eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

早朝より定期点検実施する

2017年10月16日 | eつれづれ

PAS開放後、断路器(DS)1次側は検電器で無電圧確認、そのまま引っかけておく。
(実際の無電圧確認等はPAS本体ターゲット切り矢印、電力計量器の停電マーク及び高圧受電盤の電圧計、低圧電圧計、変圧器ブーン音無し)
今回は真空遮断器1.2次側に短絡接地取付。
断路器(DS)1次側に短絡接地取付は本来の目的、人命感電保護とはならず意味無し...。

設備破損など保険等、金出せば修復可能だが他人の命は金には換えられないゾ。
応援等、出向いた時は電気主任技術者が触るまで騒がない事、余計なことをしない、自分でも検電器で印加電圧確認する事...信用しないのが一番、これは鉄則。

動力変圧器内部点検。

電灯変圧器内部点検。

電灯変圧器内部点検。

過電流継電器試験。
(株)双興電機製作所OCR-40LTRV使用。
電源は9Aホンダのインバータ発電機で瞬時動作試験まで事足りる。

計算値は0.304秒(400%試験)。

瞬時動作試験。

キュービクル一括高圧絶縁抵抗測定。
ヒオキIR4052-11 5レンジデジタル絶縁抵抗計 50~1000V.DC使用。
次の測定するまで数値がホールドしているので写真撮影時は便利だ。