旅する小林亜星

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恋愛マニアと対決

2005-10-19 22:34:10 | ハイファイ・ローファイ
恋愛マニアを試食を書いたあと
恋愛マニアの出張が伸びて
再び面接の時間を調整してくれた。

場所は品川。

恋愛マニアは
おっさんだと勝手に想像していたが
やってきたのは脂ののった、
兄さんくらいの男だった。

物腰が柔らかいというのが第一印象。
初めて会った女のこが警戒心を解除するのが
理解できる。

ほっけに添えてあったレモンをネタに
「おっぱいにレモンかけて舐めたりするの好き」
とさらっと言ってのけたりする。

過激な発言はどこまでがリアルなのか
判断しかねて
せっかくのトスされたボケをスルーしてしまう。

自分の感性だけを商売道具に生きているだけあって
どんな話も風船のよにぐんぐん膨らましていく。

「恋愛マニア」というブログの一面では
敢えて道化師を演じているようだ。

興味を持ってることが多方面に渡り
もうひとつブログを書かせれば
ネタの宝庫だろう。

女のこが食いつくネタをよくわかっていて
それをネタのよに見せず提示する。

で、肝心の対局はといえば、
紀宮なあたしなんかに対局を提案してくれた。

それだけであたしにはもう充分で
丁重にお断りした。

恋愛マニアとの対局にはすごく興味があって
それに応じるのは簡単で
そうなってみたい、
そうしたいと切に思った。

新しい世界に足を踏み入れる勇気が
なかったわけではなく、
据え膳が目の前に横たわっていて
それを敢えて食わぬのは
究極の快楽だ。

あたしはお手ごろな快楽より
究極の蠱惑的快楽を選択した。

恋愛マニアは最後まで紳士で
無理強いすることは全くなく
数メートル先にあるホテルに
入ることへの抵抗感をものの見事に無くす
言葉の技師だった。

楽しい夜をありがとう。
コメント (3)
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生・姜尚中

2005-10-19 21:39:16 | 大宮サンセット
コーセーアンニュアージュトーク
「雅 -miyavi- VS姜尚中」を見に行った。

会場は雅のファンと姜尚中のファンで
完全に年齢層が二分化していた。

初めて見た生の姜尚中は
見たことのあるジャケットにジーパンを履いて
質素で優しい出で立ち。

が、しかし
トークは雅という男の話を
姜尚中が聞き手になるという形式。

自分の考え方は前向きだとか
自分の才能を誰もが賞賛してくれるとか
雅は自信に満ち溢れていて
自分の話ばかり。

姜尚中はうまく会話を操縦していたが
彼が一番魅力的なのは
討論する対象があって
自分の考えを冷静に論理的に
囁くよに話すときだ。

雅は魅力的なひとなのかもしれないが
姜尚中の魅力を引き出せる器は
まだ持ち合わせていないと思う。

年をとるにつれて
姜尚中のよな静かな情熱を内に秘めた
魅力を黙ってても滲み出せるよなおばさんになろう。
コメント (2)
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