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ランチア・ラリー037。

2011年07月20日 09時54分34秒 | Weblog
ボクら世代で言うランチアと言えばラリーカーってイメージが強いですが、

この「ランチア・ラリー037」はまさにラリーに出場するために作られたクルマでした。

アバルトが設計し、フィアットグループがランチアとしてWRCに投入したラリーカーです。

とは言っても市販車をベースにされたクルマが出場条件のラリーなだけに、

一応、150台の市販車が存在します。

でも多分ですが現存してるものはもっと少ないでしょうね。

この「ランチア・ラリー037」が始めてWRCに出場したのは82年のこと。

当時、アウディーからクアトロというフルタイム4WDを投入し、

それまでの2WDの時代が終わろうとした頃のことです。

「ランチア・ラリー037」は直列4気筒のDOHCスーパーチャージャー付きで、

排気量は2.100ccの馬力は325ps、ラリーカーで言うグループBになります。

当時はターボ車が主流でしたが、

高過給ターボエンジンの急激に立ち上がるトルク特性は、

この「ランチア・ラリー037」には不向きということで、

スーパーチャージャーを採用したようです。

ボクは何故かこの「ランチア・ラリー037」のデザインに興味をひかれるんですよね。

もちろん、有名なストラトスもステキですが、

「ランチア・ラリー037」にそそられるんですよね。

市販車がほとんど存在してないので、

まず乗ることはないでしょうが、せめて一度は実物を見てみたいものです。

ずっと昔から気になるクルマだったんですよね。