旅する小林亜星

小林亜星情報満載

疎通

2008-07-13 20:14:48 | 青春生き残りゲーム
いっしょにバドミントンしてる、かわいい中国系マレーシアンの、
フラットメイトのベトナム人の子が働いてる会社で

超退屈な仕事をするひとを探してるというので
彼女にコンタクトしてみた。

今のあたしにはどんな仕事の経験だって必要なのだ。

履歴書1通送るのも
面接のアポを取るのも
企業を訪問するのだって

いちいち、どきどきできる。

「明日、CVを持って9~10時の間にMGRのポーラを訪ねて」

と言われたので

「アポ取らなくていいの?」と確認したら
不要とのことだったので

急いで黒いパンツをカレシから借りて
次の日シティまで行ってみる。

9時半。
ベストな時間か。

彼女の会社はシティのど真ん中にあって
受付に行くと年増の受付嬢がでっぷりと座ってた。

「ポーラに会いたいんだけど」と言うと

「アポは取ったの?」と受付嬢がにっこり言った。

「アポは取らなくていいと言われたの。」と言うと

受付嬢がさっくりポーラを呼び出してくれた。

数分後、几帳面そなポーラらしきひとが慌てて出てきたので

自己紹介をして
アポを取ってないことを詫びかけたところで、

ポーラらしきひとは無愛想になんか言って
そのままエレベーターの下降ボタンを押して去った。

その間、10秒ほど。

しばらく経ってから、あたしは追い返されたのだと理解して

でっぷり受付嬢に

「あ、あたしどうしたらいいかしら?」とすがり付いてみると

「あなたの友達のベトナム人に話すしかないんじゃない?」と苦笑された。

あたしとベトナム人の子の間にか、
ベトナム人の子とポーラの間にか、

コミュニケーション不足による理解の隔たりがある、と感じた。

ま、アポなしで追い返されるのも
経験といえば経験なわけで。

いやはや。
コメント
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