旅する小林亜星

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潮騒

2010-07-12 22:01:56 | 青春生き残りゲーム
望月を偲ぶ会」が開催されるというので
生前は彼に会いにいこうとしなかった罪悪感をちらつかせつつ

きっと彼はしみじみするより
みんなでガハハ笑いしたほうが嬉しいだろうと信じて参加することにした。

偲ぶ会の前日にみんなで見せっこするようの思い出の写真を探したけれど
思いの外、当事者の彼は写ってなかった。

あれれ?

では思い出は文章の中に、と思い直し
10冊ほどある日記を引っ張りだして彼と絡んだ思い出を探してみた。

2007年12月13日。

「13日はモッチーとワセダにUBFのパンフとりにいった。
 学ショクタベテ、プリクラした。
 ソノアト高トウブの練習に行った。

 森とハネとごはんたべにいった。 
 ハネのいうことはまちがってないかもしれないけれどやさしさが足りないと思った。

 カオか性格がワルイ奴にはほれないそうだ。
 ハネは両方にジシンがあるかもしれないけれど、私には両方にジシンないから。
 
 森は門ダイ外。

 モッチーとゲーセンにいった。
 よせばいいのにオモサンのイルミネーション見にいった。
 モッチーは子供っぽいけどいいやつ、というかやさしい。」

1997年12月20日‏。

「モッチーとUBFのミックスにでた。
 結果は28組中4位。

 まぁまぁだったけど試合内容はいまいち。
 サイゴの3ケツはファイナルセッティングだった。
 私ってだめだなぁ。

 もっちーはすごくよくしてくれた。心から礼をいいたい。」

1998年2月19~25日。‏

「大心苑で合宿。
 
 モッチーは私のことが好きなのだろうか、つぶれてる時にそんなことを言われた。
 さみしいだけなのだろうか。

 ちゅーしてもいいよ、と言われて、
 酔ってたからちゅーぐらいしてもいいかな、
 したいなぁと思ったけど、いけないと思ったからしなかった。

 最終日にもそんなことがあってその時はちゅーしちゃおうかと思ったけど、
 度胸がなかったらしくやめよう、と言われた。」

1998年4月4日‏。

「るみともっちーと厚キャンにいった。
 なつかしかった。もっちーを近くにかんじる。
 好きなのかもしれない。肩をだかれてどきどきした。
 好きなのかもしれない。手が触れてドキドキする。」

1998年4月13日‏。

「モチヅキに完全にもてあそばれてる。
 彼にははまらないよう当分Pメールはひかえよう。」

1998年4月25日‏。

「きのうは新カンコンパだった。

 かなりのんでつぶれてまたモチヅキにかいほうしてもらった。
 二次会にいきそびれさせちゃって悪いことした。
 マックでゲロってねにはいっちゃって、ずっとそばにいてくれた。

 なんか彼もよっていてとおまわしにキスしよう、
 とかHしようみたいなこと言ってたけどあれはいつものなんだろう。
 のうとちえがかなり仲良くてさみしいからなのかもしれない。」

あれれ。
なんだかあたしのイタイ記述しか見あたらず。

そういえば大学の集まりに参加するとあたしはいつも
自分の居場所がなかったことを見せつけられるので

会場に入った途端
あたしの劣等感が後ろからついてこれないくらいのマシンガントークで
いろんなひとと話すことにした。

苦楽4年間を共有したはずの、同じ代の女子3人が
あたし抜きで会場に待ち合わせてしてやってきたのを発見してしまい

冒頭でテンションがガン下がりになりつつも
これあとで、ルミに愚痴ろうと思い直してマシンガントーク再開。

気がついたら、すごく楽しかった。

2次会の最後に、10年前には相手にもされなかった3つ下の代の男子に

「てか、きれいになりましたよね???」

と言われ

冗談でもそういうことを言われ慣れてないので

「よく言われるー」と言ってにやにやした。

「お世辞ですけどね」と返されて恥ずかしくなった。

キャラじゃないんだってば。

そんな偲ぶ会。
思いは通じただろか。
コメント (2)
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