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2スト4気筒・ヤマハ・RZV500R。(番外編vol.681)

2014年11月29日 10時41分48秒 | Weblog
80年代に入り、オートバイの方向がレーサー志向に向き始めた初期に、

こんなバイクもありました。

1984年より販売されたヤマハ「RZV500R」です。

水冷式2ストV型4気筒エンジンを搭載しており、当時のWGPの最高峰クラス500ccと

同じテイストを持ったバイクです。

当時、エディローソン選手がGP500で乗っていた「YZR500」のレプリカモデルで、

吸気形式は前の2気筒がピストンリードバルブ、

後の2気筒がクランクケースリードバルブ、

また排気タイミングをコンピュータで制御するYPVSをが採用されており、

最高出力は64psでした。

ただし、これは当時のパワー自主規制のよるもので、

キャブレターのセッティング変更と排気管(外品チャンバー)の変更だけで、

88psまですぐにパワーアップすることが可能だったようです。

残念ながら当時は限定解除時代だったため、

大型免許を取得している人が少なく、さらに500ccと中途半端な排気量もあって、

売り上げ的には失敗作となってしまいます。

ホンダからは3気筒ながらNS400R、スズキからもV型4気筒のRG400ガンマがあって、

それぞれ中型免許で乗れたため、苦戦を強いられたんですよね。

個人的にはこの「RZV500R」が新車で販売されてた時代を知っていますが、

正直、その時代に見てもデザインの完成度が低いイメージでした。

実物の「YZR500」とはほど遠いボッテリした感じで、

凄いとは思いましたが、良いなぁとは思いませんでしたね。(笑)

しかし、ヤマハが意欲的にこんなバイクを作っていた、

まさにバイク黄金期を思わせる1台ではあるように思います。



革命の単気筒!スズキ・グース250。(番外編vol.680)

2014年11月28日 08時21分39秒 | Weblog
ロードレーサーを強く意識して作られた単気筒バイク、スズキ「グース250」ですよ。

まさに単気筒バイクの意識革命を起こした最初のオートバイです。

それまでの単気筒バイクは乗り味や雰囲気を重視したもがほとんどだったのですが、

この「グース」の登場でそのイメージが一新されます。

1991年にまず輸出用エンデューロレーサーであるスズキ・DR350のエンジンをベースに

「グース350」が販売され、翌年1992年にこの「グース250」が登場します。

「グース250」の良いところは何と言っても車検がないこと。

カスタムするにも350より思いっきりやることが出来ます。(笑)

「グース250」のエンジンは油冷式4スSOHC4バルブ単気筒で、

最高出力は30ps、今の250cc単気筒よりパワーはあります。

これは350同様、モトクロスバイクのDR250から流用されたものです。

足回りは当時の最新を取り入れており、「良く走りよく曲がる」がキャッチコピーとして、

使われていました。

実際、車体は2ストレプリカのように軽く、コンパクトな作りとなっていて、

とても扱いやすいものでした。

カフェレーサーにはまってるボクとしては、

ベース車としてとても良い素材に感じてしまいます。

SR400やGBクラブマンとは違う、

より今風のカフェバイクに仕上がりそうな気がするんですよね。

1999年まで生産されていましたが、今から買うとなると、当然、新車購入は不可能です。

中古市場を見ると安いもので20万円あたりからで、

程度の良いものになると50万円近い相場となっています。

決して多く売れたバイクではないので、球数は少なめ。

単気筒バイクでフルカスタムのカフェレーサーを作ることを前提として考えると、

個人的にはとても購入したい1台ですね。(笑)



スポーツスター・カフェレーサー。(番外編vol.679)

