空冷式4スト並列2気筒で排気量は233cc。

このエンジンはそれまでにあったホンダ250Tからの流用エンジンですが、

シングルキャブレターだったものをツインキャブレターに変更して使われていました。

国内販売は1998年で終了していますが、

北米仕様では現在も「CMX250C」というネームで新車販売されています。

登場から30年近い年月が過ぎていますが、

扱いやすいことや、信頼性の高さ、またカスタムのベース車として、

今も愛されているんですね!



スズキの弱点、GSR750ABS。(番外編vol.648)

2014年10月21日 08時35分19秒 | Weblog
今どきの新しいバイクのデザインは国産、外車を含めかなり同じ傾向にありますよね。

いわゆるソリッドで複数のカバーに覆われてる完成されたデザインです。

その中でも一番受け入れられているのはカワサキのZシリーズ。

で、この今風ネイキッド最強のヤマハMT-09、そしてバイク界の王様、ホンダ。

国産4強にあって残念ながら国内でのスズキの人気は低いです。

そうなると他社と同じようなデザインのバイクで対向すると負けてしまいがちです。

その一番分かりやすい事例がこの「GSR750ABS」だったりします。

大型の最新ネイキッドバイクでは同じ雰囲気を醸し出すものが他にも多く存在します。

例えばカワサキのZ800や、ホンダCB650F、ヤマハMT06-MT09など。

海外に目を向ければもっと同じような今風ネイキッドが存在します。

スーパースポーツの1.000ccでは健闘してるスズキですが、

このジャンルは相当厳しい状況ですね。

中排気量のグラディウス400やGSR250はまだ他に無い何かをもっているので、

健闘していますが、この「GSR750ABS」は残念です。

しかしこの「GSR750ABS」優れた性能をちゃんと持っています。

水冷式4スト4気筒DOHC4バルブエンジンは最高出力が106ps。

このエンジンはかつてのGSX-R750からのもので信頼性も高いです。

また、サスペンションも減水力を何段階も調整出来る優れものだったりします。

特にそん色のない仕上がりになっているのですが、

後はスズキというブランド力が向かい風を吹かせてしまってます。

スズキは隼やカタナのように圧倒的な人気車種を持っているのも関わらず、

なぜか他の車種になると人気が低いです。

決定的な違いを見せる車両で対向するしかないスズキというブランドが、

スズキの最大の弱点だったりするんでしょうね。