旅する小林亜星

小林亜星情報満載

By the way, I miss you.

2005-12-12 22:22:32 | 流れ星
ヨーロッパからエンジニアが出張。

5日間いっしょに缶詰。

まだあどけない、
小太りの23歳。

少年のよなほっぺ。
後ろから甘噛みしたくなるよなうなじ。

見た目とは裏腹に
18歳からISPで磨いたという技術力は
キラリと光る。

シャイに見えたのに
日ごとに関係が溶けていく。

彼の話す言葉が
英語だと感じなくなる。

最終日、
プレゼンまであと30分。

行き詰まったあたしたちに
彼は「ブレイクしよう」と思いきる。

地下のスタバに3人並んで座る。
おごってくれたクレームブリュレ。

通りがかったミニスカートの女性の後姿、
ニヤリとする。

緊張すると早口になる。
行き詰まると爪を噛む。
上唇の上にできる凹み。

一瞬近づいて
また遠くになる。

もぅ会えない、
スィーユー。
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そんな人生経験

2005-12-12 00:08:04 | 青春生き残りゲーム
高校は小岩にあった。
通学路に廃れたピンク映画館。
成人映画という言葉にもやもやした。

4年間通ってた飯田橋のギンレイホールの横に
飯田橋くらら劇場という成人映画館があるのを
何となく知っていた。

法政大学を卒業した知り合いが
後学のために
その劇場を訪れたときのことを話してくれた。

上映後、トイレに駆け込む観客・・・

谷ナオミの存在を知ってから
ポルノ映画というものが身近に感じられた。
臨場感を肌で感じたいと思った。

今日、彼氏を伴い
足を踏み入れた、
そのピンク色の世界。

19時以降は600円均一だって!とはしゃいでると
受付のおじさんに

「女のひとは遠慮してもらってるんだよね・・・
 こいう映画だから、中がおかしくなっちゃうんだよ。」

入口に
女装の方、ご遠慮くださいとは書いてあったが
女性の方、ご遠慮くださいとは書いてなかった。

彼氏は
あのおじさんが入場を断ってくれたことを
感謝しなくてはいけないという。
俺も君を連れていくなんてどうかしてたよ、と。

そんな性欲と精液と鬱憤と大衆が
ぷんぷん匂う場所に行ってみたかった。

人間が一番人間らしくいれる場所かもしれない。

一番後ろの席は
言わずと知れたゲイ席らしい。
コメント (2)
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