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The Wild One。(番外編vol.445)

2014年01月31日 10時00分53秒 | Weblog
53年にアメリカで公開された映画「The Wild One(乱暴者)」ですよ。

映画としては、始めてバイカー(暴走族)を題材にしたもので、

以降この映画の影響でバイク集団、ヘルズ・エンジェルズの結成につながっていきます。

主人公のジョニー・ステイブラー扮するマーロン・ブランドが乗ったバイクは、

50年式のトライアンフ 6T Springhubで、650cc2気筒エンジンを搭載したモデルです。

映像や写真を見るかぎり、ほぼ無改造のモノですね。

この「The Wild One(乱暴者)」は、

元々、47年にライフ誌に掲載された「The Cyclists' Raid」という小説をベースに作られており、

低予算の映画ということで登場するシーンは、ほとんどスタジオで撮影されています。

なものだから、役者を写しながらのバイクシーンは合成ばかりで、

モノクロ映像ながら、とても違和感があります。(笑)

また、この時代のアメリカ製のバイクと言えば、

ハーレーダヴィットソンやインディアンなどが上げられますが、

当時のアメリカ製のバイク性能はイギルス製のトライアンフなどと比較すると、

劣っていたため、主人公にはハーレーでなくこのトライアンフ 6T Springhubを

採用したと考えられます。

もちろん仲間や敵対する相手チームにはハーレーやインディアンに乗ってる人も

登場してますけどね。

ただし、サイドバルブ系のレトロなものばかり。

今、見れば手に入らないようなお宝バイクが続々と登場していますが、

当時はただの性能の悪いバイクとなっていたんでしょうね。(笑)

集団バイカーを誕生させた映画として、今ではかなり貴重な映画として、

取りあげられています!






ヘルライド。(番外編vol.444)

2014年01月30日 09時21分28秒 | Weblog
08年に公開されたアメリカ映画「ヘルライド」に登場するバイク達ですよ。

劇中ではハーレーダヴィットソンに今は無きインディアンが使われています。

お話は70年代から続くバイカーチームの抗争を描いており、

殺された仲間の敵討ちというものです。

いわゆるアウトローモノで、主人公たちのライフスタイルが無茶苦茶です。(笑)

でも、カスタムされた彼らの愛車はどれもカッコイイんですよね。

具体的にはよく分かりませんが、

ベースは比較的新しいエボあたりじゃないかと思われます。

他にもBMWのサイドカーや40年代~50年代あたりの、

インディアンが使われています。

酒に女、ケンカに麻薬とお約束の流れですが、

何故か憧れてしまってる自分がいるんですよね。

お揃いのチームジャケットを着てハイウェイを集団で走るあの感じ…。

たまらないです。(笑)

役者はそんなに有名な人はいませんが、

友情出演的に出てるデニス・ホッパーがまた良かったりします。

考えてみればこの手のアウトロー映画って最近は少ないですが、

昔から好きでしたね!


ハーレーダビッドソン&マルボロマン。(番外編vol.443)

2014年01月29日 08時55分21秒 | Weblog
1991年に公開されたアメリカ映画「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」で、

主人公のミッキー・ロークことハーレーダビッドソンが乗ったハーレーですよ。

いわゆるソフティル系のハーレーをカスタムしたものですが、

これが日本の90年代を象徴するアメリカンブームの火付け役になります。

これによりショートチョッパーにアルミ地タンク、リアフェンダーレス風が大流行。

正直、ボクも憧れてました。(笑)

映画自体はいわゆるB級レベルのものでしたが、

ハーレーダビッドソンだけは大きな影響力を与えてくれましたね。

多分、国内でのバイクカスタム自体の火付け役にもなった気がします。

このアメリカンブームにのっかってハーレーカスタムだけでなく、

国産アメリカンもハーレーダビッドソン仕様が出回りましたし、

シティーバイカー系カスタムの前身にもなった気がします。

で、映画の中のハーレーダビッドソンに戻りますが、

ベースは1989年式のFXR。

「Black Death 3」というネームが付けられておりミッキー・ロークの本当の愛車です。

ネームの中の「3」は3番目という意味で、1.2に関して盗難にあったとされています。

だから映画に使われたものは3番目のハーレーと言うことになります。

ミッキー・ローク自身も愛車を使うならということで、

出演を承諾したと言われています。

とにかく、日本での影響力の強かった1台ですね!