2014年11月27日 08時18分00秒 | Weblog
ハーレーダヴィットソンの「スポーツスター・シリーズ」を、

カフェレーサー風にカスタムした車両は海外を中心にたくさん存在してるのですが、

そのフレーム構造からか、なかなかヨーロッパ系のようなスタイルに持っていくのは

困難なようです。

実際、いろんな画像や動画をチェックしてみるのですが、

ボバー系やチョッパー系のカスタムに比べてどうもスタイルがイマイチです。

車体に対してエンジンの位置が悪かったり、

リアが低すぎてバランスが悪かったり、ボバーカフェ的な仕上がりになってるものが多く、

しっくりこないものばかりなんですよねぇ。

個人的に以前からずっとそれを感じています。

ビューエルからなら良い感じに仕上がってるものが多いので、

間違いなくフレーム形状に問題がある気がしますが、

まれに、そのフレームから作り直して仕上げてる車両もあって、

それに関してはなかなかな仕上がりになってたりしてます。

ごくごく少数ですけど…。

カフェレーサー・カスタムの世界はイギリス製や日本製をベースにしたものが圧倒的なのですが、

ハーレーダヴィットソンの「スポーツスター・シリーズ」で最高のものを作って欲しいんですよね。

ボクがイメージしてるのは、

ノートンやトライアンフのカフェレーサー・カスタムに近いスタイルです。

ボバー・カスタムにセパハン付けてるだけじゃ、全然ダメ。

どこか良いカスタムしてるところないですかねぇ。(笑)


KTM・RC390。(番外編vol.678)

2014年11月26日 08時24分58秒 | Weblog
さすがモトクロス・バイクのメーカーKTM、なんと単気筒のスーパースポーツがあります。

まだ販売開始されたばかりの「RC390」ですよ。

見た目は流行のソリッドデザインで、トレリスフレームを採用しています。

注目のエンジンは水冷式4スト単気筒DOHC4バルブで、

排気量は375cc、最高出力が44phです。

単気筒なのでエンジンがとてもスリムに作られてて、

車体も軽くカウル全体がかなり細いです。

それだけに取りまわしが楽そうで400ccクラスとしては扱いやすい感じですね。

同等クラスと比べ、走りに関してはそれほどでもないですが、

国産の中型コストパフォーマンス・バイクなどと比べると、

唐突感が凄く、フィーリングはリッターバイクに近いです。

ただし、あくまでスーパースポーツなので、並列エンジンとは違う、

独特の単気筒サウンドに関しては好き嫌いが出そうですけどね。

また、やや、前傾姿勢ながらも街乗りに適したバイクですし、

ツーリングにも充分使える優れもののようです。

KTMのフラッグシップにあたる「1190RC8R」と比較すると、

どうしてもチープ感はありますが、良い意味で流れをくんでる印象です。

新車価格は637,000円。

インドで生産してるのでそこからの輸入車になりますが価格は固定です。

カワサキのニンジャ400を買うか、それともこのKTM「RC390」を買うか。

まさにエンジンの好みが大きく関わってきそうですね!(笑)


ドゥカティ・スポーツ1000S。(番外編vol.677)

2014年11月25日 08時21分08秒 | Weblog
まんま、カフェレーサースタイルをしてるドゥカティ「スポーツ1000」。

まったくスタイルの違う何かから引用してカスタムすることを考えると、

簡単な改造で充分なカフェレーサー雰囲気を醸し出してくれるステキな1台です。

まさにカフェレーサー好きにはもってこいのバイクですが、

最初に登場した「スポーツ1000」に関しては2006年より1年間だけの生産となっています。

逆に、2007年から追加されるカタチで登場した「スポーツ1000S」は、

ロケットカウル装着で、2009年まで生産されていました。

エンジンは空冷式4ストL型2気筒2バルブで、乾式クラッチ付き。

排気量が992cc、最高出力は92hpでした。

タイヤは前後17インチでフロントは倒立フォーク、

リアはザックス製フルアジャスタブルモノショックアブソーバーを装備。

キャブはマレリ製電子制御燃料噴射で当時の新車価格はユーロ相場で約150万円。

特別なドゥカティと考えればそんなに高くなかったんですよね。

で、2006年はモトGPでドゥカティ大活躍の年だったこともあり、

そのためか、ドゥカティ購入者はスーパースポーツに特化した状態だったため、

正直「スポーツ1000S」は特別車両であったにも関わらずあまり売れませんでした。

しかし、最近になってその人気が突然高まり始め、

今では中古市場で、かなりの人気モデルとして見られています。

ただし、新車があまり売れてなかったこともあり、中古での球数は劇的に少ないです。

そのため、もし見つけてもかなり高額化してしまってますね。

最終モデルでも5年経っていますので、その状態が心配なところですが、

さすがドゥカティ、大切に乗られている車両が多く、

新車のような状態のものが多いようです。

見つければ、良好なものがほとんどなので中古購入でも心配はないです。

L型エンジンが嫌いじゃないカフェレーサー好きの人なら、

要チェックですよ!(笑)



元祖凄い!ホンダ・NR。(番外編vol.676)

