旅する小林亜星

小林亜星情報満載

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2009-08-02 16:31:28 | エ(ア)ロダンサー
NZから帰国して今日で2ヶ月。

エ(ア)ロ界では帰国して一番最初に会いに行きたかった、
あたしの恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターに

今朝やっと会いに行ってきた。

雅子はあれだけしつこく誘ってしまったあとに

NZに到着後、2日でハガキを送るという恥ずかしい過去があった上に

彼女に頻繁に会ってたころには締まってたらしいあたしの筋肉が
今ではブヨブヨになってるという自意識過剰な足枷ゆえに

足が遠のいてた。

すっかり夜型になってしまった体内時計をずらして
雨にも負けず

なんとかたどり着いた。

あたしの太さがあんまり彼女の眼につかないよに
真ん中の一番後ろでこそこそしてると

後ろにターンしてステップする箇所があって

見本を見せるために後ろまでやってきた彼女が
あたしの横をすり抜けた瞬間

マイクをつけたまま

「おひさしぶりで~す」と言ったので

照れ笑いしてしまった。

なんだか特別扱いされた気がして
嬉しくなってしまった。

彼女の右ほほを眺めながら
後ろ向きのパートだけは間違えられないと思った。

そのあとはもう目も合わせられずに
恥ずかしくて挨拶もせずに帰ってきてしまった。

彼女の筋肉は相変わらず隆々で
彼女のエ(ア)ロは一種の作品だと思った。

眠い朝に身体を引きずって行っても
いつの間にか大股を開いて空を飛ぶくらいテンションが上がってる。
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こんな夜にはこんな読書「ラッシュライフ」

2009-08-02 15:37:07 | こんな夜にはこんな読書
大江戸線に乗って待ち合わせ場所に向かう。

衝動買いした伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」に没頭したあまり
新宿西口駅で降りるのを忘れそになる。

2次会の焼き肉で面倒くさい席替えのあと
たまたま隣の席になった松田翔太崩れは

来年の2月に会社を辞めて
小説家になると言っていた。

「何系書くの?」と羨ましそに聞いたら

「純文学」とのこと。

おもしろくなってテーマを聞いてみると

彼は「解放」と言っていた。

いろいろ説明してくれたけれど
よくわからなかった。

「今、何読んでるの?」と聞かれて

伊坂さんとは言いたくなかったので
もごもご濁した。

彼は花村萬月の「ぢん・ぢん・ぢん」の下巻を見せてきた。

花村萬月と伊坂幸太郎を比べちゃいけないけど
ちょっとほっとした。

ということで今朝の悪夢から目覚めたあと
伊坂本の続きを読んでみた。

心にひっかかった言葉。

「世の中にはルートばかりが溢れている、とね。そう言ったよ。
 人生という道には、標識と地図ばかりがあるのだ、と。
 道をはずれるための道まである。
 森に入っても標識は立っている。
 自分を見詰め直すために旅に出るのであれば、そのための本だってある。
 浮浪者になるためのルートだって用意されている」

話の構成自体がエッシャーのだまし絵になっていて
時系列がぐわんぐわんになっていて

最高におもしろかった。
伊坂本の中では2番目に大好きだ。

最後のオチはなんとなく読めたけれど
想像通りで泣けた。

伊坂本は感情移入するよに仕向けられた登場人物が
必ず読者の望む結果にはならないから

感情移入することに憶病になるけれど
それでもなんとなく勧善懲悪的な結末にいつもほっとする。

「ぢん」と来た。
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2009-08-02 04:03:36 | 恋のうた
土曜日13時から21時まで新宿で遊び呆けて

家に帰ると

読み始めた本を眠くなるまで読むのは
あまりの贅沢な気がした。

青い眼をした、かわいいかわいいカレシに会えるのは
日曜日の夜だし

と思ってた割には

けっこう疲れてたらしく
22時には眠ってしまった。

青い眼をした、かわいいかわいいカレシにとうとう会えるという気持ちが
あまりにも強すぎて裏返って

すでに日本にやってきた彼には会えたものの

彼の日本での新しい生活が始まる1日目に
死んでしまうという、とんでもない夢を見る。

彼を失ったあたしは
なぜかウォークラリーの最中で絶望の淵をさまよい歩く。

彼なしでどう生きてけばいいのだろう、と思う。

そうだ、カレシママに電話しなくちゃ、と思う。
でも一体なんて伝えればいいのだろう。

最近受けたTOEICの結果が

「TOEICなんかに
 あたしの英語スキルは測れないと結論づけた。」くせに気になってたのか

もう何年も会ってない高校の同級生が
985点というものすごい点数を取ってるというシーンまで見る。

半ば呼吸困難で目覚めると
携帯のデジタルは「03:41」という無機質な時刻を投げてよこす。

その悪夢が現実ではなかったことを数秒経ってから認識して
身体を「く」の字にしてほっとする。

することもないので居間に起きだしてみると

「もしかして飛行機が墜落してたらどうしよう」と

まだ悪夢から抜け出せずに
急いでテレビをつける。

無意味な通販番組がやってて安心する。

そういえば彼はまだ飛行機に搭乗してなかった。

今度彼に会うことがあれば
もう離れ離れになるのは二度とごめんと言ってみようと思う。
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