映画:大脱走で使用されたバイク。(番外編vol.442)

2014年01月28日 08時56分51秒 | Weblog
1963年に公開された往年の名作「大脱走」で使用されたバイクです。

車種は「トライアンフ・TR6・トロフィ」でTR5トロフィーのパワーアップバージョン車です。

エンジンは空冷式2気筒で排気量は649cc、

アメリカのデザートレース「ビッグベアラン」でよく使われていたことから、

起用されたんではないかと言われています。

本来、映画設定は第二次世界大戦中のナチス捕虜収容所。

このバイクが生まれる20年以上前の設定ですが、

そこは映画ということで…。(笑)

とにかくスティーブ・マックイーンが収容所内を乗りまわるシーンは有名ですよね。

軍用に改造された「トライアンフ・TR6・トロフィ」は本来ロードバイクなのですが、

映画用にタイヤはブロックモノに交換されていて、

アクロを走破する仕様になっていました。

それがまた、クラッシック感を醸し出して良いんですよね。

自在に乗りこなすスティーブ・マックイーンが際立っていました。

彼にとっても代表作となるこの映画で、

車やオートバイが好きだった本人を彷彿させていれます。

世界的にもトライアンフ最強時代の「TR6・トロフィ」、

いいですね!


土人バンド・ノブヤくん。

2014年01月27日 08時57分56秒 | Weblog
今朝、悲しいお知らせが入ってきました。

高校の頃から知っている音楽仲間で地元では超有名な「土人バンド」のノブヤくんが、

昨夜お亡くなりになりました。

享年48歳。

死因ははっきりしませんが、どうも突然死のようです。

彼は昔からブルースギターに関してかなりの才能を持っており、

始めて知った高校生の頃には既に社会人プレイヤーも含め、

他を圧倒するギター技術を誇っていました。

高校を卒業後はプロを目指して東京に上京。

インディーズながら素晴らしいプレイを披露していたようです。

ボク個人も何度か地元にツアーで来た時、ライブを観ましたが、

それはもう完全にプロの領域でしたね。

30年間の東京暮らしの末、最近、事情があって地元に戻ってこられ、

ボクもメンバーである「はくちボーイズカンパニー」のライブで、

久しぶりの再会を果たし、

これからもっと親しくなれるチャンスだと喜んでいた矢先のことでした。

とても残念です。

始めてボクから声を掛けた高校2年生の文化祭で、

ギタースケールのノウハウを教わったことが今も思い出されてなりません。

ボクにとっては最初から、どこか雲の上のような存在でした。

ご冥福をお祈りします。




イージー・ライダー キャプテン・アメリカ。(番外編vol.441)

2014年01月25日 09時31分43秒 | Weblog
ハーレーファンなら誰でも知ってる映画「イージー・ライダー」で主人公の

ピーター・フォンダ分するワイアットが乗った「キャプテン・アメリカ」ですよ。

アメリカ国旗をモチーフにしたカラーリングと、

70年代を象徴するロングチョッパーが特徴です。

ベースになってるのは1965年式のハーレーで、

エンジンは当時ものの1200ccパンヘットです。

フロントブレーキが装着されておらず、リアはリジットでサスペンションなし。

この仕様のまま、日本で乗れば1日で事故を起こせますね。(笑)

この「キャプテン・アメリカ」は当時のハーレーカスタムの象徴であり基本でした。

多くのバイカーに同じような仕様で乗られ、一大ブームを起こしています。

また、この手のチョッパーと言われるバイクはアメリカ特有のもので、

ヨーロッパにはない独特のカスタムです。

広い道路に、長く続くハイウェイが当たり前の大陸アメリカだからこそ、

こういったスタイルが流行ったんですね。

無駄な部品を削ぎ落とし、ゆったりと乗れるポジションを確保、

やや後かがみに乗れるあたりがポイントです。

ただし、長いフロントフォークは旋回性が悪くハンドルを切るように曲がらないと、

思った方向に向かってくれません。

車高も全体的に低くなってるので、相当曲がりにくいです。

とにかく長い直線をひたすら走ることが前提で乗るバイクですね!