2014年11月22日 11時19分06秒 | Weblog
昨日のカワサキH2からの流れですが、かつてもこんな凄いバイクがありました。

それは、ホンダ「NR」。

1992年に登場したモデルで、楕円ピストンが売りでした。

当時はまだバブル景気に湧いてて、ホンダとしてもバイクの象徴が欲しかったのか、

車で言うNSXのようなフラッグシップポジションを開発したという感じです。

エンジンは水冷式4スト4気筒V型DOHC8バルブで、排気量が747.7cc、

最高出力は77psありました。

当時で既にキャブレターはインジェクション式で、ホンダ得意の燃料噴射装置 (PGM-FI)が装備。

現在のHYPER-VTECに通じる可変式バルブタイミングを採用していました。

フレームはアルミ製バックボーンで倒立フォークにリアはプロアーム式。

細部のパーツにもふんだんにアルミ削りだしやカーボンを使っており、

最高級というにふさわしい出来映えのバイクでした。

当時の新車価格が520万円、国内販売だったので統一です。

さらに記録も欲しかったようで、

ロリス・カピロッシ選手によっていくつかの世界記録を樹立しています。

残念なのは、販売開始まで正式な金額が提示されていなかったため、

注文は殺到したのですが、あまりの高額さにキャンセルが相次いだと言われています。

実際300台の限定生産にも関わらず、かなり在庫を抱えてしまったようです。

実物を何度か見たことがありますが、

乗ったことはないので、どんなバイクだったのかハッキリは分かりません。(笑)

ただ、楕円ピストンに関しては、当時のWGPで成功を納めていることを考えると、

かなり良いものだったと言えそうです。

とにかく、全てが最高のバイクで今でも全く色あせて見えないあたりは、

さすがホンダと言えそうです。(笑)






凄い!カワサキ・Ninja H2。(番外編vol.675)

2014年11月21日 08時34分28秒 | Weblog
これまでの常識を完全に覆す、なんか凄いバイクが登場してますよ。

それは、カワサキ「Ninja H2」です。

レーサー仕様「Ninja H2R」の市販モデルで、超ハイパワー・バイクです。

1,000cc、4気筒エンジンにスーパーチャジャーが付いてて、

最高出力がなんと約300ps(エンジンのみ200ps+ST-210ps+α)もあります。

これまで200psをオーバーすれば凄いと言われてきましたが、

完全にそれを超越してますね。

海外のスーパーバイクに見られるような贅沢なパーツをふんだんに取り入ており、

さらに強力な剛性と、強度も誇っています。

隼やZZRとも比較にならないレベルで、

自動車で言うフェラーリやランボルギーニのような、まさにスーパーカーですね。

その搭載されてるエンジンは水冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで、

カワサキ自社製のスーパーチャージャーを搭載しています。

カワサキのmotoGPで使われた技術が満載で、ハイパワーにも耐えれる高性能エンジンです。

フィルインジェクションの6速MTと組み合わせれていて、

最高速だけでなく、コーナーリング性能もレーサー並のようです。

いやぁ、乗ってみたい!

見たことのない異次元の世界に連れていってくれそうです。(笑)

需要を求める傾向にある国産車ですが、さすがカワサキ。

ニンジャ250が大当たりして、潤ってるだけのことはあります。

価格はアメリカ輸出モデルで約290万円。

これが一番安く買えるようで、ユーロとなると約393万円、

イギリス仕様だと為替の関係で約400万円以上のようです。

今すぐ注文しても届くのが2015年の4月から5月と約半年待ち。

その昔、ホンダが「NR」ってスゲーの出しましたが、

それ以来の凄いバイクですね。(笑)



大型街乗り、ヤマハ・MT-07。(番外編vol.674)

