心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

情がある作品

2011-06-20 | 書の話

    金文「厚多」(半紙)

 

 

羊毛の長鋒は、思いがけない線を生んでくれるのでして。

 

筆の弾力を確かめながら、味わいながら、沈めたり浮かしたり。

紙をえぐったり、くすぐったりしながらじっくりと書く。

 

じっくり書くというのは、心に描くものがあるということで。

そしてじっくり書くと、それだけ情も湧くというもので。

 

情がない作品は、ただのお習字。

情がある作品が書きたいなぁ 


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (大福うさぎ)
2011-06-21 21:39:12
沙於里さんの作品から充分すぎる情を感じますよ!
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Unknown (ichii)
2011-06-21 23:54:59
沙於里さんの作品は、素朴な飾り気ない表情がスーッと心の中に入ってきます。
この作品も「厚」のタレが面白いです。
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大福うさぎさん (沙於里)
2011-06-22 00:06:29
書はいろんなことを教えてくれますよね。
書を学ぶということは、そういうことなのか、とここ数日、改めて感じています
うれしいおことば、ありがとうございます
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ichiiさん (沙於里)
2011-06-22 00:16:43
すーっと浮かぶ時と、何枚書いてもつまらない日と。
やっぱりまずは健全な肉体は大事ですね
「厚」のタレはど真ん中に区切りすぎたかな・・と思ったのですが、自分では割としっくりきてます
いつもありがとうございます♪
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Unknown (大五郎)
2011-06-22 12:36:51
知・情・意、このどれかが抜けたものは、いけんですねぇ~。
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大五郎先生 (沙於里)
2011-06-22 23:03:54
書を学ぶとは、そういうことなんですね~
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