マッドマックス・グース仕様。(番外編vol.440)

2014年01月24日 08時55分26秒 | Weblog
1979年に公開された「マッドマックス」で使用されたオートバイは、

そのほとんどがカワサキのZ1000です。

その中でも一番印象に残っているのは警察官のグースが乗ったZ1000。

ポリス仕様のフルカウルですが、今でもかなりフリークに愛されています。

それを復元したというか、モチーフにして作られたバイクが、

ホワイトハウスで制作された「マッドマックス・MFP-グース仕様」です。

ただし、ベースになっているのはZ1000ではなく、

カワサキのZRX1200とゼファー1100、そしてスズキGSX1400の3台。

スタイルはかなり近いものになっていますが、

塗装は実物と違いすべてブラックで統一されています。

受注で販売もされていて、ベース車があれば予算は約100万円から120万円。

超「マッドマックス」フリークのバイカーだったら、

この予算で「マッドマックス・MFP-グース仕様」に愛車をカスタム出来ます。

ちなみにですが、

「マッドマックス」で登場する悪役のボス、トゥーカッターの乗っていたZ1000も、

実はグース仕様と同じカウルやシングルシートが装着されていました。

当時、オーストラリアの低予算映画だったことがここでも分かりますね!(笑)



MaceTechインダストリーズ。(番外編vol.439)

2014年01月23日 08時56分43秒 | Weblog
フロリダにある小さな航空機会社の整備士をしてるメイスさんが運営している、

小さな小さなカスタム・ガレージショップ「MaceTechインダストリーズ」です。

見るからに手作り感満載の出来映えで、

多少、王道から離れたカスタムをしています。

基本はカフェレーサーを作っているのですが、他ではあまり見ないデザインなんですよね。

作業は夫婦で行っており、オーダーのみの逸品ものばかりです。

特にパーツを販売したりオリジナルグッズを販売してもいません。

まさにこのスタイルはボク的に興味深いです。

本業を持ちながら趣味の領域でバイクに関わっているんですよね。

作業場も自宅のガレージで行っていますし、

大がかりな工作機械や塗装ブースを持ってる訳でもありません。

なんか、これだったら自分でも出来るんじゃないかって、

そんな錯覚にも捕らわれてしまいます。

まぁ、実際は技術がなければ出来ない話なんですけどね。(笑)

ベースに使われるバイクは大型排気量のシングルやツイン系で、

中には4ストのモトクロスをベースにもしているようです。

とにかく発想が独特なんですよね。


ツインライン・モータサイクル。(番外編vol.438)

2014年01月22日 09時21分40秒 | Weblog
アメリカのカスタムショップ「ツインライン・モータサイクル」ですよ。

ワシントン州シアトルにあり、

いわゆるカレージショップでハンドメイドのオーダー専門店です。

主に60年代風カフェレーサーカスタムを得意としており、

小型排気量から大型排気量まで様々なタイプをカスタムしてます。

特にボクが気になってるバイクは、

ベースがCB550でエンジンはカワサキニンジャ500からスワップした、

「ソーン」というカフェバイクです。

これは非力なCBに高回転型のニンジャエンジンを搭載し、

より軽量でスタンダードにまとめたマシンで、

実際レース場で走らせてその速さを実証しているんですよね。

また、フレーム加工やマフラー加工など、

細部に渡り既製品を使わず自社で制作しています。

無骨な作りが特徴ですが、しっかりした技術者が揃った面白いショップです。

パーツ製作別にスタッフが専門で取り組んでおり、

数人で1台を仕上げるといった方式をとっているのですが、

メンバーはそれぞれ個性的な人たちばかりです。

自分もこの中の一員になりたいです。(笑)




クラシファイド・モト。(番外編vol.437)

2014年01月21日 09時13分41秒 | Weblog
アメリカのカフェレーサー・カスタムショップ「クラシファイドモト」ですよ。

手作り感満載の仕上がりが特徴のカスタムです。

特に古いバイクをベースに新しい足回りやメーターを搭載したものが多く、

エンジンに関しては大幅に改良したりはしていません。

また、ロングホイールベースとシート周りは、

かなりスッキリしたタイプが多く、ナンバープレートは左右に移動させています。

また、ショップというよりガレージと言った方が正しいかもしれないですね。

とても小さなガレージで作業しています。

アメリカで放映されている「カフェレーサー」という番組でも取り上げられており、

最近では、有名女優さんのために1台制作しています。

ベースは80年代のバイクでホンダのXL600R。

これ、完全にモトクロス系のバイクですが、フレーム加工から足回り、

タンクやシートまですべてハンドメイドで制作されています。

かなりカッコ良いです。(笑)

また、あえて塗装をしなかったり、

磨いただけのパーツや、溶接した感じがそのまま処理されていなかったり、

無骨感がレトロで良い感じです。

「クラシファイドモト」は、技術と工具があれば自分でも作れるような、

そんなバイクが多いですね。