2014年11月20日 08時26分02秒 | Weblog
昨日のヤマハ「MT-09」がツーリングモデルとすれば、

こちらのヤマハ「MT-07」は、

街乗りが出来る大型バイクというコンセプトで作られたものになります。

いわゆる最近人気の高いコストパフォーマンス・バイクで、

細部に渡り無駄や高額化しそうなものを排除しスリムに設計されたオートバイです。

90年代の4気筒400ccバイクと比較して、ちょうど同じくらいの感じになっていますね。

新車価格はABS付で759,520円、無しで699,840円(消費税込み)です。

また、コストパフォーマンス・バイクと言えども250ccや400ccモデルと比べ、

さすが大型バイクだけに、全然チープには見えません。

そこが良いですね。

エンジンは水冷式4スト2気筒DOHC4バルブで、排気量が689cc。

最高出力は73psで、フューエルインジェクションを搭載しています。

エンジン以外での「MT-09」との大きな違いはフレームがスチール製であることと、

フロントサスペンションが倒立でないことです。

ここもコストを考えた作りになってることが分かります。

しかし、運動性能は高いようで、細く軽い車体は高いコーナリング性能を誇っています。

作り込まれ仕上がりきったデザインなため、

カスタムバイクとしては不向きですが、ハイパフォーマンス・チューンは可能です。

マフラーやインジェクションの書き換え、強力なブレーキにフレーム補強で、

「MT-09」に負けない性能を得ることも可能です。

とにかく「MT-09」同様、人気が高いモデルなので、

今のニーズにうまく乗ったバイクと言えそうですね!


好評!ヤマハMT-09。(番外編vol.673)

2014年11月19日 08時30分24秒 | Weblog
いわゆるこれからのスタンダードとなりそうなヤマハ「MT-09」です。

V型エンジンを搭載した「MT-01」より始まった「MT」シリーズの900cc版です。

この「MT-09」は最近注目されてる3気筒エンジンを搭載してて、

大型ながらスリム&コンパクトで乗りやすく扱いやすいバイクとして好評のようです。

実際、間近で見るとそれがよく分かりますね。

搭載されてるエンジンは水冷式4スト3気筒DOHC4バルブで、排気量が846cc、

最高出力は110ps、フューエルインジェクション式です。

価格はABC付で899,640円、無しで849,960円(消費税込)となっています。

いわゆる今どきのコストパフォーマンス・バイクですが、

大型なので250cc、400ccほどの悲壮感はありません。(笑)

17リットル入るガソリンタンクはロングツーリングに適しており、

女性でもラクに乗れる大型バイクとして高い需要を持ってるようですね。

ボクは体系に合わない巨大な大型バイクは好きではないので、

この「MT-09」は、まぁまぁ嫌いではないです。

ただ、デザインに関しては完成されすぎて好みではないですけど。(笑)

なんせ世間ではかなり好評のようで、よく売れてるようです。

大型バイク人口が高まる中、入門用としてもってこいなんでしょうね。

今後、この手のバイクが主流となっていきそうですし、

カスタムの世界でも「MT-09」のようなバイクをどうするか、

新しい何かが生まれてくる予感がしますね。


懐かしかった!CBR250FOUR。(番外編vol.672)

2014年11月18日 08時47分24秒 | Weblog
ウチの近所に住んでる幼なじみがどこから拾ってきたのか、

いつの頃からか、ホンダ「CBR250FOUR」に乗り始めてます。

かなりボロボロなのですが、エンジンと足回りだけ自分で整備して、

通勤用に乗ってるらしいです。

ボクと同級生なので40代(独身)のおじさんです。(笑)

現役で彼の親父さんがトラック会社を経営してるので、

ボクの知らないうちに、そこの倉庫でコツコツ治してたらしいです。

先週のことですが、何ヶ月ぶりかに会ってそのバイクを見ました。

近所とは言え、なかなか会わないですからねぇ。

彼いわくボクがバイクに乗ってるのを見て触発されたと言ってましたが、

彼は中型までしか免許を持ってないので、

安く250ccあたりを買おうかと思ってたらその「CBR250FOUR」を発見したらしいです。

まぁ、見るからに懐かしいバイクで学生時代を思い出します。

この「CBR250FOUR」の登場は、1986年からで、

ヤマハFZ250フェーザーの対抗馬として導入されたバイクでした。

スタイルは完璧なレーサーレプリカではありませんが、

そこそこの性能を誇っており、エンジンは水冷式4スト4気筒DOHC2バルブを搭載。

最高出力は当時最高の45psでホーネットまで使われた超高回転型エンジンです。

フロントはダブルディスクでアルミフレームを採用し、

確か当時の新車価格が約55万円だったと思います。

オークションを利用してパーツを購入し、いずれピカピカにしたいとのこと。

う〜ン、いいですねぇ!

久しぶりにじっくり見ましたがホンダらしい作りで、

「CBR250FOUR」これはこれで楽しくつき合えそうな良いバイクだと思いました。